【実力あり、個性も満載、でも地味!!!もっと売れていい車、・・(^。^)y-.。o○】
■ダイハツコペン 2018年8月販売台数 265台
フルオープンの爽快なスポーツカーの醍醐味に加え、快適なスポーツクーペの優雅さも1台で楽しめるのがコペンである。現行の2代目は、初代ほど売れていない。が、電動アクティブトップは進化し、快適性を高めた。ルーフのロックを解除し、スイッチを引き上げれば約20秒でフルオープンになるのだ。メタルトップだからルーフを閉じれば雨風は気にならないし、高速走行も余裕でこなす。
しかも「ローブ」、「エクスプレイ」、「セロ」と、3つのボディタイプを設定した。「ローブ」と「セロ」はドア以外のパネルを自由に交換することができる。これも魅力だ。内装色も鮮やかなレッドなど、3色を設定した。658ccの直列3気筒DOHCターボはパワフルだ。7速CVTのほか、5速MTも選べる。ハンドリングは素直で、身のこなしは軽やかだ。走りの実力や快適性など、多くの点で初代より高いレベルにある。
ライバルと比べても、秀でている部分は多い。走っても、止めても注目度は群を抜く。いい気分で乗れるのだ。セカンドカーとしてだけでなくファーストカーとしても通用する実力派だから、もっと売れてもいいと思う。
他に三菱デリカ、トヨタハイラックス、ホンダジェイド、スズキSX-4がノミネートされている。コペンに限って言えば確かにもっと売れてもいい車だと思う。軽なので盛り上がるようなパワーと言うわけにはいかないが、それなり結構鋭い発進加速をするし、高速でもたつくこともない。タイトな山坂道では締め上げた足とキレのいいステアリングと相まってワインディングを駆け抜けるように走る。軽だからと言って決して遅くはない。足は非常に締め上げてあり、ホイールも驚くべき16インチで165・50ポテンザがついてパワーよりも足が勝っているのでちょっとやそっとで腰砕けになることはない。ステアリングも正確で切れがいい。車内も広くはないが、乗車定員分の快適スペースは確保されている。トランクも屋根を畳まなければけっこうなスペースが確保されているし、畳んでもデイパック2個分くらいは何とかなる。小型スポーツカーとしての完成度は非常に高い。ダイハツは相当に気合を込めてこの車を作ったんだろう。家族持ちには向かないが、手軽にスポーツカーの雰囲気を楽しめる珠玉の1台だと思う。家族持ちも今は一家に2台が当たり前の時代なのでセカンドカーにはもってこいだと思う。これで1リッターか1.3リッターターボで120から140馬力もあれば向かうところ敵なしのボーイズレーサーになるだろう。欠点、・・??、・・ブレーキがちょっと甘い。MTのシフトフィールがいまいち、オープンルーフだからサイドバイザーががつかないんでやむを得ないんだろうけど雨の時はドアを開けると大量の雨水が室内に流れ込んでくる。同様にトランクも注意しないと排水溝が狭いので開けた時に雨水が流れ込みやすい。これもやむを得ないが、全体に視界が狭く、特に斜め後方の視界が非常に悪いので車線変更や後退はちょっと気を使う、・・とこんなものだろうか。視界はオープンにしても頭の上が開けるだけで四周はさほど変わらない。ただ、車としては「かわいい」なんてレベルじゃない本格的なスポーツカーの雰囲気がある非常によく出来た走って楽しい車なのでもっと売れてもいいと思うが、2シーターと言うことを考えれば売れても月販で500台がいいところかもしれない。まあ、今の状態ではペイしないだろうけど、がんばれ、ダイハツ、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2018/09/18 16:59:39 | |
トラックバック(0) |
自動車 | 日記