2015年11月12日
三菱重工業は小牧南工場(愛知県豊山町)内に建設を進めてきた、最新鋭戦闘機「F35」機体の最終組み立て・検査工場(FACO)を12月に稼働する方針を明らかにした。日本企業が製造に参画することでわが国防衛産業における技術基盤の維持・育成、国際競争力の強化に貢献するとの期待が大きい、最新鋭戦闘機の国内製造が動きだす。
F35は米ロッキード・マーチンを主体に世界9カ国の政府・企業が共同開発する最新鋭ステルス戦闘機。防衛省は「F4」戦闘機の後継機として42機を取得し、一部完成機輸入を除き、国内企業が参画することを決めた。米政府との調整を踏まえ、機体最終組み立てやターボファンエンジン製造、レーダー部品の製造に一部参画することになった。
三菱重工は防衛省が調達するF35の最終組み立てと機能確認をロッキード・マーチンから請け負う形で行う。
F35をめぐり、IHIも現在、瑞穂工場(東京都瑞穂町)にF135ターボファンエンジンの組立工場を新設しており、完成後は米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)の協力生産として参画することになる。
開発の最終段階で採用を決めた日本だが、この扱いは破格と言うべきだろう。V22の整備点検も日本に決まったし、やはり半島君とは信頼の度合いが桁違いなようだ。F2の再生で細々とつないできた戦闘機生産ラインがまた復活する。
Posted at 2015/11/12 17:00:01 | |
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軍事 | 日記
2015年11月12日
三菱航空機(愛知県豊山町)の森本浩通社長は11日午後、名古屋市内で開かれた記者会見で、小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の初飛行について、「成功しかも大成功だった」と笑顔をのぞかせた。MRJはこの日、機長、副操縦士など5人が搭乗。離陸後、高度1万5000フィート(約4500メートル)まで上昇し、時速280キロのスピードで太平洋上を飛行した。上昇や下降、左右旋回などの基本特性を確認し、計画通り試験を終えて、11時2分に名古屋空港に無事着陸した。
機長を務めた三菱航空機の安村佳之テストパイロットは「今まで操縦した機体の中でも安定性が高い」と評価した。開発計画が5度も延期したMRJだが、初飛行の成功で懸念や不安は取り除かれた。MRJの初飛行成功は、日本の航空機産業にとって大きな節目となる。半世紀前にプロペラ旅客機「YS-11」で海外展開を目指したが、赤字を累積し、生産中止に追い込まれた。そのショックで、長期間にわたり開発機運が萎んでいただけに、今回の成功により関係者の期待は大きく膨らんだ。
林幹雄経済産業相は同日、「航空機産業の新たな時代の幕開けだ。日本の成長を支える原動力となる」と談話を発表した。航空機は数百万点の部品が必要で、部品メーカーの需要拡大など国産化の意義は大きい。製造業の高度化にもつながり、航空機産業が日本の基幹産業として発展する道が開ける。
ただ、半世紀ぶりの旅客機開発で今はノウハウを蓄積している段階。ANAホールディングスへの初号機納入期限を守るためには型式証明を2017年前半までに取得しなければならないなど、商用化に向けたハードルはまだ多い。
納期を守ることができても、ブラジルのエンブラエルやカナダのボンバルディアの2強が多くを占める世界の小型機市場で勝ち抜いていけるかは未知数だ。販売網やアフターサービスの構築などが今後の課題になる。ライバルのエンブラエルはMRJと同型エンジンを搭載する新型機「E2」を開発中など、競争環境は今後、ますます厳しくなる。
菅義偉官房長官は11日の記者会見で、MRJの受注拡大に向けて「政府としてトップセールスなどを通じて支援したい」と意欲を示した。日本の航空産業復活には、継続的な政府のサポートも欠かせない要素。官民の総力で世界の空に挑む。
全面的にトップセールスも交えて支援すると言うなら、まず始めに政府が買ってやれよ。生産国の政府が使っているか、いないかで信用性が天と地ほども違うと言うじゃないか。しかし。空自は無視、海自はC130Rを購入、海保はグラマンとファルコン、あとは採用しそうな組織はないしなあ。政府が購入して人員輸送用として空自に管理させるか。民需用としてはいいのかもしれないが、軍用としてはちょっと小型で足が短いんだよな、この機体は。でも口だけじゃなくて何とか買ってやれ。
Posted at 2015/11/12 16:12:12 | |
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経済 | 日記
2015年11月12日
民主党の前原誠司元外相と細野豪志政調会長、維新の党の江田憲司前代表が11日夜、東京都内のホテルで会談し、野党再編に向けて民主党が「解党」を決断すべきだとの認識で一致した。
自民党に対抗し得る野党勢力の結集を一気に進めるのが狙い。前原氏らは近く民主党の岡田克也代表に申し入れる見通しだ。
民主、維新両党は合流を視野に政策協議を進めているが、維新分裂の影響もあって停滞気味だ。維新の松野頼久代表は、民主、維新の双方が解党した上で合流すべきだと主張。これに対し、岡田氏ら民主党主流派は党の再建を優先し、解党に慎重な立場を崩していない。
民主党内でも若手を中心に解党論が出ているが、前原氏ら保守派が表立って解党を求めれば、党内の路線対立が深刻化し、岡田氏の求心力低下につながる可能性もある。
政治的には民主党など全く要らんのだが、民主党がなくなると国会寄席が寂しくなるなあ、・・・。
Posted at 2015/11/12 16:06:05 | |
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政治 | 日記