自民党の世耕弘成幹事長代理は13日の記者会見で、国会開会式に出席された天皇陛下を国会議員がお迎えするときに、携帯電話で写真撮影していた与党議員がいたことを明らかにした。会見で実名は明らかにしなかったが、自民党関係者によると、写真撮影していたのは民主党会派の無所属の参院議員。民主党によると、本人は否定しているという。自民党は参院議院運営委員会で追及していく方針。
世耕氏は会見で「(国会の)車寄せに陛下の車が到着した段階で、写メールを撮っている議員が現認されている。議運委で問題として指摘したい」と述べた。
震災で避難した人たちを訪問したバ菅は、「もう帰るのか。何も言っていかないのか」と詰られた。両陛下が訪問された時に避難している人たちがどんな態度をとるかちょっと興味を持って見ていたが、やはり誰もが床に膝をついて深々と頭を下げていた。
一方は強大な権限を持った行政府の最高責任者、陛下は何らの権限を持たない国家元首、しかし、避難している人たちの対応には天と地、雲泥の差があった。それはやはり両陛下のお人柄によるものなのだろう。皇室と言うのはいつまでもこの国の象徴なのかもしれない。
菅総理はバ菅と呼ぶが、陛下はやはり陛下だろう。それはやはり今回自主的に計画停電を続けられたように常に国民とともにあろうとする陛下の姿勢に対する敬意なのかもしれない。
公式の場で陛下に携帯を向けて写真を撮ろうとする。民主党議員は皇室に対する敬意の念が薄いのだろうか。前回も国会の冒頭に似たようなことがあったように記憶している。街中で陛下にカメラを向ける人も多いだろうが、国会と言う国権の最高機関の開催を宣言する場で、街中と同様の行為をすることはTPOを認識して行動を律するの応力がないのかもしれない。だから言わなくてもいい失言をするのだと言ったら飛躍だろうか。
Posted at 2011/09/13 22:27:25 | |
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