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2024年02月07日 イイね!

帝国海軍戦闘機「震電」の実力はいかに、・・(^_^)v。

帝国海軍戦闘機「震電」の実力はいかに、・・(^_^)v。「震電」に負けず劣らず個性的な米英の試作機
ゴジラ映画の最新作『ゴジラ-1.0』には、旧日本海軍が開発した試作機「震電」が登場し、スクリーンの中を縦横無尽に飛び回ります。「震電」の特徴はなんといっても機体後部にエンジンとプロペラがあり、機首に小翼を付けた独特な形状でしょう。このような形の飛行機は「エンテ型機」などと呼ばれ、第2次世界大戦中に日本のみならず、世界中で研究されていました。代表的なのは、アメリカのカーチス・ライトXP-55「アセンダー」とイギリスのマイルズ「リベルラ」です。ただ、戦勝国のアメリカやイギリスも結局、エンテ型機を採用することはありませんでした。いったい、なぜ実用化されずに消えてしまったのでしょうか。

そもそも「エンテ(Ente)」とはドイツ語で鴨のことで、フランス語では「カナール(Canard)」と呼ばれます。ちなみに、これを英語読みすると「カナード」となります。現代戦闘機のユーロファイター「タイフーン」やダッソー「ラファール」、サーブ「グリペン」などが主翼の前に備える小翼を、まさに「カナード」と呼びます。まず胴体の前端にプロペラ、その後ろの機首部に重いエンジンを置き、胴体のほぼ中央に最大の揚力を生む主翼を配して、胴体最後部に垂直尾翼と水平尾翼を設けたのが一般的なレシプロ単発機のデザインです。そして、機首先端のプロペラをエンジンで回し、このプロペラが生んだ強力な気流を後ろへ向けて送り出すことで生じる「牽引力」で、機体全体を引っ張るように飛行します。このようなオーソドックスな配置ではない構造の機体として開発されたのがエンテ型機です。胴体の先端にエンジンを置かず、機首部分に水平尾翼の代わりとなる水平前翼を備え、胴体後部に大きな主翼を配したもの。エンジンは逆に胴体の後部に配置し、プロペラを機体最後端で回して気流を後ろに向けて強く送り出すことで生じた「推進力」によって飛行する単発エンジン機として設計されました。

高速で重火力なら「形は問わず」 アメリカのエンテ型
アメリカで開発されたエンテ型機のXP-55「アセンダー」は、P-40「ウォーホーク」戦闘機などを設計したカーチス・ライト社が手掛けた機体です。発注元のアメリカ陸軍航空隊(現アメリカ空軍)は1939年に、従来のプロペラ単発型の戦闘機よりも「高速で重火力を備えて視界良好」な機体なら、どのような設計のものでもよいという要求仕様を提示しました。これに対し、カーチス社はエンテ型の本機を提案し、陸軍航空隊からゴー・サインを得て開発に着手します。ただ、きわめて実験性の高いプロジェクトであり、「うまくいけば実用機となる」程度の判断で始まった開発でした。一応、社内における自費での実験などを済ませたあと、1943年7月19日に試作1号機を初飛行させます。しかし、安定性が著しく不足していることが問題視されました。その原因のひとつが、当初予定されていた2200馬力の新型エンジンが開発中止になったため、代わりに約1200馬力と1000馬力も低出力のエンジンを使わざるを得なかったことだとか。この結果、アンダーパワーとなっただけでなく、安定性にも影響が出たとされています。なお、日本の「震電」も初飛行時に安定性が独特である点が指摘されていることから、エンジン出力の問題よりも、エンテ型という形状が、既存の飛行機とは異なる、研究があまり進んでいない独特の飛行特性を生じさせた、というのが実情だといえるでしょう。加えてXP-55の最高速度は、同時期のオーソドックスなデザインの単発エンジン戦闘機よりも遅いものでした。安定性に欠け、さらに速度も遅いのでは開発を継続する意義が見出せません。こうして、同機は1945年5月に開発中止となってしまいました。

