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2023年08月02日 イイね!

陸軍の思いつきに振り回されたキ66双発急降下爆撃機、・・(◎_◎;)。

陸軍の思いつきに振り回されたキ66双発急降下爆撃機、・・(◎_◎;)。太平洋戦争も中盤を過ぎて末期に近づくにしたがって、敗色が濃くなった日本。苦境に立つ皇国(こうこく)の起死回生を担う最先端の航空機を開発・実用化すべく、日本が誇る技術陣は、その英知と「ものづくり」のノウハウの全てを結集して死力を尽くした。第11回は、ドイツの急降下爆撃機の活躍に影響され、日本陸軍が双発の急降下爆撃機として開発を求めた「隠れた優秀機」たるキ66である。

日本陸軍は、ピンポイント爆撃を得意とするドイツのユンカースJu87シュツーカ急降下爆撃機の活躍ぶりと、海軍が輸入した緩降下爆撃が可能な同Ju88双発爆撃機に触発されて、以前から急降下爆撃機に着目していた。そこで太平洋戦争開戦直前の1941年9月、川崎航空機に対して、双発急降下爆撃機の開発を要請する。

これを受けた川崎航空機では、優秀な99式双発軽爆撃機を設計した土井武夫(どいたけお)技師が担当して設計が進められた。キ66と呼ばれた本機の外見上の特徴は、両主翼の下面に簀子状のダイブブレーキ(急降下ブレーキ)を備え、爆弾は外装式ではなく胴体下面の爆弾倉に搭載するというものだった。しかし全体的なデザインは、やはり成功作の99式双発軽爆撃機に似たものとなった。爆弾搭載量は300~500kgで、機首に12.7mm機銃2挺、後部銃座に7.7mm機銃2挺を備える。最大速度は535km/hで乗員は2名だった。

試作第1号機は、太平洋戦争開戦後の1942年11月に完成し、1943年2月からフライトテストが行われた。全般的な飛行性能は至極良好だったが、最大速度をさらに速くしてほしいとの要望が陸軍より提示された。だが当時の川崎航空機には、既存機種の戦時増産体制のなかでこの要望に応える余裕がなかった。そうこうしているうちに、99式双発軽爆撃機にダイブブレーキを取り付けたところ、完全とはいかないまでも相当な急降下爆撃に対応できることが確認できた。そこで全ての航空機生産が逼迫している戦時下の情勢も鑑(かんが)みて、わざわざキ66を造らなくてもよいのではないかという意見が当の陸軍内部からも聞かれるようになり、結局、本機は不採用となった。こういった事情により、本機の実際の生産機数は、試作機と増加試作機を合計しても6機にすぎなかった。しかし優秀な低空襲撃機に転用できる可能性もあったので、もし当時の日本の航空機生産能力に余力があり、本機が生産されていたなら、それなりの戦果を残していたものと思われる。(白石 光)


日本陸軍は双発の襲撃機をキ45改(二式複戦)、キ96、キ66、キ102、キ93だのと多数試作したが、ものになったのはキ45改だけであとはほとんどが試作で終わっている。日本の爆撃機は重爆だの軽爆だの襲撃機だのと言うが、爆弾の搭載量も大して変わらず人ばかり乗せているが、地上攻撃などは二式複戦に250キロ爆弾2発程度を積んで行けば十分間に合っただろう。二式複戦の後継はキ96辺りで十分だろう。日本のように人的物的資源がない国は試作機を絞って開発を進めないといけない。陸海軍が仲が悪かったのでお互いに別個に機体の開発を進めていたが、できれば長距離遠戦は海軍、局地戦闘機は陸軍、近接支援機は陸軍、重爆は海軍と言うようにお互いに機種を分担して開発すればよかった。それが出来なくてもキャパが大きい双発機は対地攻撃、高高度迎撃など様々な任務に適合するので二式複戦、そしてその後継機にマルチロールな役割を負わせてもよかったのではないだろうか。双発戦闘機は単発戦闘機と空戦をしても勝てないが、速度や搭載量に余裕があるのでマルチロール的な役割を負うことが出来ただろう。99式双軽などは無駄な機体だったように思う。二式複戦で十分その役割を大体できただろうからだ。その後継はキ96、キ102辺りだろうか。キ66も必要な機体とも思えない。ただ当時はそうしたマルチロール機という発想がなかったのかもしれないが、・・。キ66は機体としては出来のいい優秀な機体だったそうだが、陸軍の用法が定まらなかったために開発中止となったようだ。

Posted at 2023/08/02 23:57:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2023年08月02日 イイね!

#8月に思うこと 太平洋戦争、日本の敗因は、。

#8月に思うこと 太平洋戦争、日本の敗因は、。日本が太平洋戦争で米国に負けた原因はミッドウエイ海戦と言われるが、実際にはそうではない。ミッドウエイ海戦では空母4隻と航空機300機以上、そして熟練搭乗員多数を失った手痛い敗戦だったが、海上戦力ではまだ日本海軍が優勢を保っていた。そしてその後に米豪分断作戦としてソロモン諸島方面に進攻している。そして真に日本が力尽きたのはガダルカナル島を巡って繰り広げられた争奪戦に伴って起こった一大消耗戦でここで日本は艦艇25万トン、航空機7千機と多数の搭乗員を失ったが、資源がなく底の浅い日本の工業生産力ではその損失を穴埋め出来ず、一方米国は同様の損害を被ったが、米国の巨大な生産力がフル稼働して損害を穴埋めして更にその上に莫大な戦力を積み上げた。これで日米の戦力差は決定的となり1944年以降は日本は米国に押しまくられて敗れた。要は工業生産力の差が勝敗を分けたわけで底の浅い日本の工業生産力では米国に勝つ術はなかった。「戦争はやってみなければ勝ち負けは分からない」と言う陸軍の主張に押し切られたが圧倒的な国力の差は誰が何をしようが、どうにもならない決定的な要因だった。日本は主体的に米国に勝利する方法を見いだせないまま戦争に突入して完膚なきまでに敗れ去った。
Posted at 2023/08/02 23:54:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2023年08月02日 イイね!

#8月に思うこと 終戦記念日

#8月に思うこと 終戦記念日8月と言えば終戦記念日、明治政府が始めた海外武力進出政策が終焉を向かえた日である、😁🌀🎃😅。日本は明治に入って日清、日露、第一次大戦と戦勝国となり、世界第三位の軍事大国となると太平洋を挟んで米国と覇権を巡って対立するようになった、😁🌀😨🎃。太平洋戦争については一概に日本ばかりが悪いわけでもなく要するにアジアと西太平洋の覇権を巡る戦争で米国にもいろいろ下心はあった、😁🌀🎃😅。ただ米国にしてみれば打倒すべきはナチスドイツで日本が中立の立場を取るなら敢えて戦う必要はなかった。しかし日本は東南アジアや中国に対する武力進出を止めなかった。対抗措置として米国は鉄や石油と言った戦略物資の禁輸を行ったことから日本は米国に宣戦布告して太平洋戦争が始まった。当時の米国のGDPを100とすると日本は9、重工業中心の米国に対して日本は繊維、木工など軽工業中心の産業構造、先端技術でも遅れていて、しかも戦略物資の8割を米英圏に依存していた。当時海軍は米国と戦ったら2年が限界で勝つのは不可能という見方が主流だった。開戦後半年は米国の備えが不十分な状況で順調に進んだが、ミッドウエイで負けて矛先を豪州に転じ、ガダルカナルを巡る攻防戦で25万トンの艦艇と7千機の航空機を失って日本の生産力は力尽きた。開戦後ちょうど2年、予想通りの展開だった。その後は米国にとっては残敵掃討戦で日本はマリアナ、フィリピン、沖縄戦と負け続けて海上交通を遮断されて干上がって負けた。圧倒的に国力に差があり、戦略物資の大部分を依存していた米国に、しかも勝てないと分かっていながらなぜ戦争を仕掛けたのか、それは武力で国を富ませようとした政策の誤りの結果だろう。ある海軍の士官が「軍艦を持って行って資源をぶん取って来るなんて海賊みたいなことは止めて軍艦を作る金で物資を買ってくればいい」と言ったそうだが、まさに正論である。人間が存在する限り戦争はなくならないし、急迫不正の侵略に対して軍事力は持つべきだろうけどその力を他国の主権を侵害して利益を得るために用いるなどもっての他ではある。そういうことのないよう祈りたい。
Posted at 2023/08/02 23:53:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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