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2022年12月26日 イイね!

陸軍4式戦闘機「疾風」、エンジンさえきちんと動けば高性能戦闘機だったが、・・(>_<)。

戦後鹵獲(ろかく)した機体の性能を調べたアメリカ軍から「日本軍機でもっとも高性能の機種」と称された四式戦闘機「疾風(はやて)」。B-29 迎撃で多くの戦果をあげた同機のスペックと、エースパイロット佐々木勇(ささきいさむ)の戦歴を解き明かす!

日本陸軍は中島飛行機に対して、次世代の世界標準ともいうべき2000馬力級エンジンを備えた汎用重戦闘機キ84の開発を要請した。時に1941年12月のことである。搭載することになった2000馬力級エンジンはハ45。海軍にも採用されて「誉(ほまれ)」と呼ばれた空冷星型エンジンで、各部の調整にやや難しいところもあったが、整備時にその点さえしっかり押さえて手を入れれば、きわめて優れた小型高出力エンジンであり、高性能を発揮した。だが、開発に際して各種の技術的問題の解決に手間取り、採用は1944年4月となった。愛称は「疾風」に決まった。しかし、当時は日本の敗色がすでに濃くなりつつあったため、国民の士気を鼓舞する目的で「大東亜決戦機」の別称でも呼ばれた。

「疾風」は、「隼(はやぶさ)」ほどではないもののそこそこの運動性能を備えておりドッグファイト(格闘戦)も可能ながら、エンジン・パワーにものをいわせたヒット・アンド・アウェー(一撃離脱戦)も重視した機体で、「いいとこ取りの疾風」と呼ばれることもある、きわめて優れた性能を具備していた。ところが大戦末期の粗製乱造(そせいらんぞう)の横行で、「戦闘機の心臓」ともいうべきエンジンの信頼性が低下。それに輪をかけて、熟練した整備兵の払底(ふってい)で適切な整備が行われにくくなり、さらにパイロットの練度低下まで重なって、連合軍パイロットの中には、飛行中の視認では同じように見える「疾風」も「隼」も零戦(ぜろせん)も、性能的には大差ない「与(くみ)しやすい敵」とタカをくくっている者もいた。しかしこの油断のせいで、よく整備され熟練パイロットが操縦桿(そうじゅんかん)を握る「疾風」と対戦し、なめてかかって返り討ちに遭うことも稀ではなかったという。

キ84試作機は、高度6000mを最大速度約660km/hで飛行したが、戦後、アメリカが鹵獲した量産型「疾風」は、アメリカ側の整備を受けてアメリカ製の潤滑油や燃料を用いたフライト・テストに供されたところ、ほぼ同じ高度で最大速度約687 km/h(異説あり)を記録している。これらの数字は、日本の量産航空機の最速であると同時に、連合軍による鹵獲日本機としても最速であった。こうした結果から、アメリカ側は「疾風」に対して、「第二次大戦で使われた日本機中、最高性能の機体」の太鼓判を押している。なお、連合軍は本機を“Frank”のコードネームで呼んだ。

この「疾風」を駆って戦ったエースパイロットのひとりに、佐々木勇がいる。1921年に広島県で生まれ、少年飛行兵となって訓練を受け、太平洋戦争から実戦に参加した。「腕の佐々木」の通り名で呼ばれるほどの名パイロットで、戦争末期の日本本土防空戦では、昼夜を問わず「疾風」に乗ってB-29の迎撃に出撃。終戦までの総撃墜機数は少なくとも38機といわれ、そのうちの6機は撃墜が難しいB-29とされる。他にB-29を3機撃破している。戦後は航空自衛隊に入隊し、3等空佐で退官した。(白石 光)