ジェットエンジン搭載する予定で生まれた試作機
一方、イギリスのマイルズ社が開発した「リベルラ」は、胴体の後部に大きな主翼、そして機首部には大きめの水平前翼を備えた、エンテ型の亜形ともいえる機体形状が特徴です。リベルラにはM.35とM.39という2種類の機体があり、最初に開発されたのは前者になります。元々はイギリス海軍向けに提案されたもので、エンジンを胴体後部に搭載し、プロペラは「震電」と同じ後ろ向きのいわゆる推進式。低翼に配置された後部主翼の左右両端には、1枚ずつ計2枚の垂直翼が取り付けられていました。そして、大きめの水平前翼の前に、1人乗りのコックピットがある構造でした。本機は、あくまでも試作機のため1機しか造られませんでしたが、試験してみると比較的良好な成績だったため、同機をスケールアップして双発エンジン化することが計画されます。こうして生まれたのが、リベルラM.39です。同機は複数のターボジェットエンジンを備える高速爆撃機として構想されていました。しかし、ジェットエンジンの開発が進まないので、レシプロエンジン双発の縮小型検証機としてリベルラM.39Bが造られます。同機には、胴体後部に主翼があり、この主翼の左右中央部に、プロペラを前向きに備える形でエンジンをそれぞれ1基ずつ装備していました。垂直翼は胴体後端と主翼の左右端に、1枚ずつ計3枚備わっています。なお、機首部の水平前翼は大きく、その上に1人乗りのコックピットが設けられていました。リベルラM.39Bは 試作機が1機造られて1943年7月22日に初飛行しましたが、やはり外観こそ奇抜であったものの、既存の戦闘機を上回る性能ではなかったようで、結局、それ以上の機体は作られず計画は中止となっています。

このように、エンテ型戦闘機の開発は日本だけでなくアメリカやイギリスでも進められていたのです。しかし、日本よりも強力なエンジンを開発・生産できる技術があった米英においてもモノにできなかったというのは、エンジン以外の要素として、当時はまだ解明されきっていなかったエンテ型機の飛行特性なども大きく関係していたからです。そう考えると、もし日本が「震電」を実用化できたとしても、高出力エンジンの搭載とは別の観点から、持て余した可能性があったかもしれません。(白石 光(戦史研究家))


「ゴジラー1.0」とか言う映画で震電が登場したと言うことで最近震電が良く取り上げられる。ゴジラものは昔はよく見たけど最近はもうあまりにもあほらしくて見るに堪えないので見には行かなかった。実際の震電は2回試験飛行をしただけで終戦となってしまったが、あの機体、米英のXP-55やリベラルとか言う機体よりはずっと洗練されているように見える。スウェーデンにもサーブ21と言う機体があったが、これは実用機として装備されている。さらにはジェット化もされてスウェーデン空軍の一翼を担っている。震電の開発が継続されていた場合に問題になっただろうことはまず第一にエンジンの冷却だろう。冷却空気の取り入れ口を見てもエンジンの冷却には相当に苦労しただろうと思う。次は大馬力エンジンのトルクの問題だが、これもその調整にかなり苦労しただろう。そして機首が重くて上がらないとか言うことだが、これは前翼の面積を大きくするとか武装を調整すれば解決するだろう。そして何よりもエンテ型と言う機体の空力特性で、前翼で乱された空気の流れの中に主翼があることから失速特性など非常に微妙な機体になる可能性があったとか言うのでこの辺の調整にも相当に苦労しただろう。もっとも安定して2千馬力を発揮可能なエンジンが出来れば、そして欲を言えば過給機も出来れば、何もあんな際物的な機体を作らなくても四式戦や紫電改で必要な性能を得ることが出来てそれで済んだだろうし、次の機体はジェット機だっただろうから震電の出番はなかっただろう。ただ海軍の景雲とともにジェット化に至る過渡的な機体としての存在意義はあったかもしれない。もっともこれも実用的な出力を備えたジェットエンジンが出来ればの話になるが、・・(;^_^A。
Posted at 2024/02/08 00:57:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2024年02月07日 イイね!

シャチの群れ、流氷に閉じ込められる、・・(◎_◎;)。

シャチの群れ、流氷に閉じ込められる、・・(◎_◎;)。5日、流氷が観測され、6日は辺り一面、真っ白な流氷に覆いつくされた北海道東部の羅臼町沖。この場所で、シャチの群れが流氷に囲まれ、動けなくなっていました。
相田有加里カメラマン(6日)
「流氷の隙間にシャチが見えます。とても息苦しそうです」
そして、一夜明けて、姿を消したシャチ。どこへ行ったのか?また、どうして閉じ込められてしまったのか?もうひとホリします。

