• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ntkd29のブログ一覧

2021年09月19日 イイね!

戦後日本の押しも押されぬ名機、F2戦闘機、‥(^。^)y-.。o○。

日米共同開発されたF-2戦闘機は、1987年に日本側メーカーの三菱重工が製造、納入が開始された。機体の源流は米ロッキード・マーチン(旧ジェネラル・ダイナミクス)社が製造したF-16戦闘機、これをベースに開発した戦闘機である。この共同開発という体制は、日本の戦闘機開発に関してアメリカから横槍が入った結果だった。当時の防衛産業・自衛隊界隈では賛否をめぐって喧々諤々の議論が行なわれた。航空機、とくに戦闘機に関しては国産を目指し、防衛産業の発展と技術の向上・継承などを重視するという国産派の意見は納得できるものだったが、高信頼性の機体を基に改造開発することの合理性や信頼性などを推す意見もまた理解はできた。結果はいわゆる政治判断で共同開発が実行された。

日本側の新支援戦闘機国内開発計画(FS-X)での運用要求を満たす設計により、機体サイズはF-16よりも一回り以上大きくされた。ここでいう日本側の運用要求とは「対艦攻撃」である。対艦攻撃とは海上の艦艇などに対する航空機による空からの攻勢を指す。陸上目標を攻撃する対地航空攻撃と様相はおおむね同様だ。要求する性能・仕様は次のとおり。空対艦ミサイルを4発搭載する、戦闘行動半径は450海里(約830km)とする、自衛用空対空ミサイルを2~4発搭載する、全天候作戦能力と高度な電子戦能力を持たせる、などの内容だった。

これらの性能要求を満たすにはF-16の小柄なボディでは足りなかった。そこで胴体長を49cm延長、主翼形状と素材を変更、ミサイル等兵装の懸架場所の増加、燃料搭載量増加、機首レドームの大型化、アクティブ・フェイズド・アレイ・レーダーや統合電子戦システムの搭載など、変更点は多岐に渡った。たとえば、主翼は炭素繊維複合材料で作られており、その主翼と胴体をつなぐ接合部分の材料や取り付け技術には独自高度なものがあると、ある下請けメーカーのエンジニアは言う。外観は「大きなF-16」だが、中身は別物だというのだ。

完成したF-2初号機は1995年10月に初飛行し、翌96年に当時の防衛庁へ引き渡された。その後、飛行開発実験団(岐阜基地)での試験飛行中に少数の問題が発見され、試験期間の延長や現場部隊での使用承認が2000年に延期されるなどの変更があり、配備は遅れた。当初F-2は計141機を調達予定だった。しかし機体の製造コスト調整が難航し、将来の拡張性も低いと指摘された。開発のみならず調達数を巡っても紆余曲折し、結果、単座型のA型が62機、複座型のB型が32機、合計94機前後が航空自衛隊に納入された。防空任務現場部隊や教育部隊に配備され運用されている。

2011年の東日本大震災では大打撃を受けた。宮城県松島基地の第21飛行隊に所属するF-2Bの18機が押し寄せた津波に飲み込まれた。海水に浸かり、漂流しながら機体同士や建物へ衝突し、多数が損傷した。被災直後はF-2の大多数が使用不能とみられたが、防衛省は修理を決める。一機あたり73億円をかけ、計13機の修理が施された。そのうちの1機目は2015年には現場飛行隊へ復帰している。

F-2のフライトを生で見ると軽快機敏な動きを高速で行なう印象を受ける。大パワーのエンジンを積み、強靭かつ柔軟な脚周りで固めたライトウェイトスポーツ車で山道を駆け上がるイメージだ。自由自在な運動性と強力な加速性を感じ取れる。優秀な運動性能は、大きく重い対艦ミサイルを射撃した後、身軽になっての自衛戦闘でより有利になることが予感される。なによりも大空を機敏に駆け上がる姿は、見ていて単純にかっこよく、壮快だ。

F-2は四周環海の地理特性を持つ日本領空・領海での航空戦闘を想定して開発され、主に敵艦艇の侵攻を防ぐ任務を担う。空対艦ミサイルの搭載・運用は、上空百数十km離れた位置から、敵艦に対し攻撃を仕掛けることを意味する。F-2のオペレーションを想像してみるとこうだ。沖縄県石垣市登野城2492番地にある尖閣諸島・魚釣島の我が国領海へ敵艦艇等が意図を持って侵攻してきた場合、築城基地などから現場へ急行するF-2戦闘機はF-15J戦闘機などと行動を共にし、遠距離から空対艦ミサイルを発射。敵艦艇の侵攻を阻止し制圧する。こうした内容だ。だから空自のF-2部隊は、南西方面に対して睨みを効かせる航空基地への配置が厚くなっている。(貝方士英樹)



