スーパーGTの公式テストは3月25日、富士スピードウェイで2時間20分間のセッション1が行われ、GT500クラスはWAKO'S 4CR LC500が1分28秒863というトップタイムをマーク。レクサスLC500勢がまたもトップ5を占めた。GT300クラスはGAINER TANAX AMG GT3が最速となった。
岡山国際サーキットで行われた公式テストに続き、3月25~26日に行われる富士スピードウェイでのスーパーGT公式テスト。今回はアールキューズ SLS AMG GT3をのぞく44台が参加しており、2017年のスーパーGTマシンの走りをいち早く見ようと、朝から多くのファンが富士に訪れた。
迎えた25日の走行だが、26日が雪を含む悪天候が予想されたため、タイムスケジュールを変更。午前のセッション1は20分間延長され、10時から12時20分までの走行となっている。コースオープン時の天候は曇天で、かなり気温が低いなかでの走行開始となった。
各チームがそれぞれメニューをこなしながらの走行となったが、開始24分には松田次生がドライブしていたMOTUL AUTECH GT-Rが最終パナソニックコーナーでストップ。また、開始から1時間25分というところでは、ARTA BMW M6 GT3がストップを喫し、2回目の赤旗が提示された。さらに直後にはMOTUL MUGEN NSX-GTが中嶋大祐のドライブ中、プリウスコーナーでストップ。またも赤旗となった。
そんなセッション1だが、岡山でのテストに続き好調ぶりをみせつけたのはレクサスLC500勢だ。最終的にWAKO'S 4CR LC500が唯一1分28秒台に入れる1分28秒863をマークし、セッション1の最速に。以下ZENT CERUMO LC500、au TOM'S LC500、KeePer TOM'S LC500、DENSO KOBELCO SARD LC500とレクサス勢がトップ5を独占した。
この5台に続いたのはRAYBRIG NSX-GT。次いで7番手にカルソニック IMPUL GT-R、8番手にフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rと、ニッサンGT-RニスモGT500勢が続いた。9番手にはKEIHIN NSX-GTが、10番手には今回山下健太が乗り込んでいるWedsSport ADVAN LC500と続いている。
さらに、レクサス勢は富士で非常に重要なファクターとなる最高速でもトップ5を独占。KeePerが298.921km/hをマークしている。ホンダ勢の最速はEpson Modulo NSX-GTの293.718km/h、ニッサン勢の最速はフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rの293.638km/hとなった。
GT300クラスは、GAINER TANAX AMG GT3が1分36秒935でベストタイムをマーク。岡山テストでも好タイムをマークしたB-MAX NDDP GT-Rが続き、D'station Porscheが3番手。INGING & Arnage Racingのフェラーリ、GAINER TANAX triple a GT-Rと続き、FIA-GT3勢が上位を占めた。なおVivaC 86 MCはこのセッションで土屋武士がステアリングを握りコースイン。ひさびさの走行を行っている。
トヨタ系、好調だね。レクサスとは言ってもレクサスLC500の皮を被ったレーシングマシンだけど昔からトヨタは直線が早いと言われていたけど今もそうなんだろうか。レーシングマシンでは速さはすべてに勝る。復帰したWRCもなかなか好調のようだし、今年こそはルマンで優勝してもらってその次はF1で勝利か。まあF1はなかなか難しいだろうけどルマンはぜひ勝ってほしいところではある。それにしても去年は惜しかったなあ。
Posted at 2017/03/26 10:35:50 | |
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