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2017年08月02日 イイね!

翼の向こうに(78)




話は戻るが、日本はむやみと精緻な作戦を立てたがったが、実戦で齟齬を来すとうまく修正が出来ずに敗れ去った。作戦なんか余計な小細工はいらない。単純明快な方がいい。例えば目的は敵の海上戦力、拠点の強襲は敵を引っ張り出すための陽動、そうしておけば現場が混乱しても誤解は生じない。そして齟齬を生じた場合も修正が簡単だ。

 
強襲は改装空母に戦闘機を積んで制空をさせて戦艦部隊に砲撃をさせてもいい。機動部隊本隊はあくまでも敵の機動部隊を叩くために待機させておく。そう決めておけばミッドウェイみたいなことにはならなかったかもしれない。砲撃なんかしなくともいい、砲撃をするぞという姿勢を見せ付けておけばそれで充分だ。しかしこれもやはり艦隊決戦かな。

 
海軍はハワイで勝って東南アジアを手に入れてから、精緻を極めた作戦を立てて圧倒的な兵力で勝って当然のミッドウェイに臨んで見事に負けた。本来ならその時できるだけ早急に根本的に以後の作戦を練り直すべきだった。それなのに、その後まだ性懲りもなくソロモンに出て行った。勝てる機会は、いや、講和に持ち込めるかもしれない機会はミッドウェイまで、そしてかろうじて互角の戦争はあの一連のソロモンを廻る戦いまでだったのかもしれないな。ソロモンで負けてからはもう誰がどうやってもこっちには勝機はなかった。

 
しかしそれにしても日本は艦隊決戦の呪縛に縛られて硬直したように戦闘部隊ばかりを目がけて飛び掛っていったな。ハワイでもドックや重油タンクには目もくれずに艦艇や航空機にばかり攻撃を集中した。ソロモンでも郵送船には手を触れようともしなかった。そしてレイテ、ここでも手が届くはずもない機動部隊に向かって反転してしまった。潜水艦にしてもそうだ。機動部隊攻撃や泊地攻撃ですり潰してしまった。あれを敵の補給路の攻撃に向ければもっと戦果が挙がっただろう。

 
戦の様相が当初の想定とは変わってしまっているのに、その変化を正しく把握して適当な修正をすることができずに、とうに筋を外れてしまっている規定の路線にしがみついて状況を再検討することもしない。負けてもその責任はうやむやにしてしまって原因の追及も検討もしない。もちろん、改善や修正なんかはこれっぽっちもない。やっと重い腰をあげた時はもう手遅れだ。感情的に強敵にばかり飛び掛ってゆく。

 
戦艦だろうが空母だろうが敵には唯の消耗品だ。戦闘で喪失したら新たに建造すればいいだけの話だ。貧乏国とは基本的に考え方が異なる。物量、つまり生産力とそれを前線に持ち込む補給力、それが戦争の行方を決める鍵になっていた。そういう戦を戦いながら、海軍も陸軍も全く別に似たような性能の兵器を作って生産性を阻害させる。機銃も弾もお互いに融通することも出来ない。資源にしても生産力にしてもあきれるほど裕福で桁違いの敵を相手にしながらそうした劣勢を補う策もない。

 
話が外れてしまったけれど、この国は予め計画して敷いたレールの上を走っている時は一丸となって極めて効率的かつ有効に物事を進めるのに、一旦そのレールが切れてしまうと状況を把握することも取るべき方策を考えることもしないで右往左往してしまう。レールがなくてもそこにトラックがあればそれに乗り換えてもいいのだし、自転車があればとりあえず自転車でもいい。何もなければ歩いてもいいんだ。目的は何かを明らかにしておいて手元にあるものをうまく利用して目的に向かって進む。そういうことが苦手なんだ、日本人は。

 
その点アングロサクソンは強かだ。目的達成のためには手段を選ばない。あるものは何でも利用して目的を達成しようとする。そういうところは何所からその違いが来ると思う。俺はな、こんな風に考えるんだ。日本人は農耕民族だ。集団で米を作って生きてきた。米作りはそれなりに工夫も必要だが、基本的には毎年同じことの繰り返しだ。創意工夫よりも経験則が大事だ。苗を植え、田の草を取って、害虫を駆除して、じっくりと長い時間をかけて慈しむように育てる。それから作柄は天候に左右されやすい。天候は神頼みでどうにもなるものじゃない。だから創意工夫や状況判断よりも敷かれたレールの上を忠実に辿っていくことが優先される。それに諦念というのも、どうしようもない状況を受け入れるのには必要だ。