F2が完成したとき、あの戦闘機は間違いなく世界最新最強の戦闘攻撃機であの機体以上の能力を持つ機体は世界に存在しなかった。主翼にクラックが入るだのFCSがロックした目標を見失うなど初期不良が大きく取り上げられて欠陥機などと揶揄されたが、そんなものは新規開発機体の単なる初期不良で問題ではなかった。F18も主翼にクラックが入ったりしている。中国が最も恐れていたのもこの機体だった。何しろ450カイリ進出して対艦ミサイル4発をぶっ放すのだから海洋進出を目指していた中国にとっては何よりも怖い存在だった。その後さまざま改修されて戦闘攻撃機から多目的戦闘機へと発展して現在に至っている。今でもその性能は世界第一級で韓国がロッキードに作ってもらったFA50など足元にも及ばない性能を有している。日米で改造開発を行ったが、ロッキードマーチンは日本側の計画を聞いて「そんなことは無理だ」と言ったそうだが、三菱を中心とするプロジェクトチームは立派にやってのけた。MDの煽りを食って装備機数を減らされた、減らしたのは小泉と石破だったな、・・のは残念だったし、東日本大震災で18機が流されたが、そのうち13機が復活したのは不幸中の幸いだった。2030年代の中期には退役してF3にその座を譲るそうだが、平成の零戦に恥じない名機ではある、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2021/09/19 22:58:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2021年09月19日 イイね!

86GRで箱根に行ったら恐るべき大混雑だった、‥(^。^)y-.。o○。

86GRで箱根に行ったら恐るべき大混雑だった、‥(^。^)y-.。o○。今日は車庫のちょっとした手入れをしてから86GRで箱根に出かけた。本当は時間も遅かったので近所を回ろうかと思ったのだが、「まだ緊急事態宣言中だし、箱根でもそれほど混んでもいないだろう」と高を括って箱根に向かった。ところがどうして、箱根口の風祭から大混雑、やっと抜けたが、旧道も上り下り車が多い。下りはところどころ渋滞している。元箱根方面も大混雑、湖尻桃源台も大混雑、どうも予想が甘かったようだが、箱根と言うところ、一度上がってしまうと小田原に降りるか、御殿場に降りるしか抜け口がない。

小田原方面は渋滞がひどかった。あとは何時ものように御殿場に降りて東名で帰るしかないのだが、東名が事故渋滞なんてことになると救われない。それでも御殿場に向けて走らせていると仙石原から138号につながる交差点がまた大渋滞、やっと抜けて県道736号から長尾峠に至るが、ここも結構対向車が来る。

幅員が狭いので気をつけないといけないのだが、どいつもこいつも道幅一杯に走って来てこっちに気が付くと急ブレーキをかけている。「お前ら、キープレフトの原則を教習所で習わなかったのか」と言ってやりたいが、教習所にいたときに「車を左に寄せるのをしっかり教えろ」と言うと「あまりきつく言うと苦情になりますので、・・」などと言う。最近、確かに車を左に寄せられない運転者が多いように思う。

長尾峠を抜けて静岡県同401号に入るとさすがに車も少ない。快調に半分ほど下ったところでハザードを点けた車が行く手を塞いでいる。「事故やったな」と思い、脇を抜けようとするとお上が出てきて「事故でこの先通り抜けができません。Uターンして戻ってください」と言う。「Uターンて幅員が6メーターくらいしかない片側が崖、片側が山のこの山坂道でどうやってUターンするんだよ」と思いながらもこんなところで処理が終わるまで待っていられないので切り返したら3回で方向転換ができてしまった。

そこからもう一度長尾峠に戻って県道736号を引き返して国道138号で御殿場に降りて東名で帰ってきた。東名も混んではいたが、事故渋滞もなく何とか戻って来れた。飲み屋は満員御礼、観光地はどっと繰り出したでどうして感染者数が減るんだろうか。菅内閣、最後に感染を押し止めたように見せようと感染者数を調整しているんだろうか。まあこっちも他人のことは言えないが、・・。

帰って給油した。ハイオクはリッター162円で昨今の石油製品の価格を考えれば仕方がないかなとは思う。有人スタンドはハイオクが175円、レギュラーが164円、軽油が143円ほど、ハイオクリッター162円だったらまあ仕方がないだろう。遠出はしていないが、富士山、箱根などを走ったので燃費はリッター13.13キロでまあまあだった、‥(^。^)y-.。o○。

Posted at 2021/09/19 22:52:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記

プロフィール

ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/9 >>

    1 23 4
5 67 8 910 11
12 1314 15 1617 18
19 2021 22 2324 25
26 2728 29 30  

リンク・クリップ

愛車一覧

トヨタ GRヤリス トヨタ GRヤリス
基本的には前期型と大きな変化はないが、インパネは液晶デジタルになってずいぶんすっきりした ...
ホンダ CB1300 SUPER BOL D'OR (スーパーボルドール) CB1300スーパーボルドールM2018 (ホンダ CB1300 SUPER BOL D'OR (スーパーボルドール))
外観 もうこれは美しいという以外にはない端正なバイクではある。ホンダは「威風なる血統」 ...
トヨタ GRヤリス トヨタ GRヤリス
今度はGRヤリス、・・(^^♪。昨年GRヤリスの納期が1年半以上と聞いて速攻で契約してし ...
トヨタ 86 トヨタ 86
元々トヨタ党だったが、ちょっと浮気してダイハツコペンに乗っていた。しかし、ディーラー氏と ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation