• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ntkd29のブログ一覧

2022年11月23日 イイね!

リフトバック復活の新型クラウン、なかなかいいんじゃないの、・・(^_-)-☆。

クラウンの大変身で一気に注目の的になったファストバック。いまファストバックがカッコいい!
特に中高年の心に刺さる。カムバック!美しくもスカしたファストバック車たちよ!
※本稿は2022年9月のものです(文/清水草一、写真/ベストカー編集部 ほか・初出:『ベストカー』2022年10月26日号)

■新型クラウンの衝撃!!ファストバックが時代の主役だ!?
一気に4車種も公開され、世間をあっと言わせた新型クラウン。そのうちの2台、クラウンクロスオーバーとセダンは、ファストバック形状だった!どちらも独立したトランクを持つ「ファストバックセダン」で、ファストバックの王道たる5ドアハッチバックではないが、そんなことはいい。だってどっちもカッコいいから。あのクラウンがファストバックにリボーンして、時代に取り残されたおっさんセダンから、一気にイケてる存在になったのだ!その衝撃は計り知れないぜ!思えば、過去2代のクラウンは、若返りを模索し、もがいていた。

14代目アスリートはカチッとしたスポーティなフォルムに、イナズマグリルを装着。15代目は、サイドを6ライト化し、ファストバック風にリアピラーを大きく寝かせた。しかし、どちらも中途半端で、おっさん未満の層を動かすことはできなかった。付け焼刃は通用しなかったのだ。しかし新型は違う。ファストバック化によって山は動いた。すでに全国民が強く反応し、「クラウン、カッコいいね」となっている。そして、ファストバック全体がイケてる存在になりつつある!ファストバックが時代の主役になるらしい!

■ファストバックの定義
ファストバックとは、ノッチ(折れ)を持たない、速い背中(fastback)。つまりボディラインが「近道」したバック形状のことだ。トランク部分がノッチで独立しておらず、リア後端まで直線的に傾斜しているものを指す。多くはハッチバック車だが、独立したトランクを持つ場合もある。ハッチバック車はほぼ自動的にファストバックに含まれるが、小型ハッチバック車の場合、バックの傾斜がキツくなる。今回、それらはファストバックには含まないことにした。目安は、リアウィンドウの傾斜角が30度前後であること。つまり、ある程度全長の長い、中・大型車が中心となる。

■懐かしの5ドア ハッチバック
ステーションワゴンブームがやってくる直前の1980年代、5ドアハッチバックの国産車が、次々と発売された。ファストバック形状の5ドアハッチバックは、セダンとワゴンの中間的存在。スタイリッシュでスポーティなのに積載性も高いということで、ヨーロッパで人気があり、日本でも売れるのでは?と期待された。1980年に発売されたホンダ・クイントは、その嚆矢。典型的な5ドアハッチバックボディを持ち、いかにもヨーロピアンなフォルムはツウ受けしたが、販売は思ったほど伸びなかった。

 1981年には、日産スカイライン(R30型)に5ドアハッチバックが新設された。ルーフからテールにかけて一直線に伸びたラインは斬新だったが、当時はカッコ優先なら2ドアクーペ、実用性優先なら4ドアセダンの二択で、5ドアハッチバックはどちらの選択肢にも入れず、まったく売れなかった。1987年には、マツダ・カペラCG(シティギア)が発売された。カペラは1982年の4代目にも5ドアハッチバックが設定されていたが、不振。5代目では捲土重来を期して、あえてCGの名が与えられ、よりスタイリッシュにブラッシュアップされたが、これまた不振に終わった。

あの頃の日本人には、5ドアハッチバックの存在意義が理解されなかった。アウトドアブームもまだ来ていなかったので、トランクにいろいろ積んで遊びに出かけよう、というムーブメントもなく、5ドアハッチバックは、ひたすら中途半端で取り柄のない、無意味なボディ形状に見えたのだ。いつの間にか、「5ドアは日本では売れない」という法則ができあがり、レガシィツーリングワゴンがワゴンブームを巻き起こすと、完全に忘れ去られ、消えたのである。

【番外コラム】もちろん本家はスポーツカーだった
三菱 ランサーセレステ。ギャランFTOの後継モデルとして登場。スペシャルティカーのはしりでもあった。1980年代、国産5ドアハッチバックが登場する以前は、ファストバックと言えば、2ドアや3ドアのスポーツ系モデルばかりだった。スポーツカーは、ノッチバッククーペとファストバックが2大勢力。セリカのように「クーペ」と「リフトバック」(ファストバック)の両方を用意するモデルもあった。個人的に現代のファストバックに通じるものがあると感じるのは1975年に発売された三菱ランサーセレステだ。スッキリした直線ラインのファストバックスタイルは、スカした都会的なイメージで、今見てもイケてるぜ!


新型クラウンアウトバック、第一印象は「でかいな」だ。正面から見ると幅も広いが、何よりも高さがある。横からいてもやはり高いなと思う。そしてホイールがまたデカい。21インチって自衛隊の軽装甲機動車のようなでかいホイールがついている。その割にタイヤは225・45/R21なんて意外に幅が狭いタイヤをつけている。スタイルはハッチバックでこの形式の車、日本では人気がないが、なかなかいいと思う。荷物の出し入れが便利だし、スタイルも悪くない。ディーラーの展示車は一番上のモデルで2.4リッターターボHVで車体にオプションのヒレがついて640万、諸費用その他込みで700万くらいとか。フロントデザインはGRモデルなどで定番の大きい四角いグリルがついている。ライト周りは細目の横型でこれもなかなか格好いい。でもやはりデカさでビビる。実家の車庫にはちょっときついかも知れない。まあ塀を取り払えばいいんだろうけど、・・。納期は6カ月から1年弱とか。ディーラーさん曰く、「この2.4ⅬターボHV、結構速いですよ。ちょっとびっくりするような加速します。でも燃費はHVにしてもあまりよくないです」だそうだ。まあ悪くはないけどこの手の車には興味がない。でもファストバック(ハッチバック)が復活するのはいいことだと思う。スタイルはいいし、便利で使いやすいこの形式が嫌われる理由が良く分からない。大きく方向性を変更したクラウンだが、悪くはないと思う。売れるんじゃないの。ただ時代はBEVだからねえ、・・(^_-)-☆。
Posted at 2022/11/23 22:13:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記

プロフィール

ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って9年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒になり...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/11 >>

  1 2 34 5
6 78 9 1011 12
13 1415 16 1718 19
20 2122 23 2425 26
27 2829 30   

リンク・クリップ

愛車一覧

トヨタ GRヤリス トヨタ GRヤリス
今度はGRヤリス、・・(^^♪。昨年GRヤリスの納期が1年半以上と聞いて速攻で契約してし ...
ホンダ CB1300 SUPER BOL D'OR (スーパーボルドール) CB1300スーパーボルドールM2018 (ホンダ CB1300 SUPER BOL D'OR (スーパーボルドール))
外観 もうこれは美しいという以外にはない端正なバイクではある。ホンダは「威風なる血統」 ...
トヨタ 86 トヨタ 86
元々トヨタ党だったが、ちょっと浮気してダイハツコペンに乗っていた。しかし、ディーラー氏と ...
ダイハツ コペン ダイハツ コペン
外観 これはもう好きか嫌いか個人の好みだろう。ローブとエクスプレイの顔つきは品よく言え ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation