政府は、南西諸島の防衛強化に向け新たに編成する陸上自衛隊の「初動担任部隊」の拠点を、沖縄県名護市辺野古沿岸部に建設予定の米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の代替施設内に設ける検討を始めた。複数の政府関係者が明らかにした。沖縄周辺での有事に迅速に対応できるようにするとともに、米軍との連携強化が狙いだ。
同部隊は2010年策定の中期防衛力整備計画に編成方針が盛り込まれた。主な任務は▽侵攻してくる敵の撃退▽災害時の救助▽本土からの応援部隊の受け入れ--などの初動対応。今年度予算には編成に向けた調査費5000万円を計上した。
配置場所としては、宮古島や石垣島が浮上している。ただ、能力維持に欠かせない広い演習場を島内に確保するのは困難で、辺野古であれば、滑走路などを使い離島へ迅速に展開できるメリットがある。
日米両政府は10年5月の日米安全保障協議委員会(2プラス2)の共同声明に、代替施設に関し「共同使用を拡大する機会を検討」との文言を盛り込んだ。米側では「自衛隊と作戦を一体的に行う体制を強化できる」(米軍関係者)といった前向きな声も出ている。
一方、地元からは、米軍に加え自衛隊も使用することになれば、さらに沖縄の基地負担が増すとして、反発が起きる可能性がある。代替施設の使用開始時期も、日米両政府が想定する22年度より遅れることも予想され、実際の配置には課題が多い。
戦術的には誠に妙案だが、また騒ぎになるのではないだろうか。しかし、中国様があの手この手と圧迫を強めて来るので何とか対抗する方法を考えざるを得ないだろう。別に軍隊は犯罪組織ではなく一般のそれから見れば犯罪の発生率など遥かに低いのだが、何かがあればメディアが書き立てるしそれを為にする輩もいるのでこの国では軍隊を配備するのは難しい。まして沖縄は太平洋戦争で本土の楯にされたという不信感もあることだしこの妙案どうなることだろう。
Posted at 2013/07/14 00:57:18 | |
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