四式戦闘機に装備されたエンジンは中島製ハ45、海軍の制式名称は誉、中島飛行機が量産した最後の航空用エンジンだった。このエンジンは戦争後半期の陸海軍の航空機に広く搭載された航空機用レシプロエンジンで欧米の主流に近い離昇2千馬力を発揮し、同クラスの欧米エンジンよりも小型で軽量だったが、高度な生産技術が必要で戦況の悪化による生産環境の悪化などから要求を満たすことができなかった。さらに燃料や潤滑油の質の悪化や適切な整備が行えなかったことなど様々な悪条件が重なりカタログ上の性能を安定して発揮することができなかった。このエンジンは空冷二重星形の14気筒エンジンだった栄を18気筒化して1気筒当たり100馬力上の出力を発揮することで直径や重量をそれほど大きくせずに2千馬力級の次世代エンジンを開発する計画を立てた。最終的に排気量35.8 L、初期目標出力1800 hpという小型・小排気量で大馬力のエンジン設計案をまとめて海軍の肝いりで海軍航空技術廠(空技廠)と共同で官民一体の開発プロジェクトが立ち上げられることとなった。

同時期に登場した同等出力の2列空冷星型エンジン、例えばアメリカの2千馬力級エンジンであるプラット・アンド・ホイットニー製R-2800-9は46 L、ドイツのFw190に搭載された空冷星型エンジンBMW製801も41.8 Lで当時の出力/排気量比の水準は40馬力/L台であったが、50馬力/Lを狙った誉は極めて野心的なエンジンだった。そのためにエンジンの回転数やブースト圧を上げたが、エンジンの冷却、クランクピンの直径と強度の問題、軸受合金(ケルメット)の急焼損、オクタン価100のハイオクタンガソリンの入手困難による性能低下など様々な不具合が発生してその対策に追われることになった。この他にもピストンリング、バルブカム、バルブスプリング、発電機などの部品について負荷の増大に対応したものが確保できなかった結果、耐久性不足で破損するという問題があった。また狭小なスペースに取り回した電気配線の被覆がエンジンの熱で焼けて絶縁不良になるなど細かなトラブルも多発した。また生産が始まると不慣れな徴用工の作業による不良部品の多発など部品の歩留まりの悪さにも悩まされた。

このエンジンは大戦後期に登場した日本軍機の多くに採用された唯一実用化と生産された2千馬力級エンジンであることや戦後に米国のハイオクタンガソリン、高品質潤滑油、高熱価のプラグを使用して本来の高性能を発揮したことから米軍は本エンジンに高い評価を与えているが、当時の日本の技術力や工業生産レベルでは手に余るエンジンだった。欧米ではスーパーチャージャーやターボチャージャー過給機を装備して高高度でも安定した性能を発揮するエンジンが量産されたが、日本では有効な過給機を生産することができず高高度性能が劣っていた。また小排気量を回転を上げて馬力を稼ぐ方式の誉はトルクが小さくドイツから輸入したFw190や鹵獲した米国の戦闘機と加速性能を比較するとプロペラの推進効率の低さとも相まって日本戦闘機は後方に置いて行かれてしまったという。また整備も名人芸的な指導員の指導で行うために指導員によって差が多きく稼働率に大きく影響したという。唯一、第47戦隊では整備指導を徹底して搭乗員も整備に加わって情報を共有するなど整備に力を入れたために気難しいと言われた誉も適切な整備を行って戦線に復帰させることができたという。誉と言うエンジンは当時日本では精製することができず米国からの輸入に頼っていた100オクタン航空燃料を使用して設計上の性能を発揮することができるエンジンでその米国と戦争になって100オクタン燃料が入手できなくなってからは91オクタン燃料に水アルコール噴射を行って何とか性能を維持しようとしたが、その噴射システムがまたトラブルを起こすなど当時の日本の技術レベルを超えたエンジンではあった。

4式戦闘機はエンジンがカタログデータ通りに動けばいい戦闘機だったが、日本のレベルでは手に余るエンジンだったので本来の性能が発揮できず稼働率も低かったので嫌われてしまった。また3千5百機という一式戦闘機に次ぐ多数が生産された割には海軍の紫電改のようにあまり活躍したという記録がないのは紫電改のように集中使用されなかったこともあるが、故障の多い4式戦が熟練搭乗員に嫌われて技量未熟な搭乗員があてがわれたせいもあるのだろう。戦争末期になっても海軍では零戦、陸軍では一式戦や五式戦が好まれたのは燃料と油を入れればいつでも飛べるという稼働率の良さが好まれたのだろう。もっとも戦争末期には零戦の稼働率もかなり危なかったようだが、零戦も栄と言う誉の原型になった中嶋製エンジンではある。それでも海軍の紫電改、彩雲、流星、銀河、陸軍の4式戦などエンジンが調子が良ければ高性能を発揮したとは言う。ただ1945年当時の日本には2千馬力級の航空機用エンジンを自主開発できるような技術レベルになかったことは確かではある。作ったエンジンの燃料を自国では生産できず敵国であった米国に依存せざるを得ないこと自体がもう何をか況やではある。

Posted at 2022/12/28 22:27:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2022年12月26日 イイね!

スタッドレスタイヤはCMの様にビシッととまるわけではない、・・そうだ、・・(;^_^A。

めったに降雪しない地域なら中古スタッドレスという選択肢もあり?
日本では冬場には多くの地域で降雪がある。関東や東海地方ではたまにといった程度だが、降ったときには積もることもある。もちろん冬場はスタッドレスタイヤを履いておきたいが、日常的に降らない地域ならば、中古スタッドレスという選択肢もある。非降雪地域での安全で賢いタイヤ選びを考えてみよう。

降雪地域では迷うことなく新品のスタッドレスを!
スタッドレスタイヤは中古でもいいのか、その判断は難しい。温度の低いときに雪を捉え、氷面の水を掻き取ってグリップするスタッドレスタイヤには、柔らかいゴムが必須だ。劣化して柔らかさがなくなっていては本来の性能は発揮できない。雪や氷の上での性能がイマイチだったら、スタッドレスタイヤを履く意味はないわけで、降雪地域の皆さまにはもちろん新品のスタッドレスタイヤをオススメする。それほど雪が降らない地域でも新品のスタッドレスタイヤの方が安心だが、年に1回あるかないかの降雪のために大金をはたいて新品のスタッドレスタイヤを買うのは気が引けるという気持ちも分かる。

中古スタッドレスは製造年数の浅い国産を選ぼう
ならば、中古スタッドレスタイヤを選ぶという手もあるだろう。その場合も、できるだけコンディションの良いものを選びたい。スタッドレスタイヤとして製造されていても、製造から年月を経て固くなっていたり、溝が浅くなっていては肝心の性能が発揮できない。とくに気をつけたいのは残り溝よりも、製造からどれだけ経っているかだ。

北海道のショップに聞くと、こう語ってくれた。
「新品ならどのメーカーでも大差ないが、中古になったときに実力が現れる。国産メーカーなら数年は大丈夫だけど、激安海外タイヤメーカーのスタッドレスだと2シーズン目からヤバい。3シーズン目には恐怖体験でしかない」
これはひとつの意見だが、そういった傾向がある模様だ。そう考えると、中古で買うなら国産メーカーのほうが無難のようだ。

オールシーズンタイヤなら安全性もコスパも合理的
しかし、そもそも、そんなリスクを含んだスタッドレスタイヤに果たして意味はあるのだろうか。ならば、いっそのことオールシーズンタイヤの新品を買う手もある。オールシーズンタイヤは、「雪道対応で氷上性能はNG」であることが多い。本格的な降雪からの凍結には対応できないが、急な降雪には対応できる。東北以北では使えないが、関東平野や東海、関西の沿岸部などなら、そのコンセプトにちょうど合致する。強みは通年で履けること。スタッドレスタイヤとは違ってドライ性能に問題もないので安心してずっと使える。普段乗りのタイヤとスタッドレスの中古を買ったりするなら、資金を一本化してオールシーズンタイヤの新品を買うほうがコストパフォーマンスの面でも合理的なのだ。
* * *
ある程度降雪がある地域や、ウインタースポーツを楽しむならスタッドレスタイヤは新品を選びたい。なによりも新品のグリップの高さは安心感につながるし、事故やクラッシュによって失うものを考えれば新品スタッドレスも高くはない。それでも中古スタッドレスを選ぶなら、できれば国産でなるべく新しいもの、溝もあるものを選ぶようにしたい。