 
ところがアングロサクソンは狩猟民族だ。狩猟は狩る者と狩られる者との命をかけた勝負だ。状況は刻一刻変化する。相手の行動を読んで先回りしなければこの勝負には勝てない。獲物がなければ飢え死にするのは自分とその家族だ。獲物を狩るという目的のためにはあるものは何でも利用する。知恵を振り絞って考える。一瞬、一瞬が勝負だ。木の葉の落ちる音にも水滴の滴る音にも神経を研ぎ澄ませて自分の有利な状況に獲物を追い込んでいく。残酷なほど強かに。それが狩人だろう。

 
まあ、それだけでもないだろうが、やつ等のしなやかで強か、しかも意思強固な性格はそんなところにあるように思うんだ。もっともそれ以外にも欧州は強国がひしめき合って何百年も互いに食うか食われるかの死闘を繰り広げてきた歴史的背景もあるんだろうが。それだって狩猟の原理と基本的に同じだろう。とりあえず前例踏襲の文化と自己に有利な状況判断の文化とはこんなところにも由来するのかなと思うんだ。

 
俺は何も前例踏襲の文化が悪いと言っているんじゃない。穏やかに時が流れているときはまことに都合がいいんだ。ただし今のように国家や国民が滅亡してしまうかどうかの非常時、その瞬間、瞬間に瀬戸際の判断を求められる時にはどうしようもなく鈍重で急激な変化に充分に対応できないという欠陥があるようだ。」


Posted at 2017/08/02 17:40:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説2 | 日記
2017年08月02日 イイね!

日本にも山のようにいる危険生物、・・(^。^)y-.。o○




兵庫県宝塚市の山中で30日、10歳の男児が「ヤマカガシ」とみられる毒ヘビに左手の人さし指をかまれた。男児はこの後も右手首をかまれたという。男児は夜になっても出血が止まらず、搬送先の病院で一時意識不明となった。私たちの身近に生息している「ヤマカガシ」。被害を防ぐにはどうしたらいいのか。


■ヤマカガシとは?

「ヤマカガシ」は、日本に生息する主な毒ヘビ3種類(ハブ・マムシ・ヤマカガシ)の一つ。日本蛇族学術研究所によると、血液に入った場合の毒はヤマカガシが最も強く、ハブの8倍、マムシの4倍と言われている。

 
今回、小学生をかんだヘビは60センチほどだが、専門家によると、ヤマカガシは、大きいものだと150センチにも及ぶという。

 
性格はおとなしく、マムシとは違い毒を持つ牙が奥歯の辺りにあるため、かまれても比較的傷が浅いケースが多く、1972年に中学生がヤマカガシにかまれて死亡するまでは無毒のヘビとされていた。


■ヤマカガシの見た目、生息地

ヤマカガシの体は今回の場合、緑色だったが、これは近畿地方でよく見られるもの。関東や東北地方では、体に赤や黒のまだら模様があるものが一般的で、地域によって異なるので注意が必要だ。

日本国内では北海道や沖縄を除いた場所に生息していて、主に水田や河川敷など我々の身近なところにいる。


■ヤマカガシにかまれた その症状は?

かまれた瞬間は当然、痛みがあるが、その後はマムシのように腫れたり痛みがあったりはしないという。ただ、体内に入った毒によって歯ぐきや傷口などから出血が続き、激しい頭痛がみられるという。

脳内出血や腎不全で死亡するおそれもある。1972年以降、国内では重症となった例が50件、死亡例も4件報告されている。


■現場での対処法は?

かまれた直後にできる対処法としては「手で傷口のあたりをつねって毒を絞り出す」ほか、スポイト状の毒の吸引器が市販されているので、こうしたものを使う方法もある。ただ、こうした対処をしても重症化するおそれがあるので、すぐに病院に行くことが大事だ。


■身近な危険 再確認を

夏休みということもあり、家族で山や川などへ出かける機会も増えてくると思う。ヤマカガシはおとなしい性格ということだが、見つけても安易に近づいたり、触ったりしないよう、注意が必要だ。出かける前には、家庭内でもう一度、身近にいる危険な生き物について確認してみるのもいいだろう。




ヤマカガシの毒はハブの10倍、マムシの4倍と言う強毒だそうだ。マウスに注射するとハブ毒の10分の一で死んでしまうそうだ。誰だよ、ヤマカガシは無毒だの、毒は弱いから影響はないなんて言っていたのは、・・。日本最強の毒ヘビじゃないか。昔は田んぼの畔などにたくさんいて捕まえて遊んだけど最近は田んぼがなくなってしまったので数は減っているそうだ。そんなのを捕まえてガンガンかまれても何事もなかったんで無毒と言ったのかもしれない。お互い、たまたま運が良かっただけか、・・くわばら、くわばら、・・(^。^)y-.。o○。その他、チャドクガ、やぶ蚊、ハネカクシ(昔、危険と言われたなあ)、トビズムカデ(アパートの入り口にぶら下がっていていたずらと思い危うく手でつかむところだった)、日本最強の毒グモのカバキコマチグモ(これけっこう見るよなあ。)、スズメバチ(カブトムシを取りに行って一緒にいるのでけっこう殺した)、ウシアブ(これは咬まれると痛い。)、ヤマヒル(血を吸うが痛くはない)、マダニ、マムシ、ハブ、ツキノワグマ、ヒグマ(ライフルか大玉の散弾銃が必要。野生動物で危険じゃないのはいないそうだ。)、ニホンザル(動きが早すぎて人間では対処できない。腕力も強い)、タイコウチ(タガメのようなやつ)、ギギ(魚)、アカザ(魚)、スッポン、カミツキガメ、アライグマ(誰だ、こんなの野に放したのは)、アンドンクラゲ、カツオノエボシ、ウンバチイソギンチャク、アンボイナ(巻貝)、タガヤサンミナシ(巻貝)、イモガイ、ヒョウモンダコ、ガンガゼ、オニヒトデ、ラッパウニ、エイ、ミノカサゴ、イエダニ、それにコケグモ、ヒアリ、その他もろもろ、外なんか出られんなあ。しかし、ヤマカガシの毒の強さには驚いた。これ以外にもたくさんいるので気をつけよう。


Posted at 2017/08/02 15:39:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2017年08月02日 イイね!

議員の先生の面の皮の強度はシンゴジラ並みか、・・(^。^)y-.。o○




2日放送のTBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)で秘書への暴言、暴行問題で自民党に離党届を提出した豊田真由子議員(42)の秘書がお詫び行脚をしている話題を報じた。

 
番組によると、一連の問題で秘書が名刺を配り支持者へお詫び行脚をしているという。豊田議員を知る人物を取材し「秘書さんが勝手に指示を受けないで回っていることはないと思います」とこうした行動は豊田議員の指示と解説した。

 
番組では、豊田議員の事務所を直撃取材し真相を聞いたが「知りません」と男性スタッフが回答。さらにお詫びを受けたという支持者を取材し「謝罪のご挨拶ということですから、ご苦労様ですとお引き取りいただいた」と明かし、お詫びは2人で来たという。渡された名刺には「お騒がせしご迷惑をおかけしております」と書かれていたが、字は、お世辞にも達筆と言えず支援者は豊田議員の字ではなく「秘書の字」と明かしていた。

 
この支援者によると「秘書も最近採用されたみたい。秘書としての対応はまだヨチヨチ歩き」と印象を明かし、今後の支援について「決めてません」と話していた。

 
こうしたお詫びに豊田議員の知人は番組の取材に「政治活動を再開するんじゃないですか。それ以外考えられない」と明かし、再開に備え、事務所のスタッフが3、4人増えたことも証言していた。




この議員様の面の皮の強度はシンゴジラの皮膚と同じくらいだろうか。120ミリ装弾筒付翼安定超硬芯徹甲弾でも傷もつかないのかもしれない。シンゴジラが戦闘ヘリの機銃弾をことごとく跳ね返したのを見て自衛官が「1万6千発の機銃弾を受けて傷一つつかないのか」と感嘆の声を上げたが、この程度は先日辞任した防衛大臣のレベルか。豊田のレベルだと10式戦車の砲弾をすべて跳ね返すレベルだろう。それにしても議員の先生と言うのは面の皮が丈夫なんだなあ。

Posted at 2017/08/02 15:37:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記

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