産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、民主党支持率は共産党を下回るという、参院選惨敗を引きずる無残な結果だった。政権復帰が望まれていないことも明確になった。党内には代表選を求める声がくすぶっているが、海江田万里代表に応じる気はない。党の生き残り戦略すら描き切れておらず、レームダック(死に体)になるのは時間の問題だ。
「深刻な事態としか言いようがない。衝撃的だ。民主党に対する拒否度が、共産党への拒否度を上回ったということだろう…」民主党幹部は29日、民主党支持率が5・4%で共産党の5・5%を下回ったことに絶句した。
民主党に突きつけられた厳しい数字はこれだけではない。自民党との間で政権交代可能な野党の存在について「必要だ」と答えたのは72・2%だったが、民主党が再び政権を担うことには67・3%が「望まない」と回答。野党再編が「必要だ」と回答したのは77・7%に上った。しかも、民主党支持層に限っても「必要だ」が90・7%-。
もはや民主党は「非自民」の受け皿としての資格を失ったに等しい。だが、海江田氏が向いている方向は野党再編というより、むしろ党再建で、あくまでも内向き。しかも、新幹事長に気心の知れた日立労組出身の大畠章宏元経済産業相を起用するなど、労組依存を深めるばかりだ。
そんな大畠氏について、日本維新の会の松井一郎幹事長(大阪府知事)は府庁内で記者団に「政策、政治信条、理念が重要なポイントになる。最初から全く価値観の違う人と協議してもまとまらない」と、あからさまに語った。
海江田氏は29日の記者会見で「毎日、屈辱の中に息をしている。もっと魅力のある野党にしなければならない」と語り、まずは都道府県連から意見を聴取する考えを示した。だが、地方の反乱はすでに始まっている。滋賀県連は29日、大畠氏に代表選の実施を申し入れた。大畠氏は「代表は悪くない」と突っぱねたが、代表選実施論が地方に広がる可能性は高い。
それでも代表選を拒否し続けた場合、若手保守系や非労組系議員が決起し、離党者が相次ぎかねない。引くも地獄、進むも地獄-。会見で改めて進退を問われた海江田氏は「まだ刀折れ、矢尽きていない」と答えるのがやっとだった。
あれだけおバカな政治をすればいくらお人好しの他力本願の日本人でも愛想を尽かすのは当然だろう。何をかいわんや、民主党政治だろう。何であんな政党が政権を取ったのか今になってはそれすら謎だろう。ドバトにバ菅、あの二人は打ち首では済まないのにそれすらできない民主党は何なんだろう。大体民主党のやることは単なる見せかけの思い付きで政治でも何でもない。政治家とは高度な専門職であるべきだ。そう言えばどこぞのタレント議員が内閣法制局が憲法解釈をするのはけしからんと言っていたが、第一分からんだろう、あの手合いに憲法解釈など、・・・。
Posted at 2013/07/31 00:36:21 | |
トラックバック(0) | 日記