スタッドレスタイヤはCMでやっているようなあんなにビシッとは止まらないそうだ。スタッドレスも滑るけど要するに程度問題なんだそうだ。夏用タイヤはズリンズリンだけどスタッドレスはズズッくらいだそうだ。圧雪路だろうとアイスバーンだろうと一番すべり止め効果が高いのはスパイクタイヤだけど今は路面を削って粉塵を発生させるということで禁止、次はタイヤチェーンだが、これは完全圧雪路ならいいが、まだら雪の路面だと切れてしまう。スタッドレスは圧雪路はある程度はいいけど凍結路はダメ、オールシーズンは冬場はまあ夏タイヤよりはまし、‥と言った程度だろうか。ビスタαxに一度装着したことがあるが、何だかぐにゃぐにゃして走り難かった。激安海外タイヤなんて夏でも冬でも問題外ではある。住んでいるところが降雪地帯じゃないのでこれまでは非金属チェーンで済ませていたし、あれもなかなか頼りがいがあったんだけど86GRは後輪にでかいタイヤをつけているのでホイールハウスとの隙間がなくてタイヤチェーン装着禁止なので莫大な経費を支出してスタッドレスを買った。ディーラーで「布チェーンはどうなの」と聞いたが、「あんなものあっという間にボロボロになってしまう」とか言うのであきらめた。3枚くらいに分割された非金属チェーンなら大丈夫じゃないかとも思ったが、あの車高の低いあっちこっちヒレが突き出した86GRで雪道を走ること自体が暴挙と思い、余計なことはやめることにした。スタッドレスは万が一の備えではある。最近は雪が降らんとか言ってもたまにバカ雪が降ることもあるし、路面が凍結していることもあるからなあ。まあ危ないところには近づくのはやめておこう、・・(^_-)-☆。
Posted at 2022/12/26 14:15:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2022年12月26日 イイね!

空気入れを買って車のタイヤの空気圧を調整した、・・(^_-)-☆。

昨日は買い物がてら散歩して8キロほど歩いたが、途中、ちょっとイエローハットに寄った。先日冬タイヤに交換したのだが、どうも空気圧が低いようでガソリンスタンドに行って空気圧を調整したが、どうもあまり調子が良くないのかタンクの圧力が低いのかしっかり空気圧が高まらなかったのでそれなら空気入れを買って自分で入れようとどんなのがあるかちょっと寄ってみた。

大体空気入れと言うと手で押すポンプ式のものか足でペダルを踏むものと思っていた。手でポンプを押すものはチャリンコならともかく車となれば何だかかなり疲れそうなので足踏み式を買おうかと思ったが、展示品を見ると車から電源を取ってコンプレッサーを駆動する電動式が主流のようだ。電動空気入れがあるとは空気入れも進歩したものではある。

電動式は3種類くらい置いてあった。価格は3000円から5000円くらいでさほど高価でもない。人力はないかと探したら3200円で足踏み式のエアタンクが2個付いたものがあった。電動式の方が楽なのだが、機械と言うのは単純な形式の方が故障が少なくて使いやすい。電動式と言ってもヘアドライヤーくらいのもので大丈夫なんだろうかとか様々考えたうえで足踏み式の原始的な空気入れを買うことにした。

買った空気入れをもって実家に行って空気入れを取り出してタイヤにセットすると2㎏/㎠くらいしか空気圧がない。そこで原始的に足でキコキコ踏んで空気を入れたが、20回くらい踏むと2.4kg/㎠まで上がった。適正空気圧は2.3kg/㎠なのでこんなものでいいだろうと言うことで残りの3輪もキコキコとペダルを踏んで空気を入れた。バイクもあるので原始的な足踏み式の方が都合がいい。そんなこんなでちょっと横に広がっていたタイヤもシャキッとした。

車にしてもバイクにしてもあまり空気圧の点検などと言うことはしないのだが、車やバイクはタイヤによって路面に接地して支えられてそのタイヤが路面との摩擦抵抗で動力を路面に伝えて走っているのだから空気圧は非常に大事で適正でないとバーストしたりして重大事故につながる。ディーラーとかに行って調整してもらえばいいのだが、なかなか面倒くさいし、そうそう暇もないのでやはり自分でやる以外にはないだろう。まああんな空気入れに付属している空気圧計がどれほど性格か分からんけどただ圧力を計るだけなのでそこそこ正確だろう。このところ車用の器具がどんどん増えて行くが、そのうちにガレージハウスでも建てようか、・・(^_-)-☆。


Posted at 2022/12/26 13:33:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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