羅臼町産業創生課 白柳正隆さん
「陸からは、ブロー(潮吹き)が見えたのと、ドローンを飛ばして詳しい頭数が分かった」
救出しようにも、流氷があるため現場に船が近づけず、「なすすべのない状態」が続いていました。

相田有加里カメラマン(7日午前10時すぎ)
「きのうに比べると氷と氷の間にすき間ができたように見えます」
7日午前の現場海域の様子を、6日夕方と比べてみると、6日は流氷がびっしりと海を覆いつくしていましたが、7日は流氷がまばらになっていました。7日朝、羅臼町の職員が様子を確認したところ、シャチの群れは現場付近から姿を消していたということです。

羅臼町産業創生課 大沼良司課長
「きのう(6日)のポイントを重点に、より北側を確認した。流氷の密度が少し広がっておりまして、推測でしかないが、なんとか脱出してくれていればという」
一方、地元の人は…
地元中学の教諭
「生徒たちも動画をニュースを見たりして、『かわいそうだね』『どうなった?』と学校で話題にしているようだった。私も助かっていたらいいな、と生徒たちと話していた」
「海の王様」と呼ばれるシャチですが、流氷に閉じ込められた場合、脱出するのは難しいと専門家は指摘します。

東京農業大学 小林万里教授
「シャチは基本的に流氷の中に入っていかなくて、海表面が出てるところで生活してますので、(流氷が)思いもよらず、一気に来てしまって、閉じ込められてしまう」
今回のように、シャチが流氷に閉じ込められるケースは珍しいですが、ここ数年、流氷の勢いが弱まっていることも原因として考えられると言います。

東京農業大学 小林万里教授
「最近流氷も減っていて、こういう機会に遭遇するシャチも少なくなってるんじゃないかと思っている。そうするとそういう経験値が少ないシャチが、もしかしたら増えてる可能性はある。シャチは社会性が強い生き物なので、子どもだけ置いていくことは絶対しないので、そういう意味で、まずは子どもを守る」

そんな流氷に閉じ込められたシャチの群れ。
7日朝になって、姿は見られなくなりましたが、脱出することはできたのか?小林教授は、シャチは水中で流氷の隙間を“明るさ”で探すため、「太陽の光」が脱出のカギになると考えます。

東京農業大学 小林万里教授
「最初閉じ込められたのが朝だったっていうのはすごく幸運だった。これが夜だったら、なかなか(隙間を)探し出せないと思う。天気がよかったこともありますよね。あと、流氷がより詰まる環境ではなくて、流氷が散らばるような要因が、功を奏したのかなとは思います」
東京農業大学・小林教授によりますと、今回は流氷の中で過ごす経験値の少ないシャチが、一気にやって来た流氷に閉じ込められた可能性があるということです。今年初めて羅臼町沖で流氷が観測されたのは5日です。羅臼町周辺の流氷の動きを表した図を見ると、1日時点で羅臼町の周辺に流氷はありませんが、6日には流氷が接岸していて、この数日の間に一気に流氷が押し寄せたということがわかります。

また、流氷に閉じ込められるのは、動物だけではありません。先月、道北の枝幸町の沖でロシア船籍のタンカーが流氷で動けなくなり、その後、ロシアの砕氷船によって救助されました。2017年には、羅臼沖で漁船8隻が流氷に閉じ込められ航行不能になりました。氷を砕ける巡視船に救助され、およそ12時間後に港に戻りました。いずれも乗組員にけが人はいませんでした。さらに2020年、網走市で接岸した流氷に乗って写真を撮っていた大学生が、20メートルほど沖合に流される事故も起こっています。幸い、風向きが変わり流氷が岸に近づいたため、約30分後に自力で岸に戻るも、海保、警察、消防が緊急出動する事態になりました。網走海上保安署は、落水すると命に関わる危険性があるので、安易に流氷に乗らないでほしいと注意を呼びかけています。流氷は貴重な観光資源である一方、危険性についても知っておく必要があります。(北海道放送(株))


無事に脱出できたのならいいけどねえ。シャチは天敵のいない地球上最強の肉食獣と言うが、自然には勝てないんだねえ。氷は強敵で砕氷能力を持つ砕氷船でも氷に閉じ込められることがある。戦艦大和でも氷海の航行はできない。シャチも何であんなところに迷い込んだのか、経験値の少ないシャチの群れが押し寄せる流氷に閉じ込められたと言うが、無事に氷のない海に抜け出られたらいいのだが、・・(^_^)v。

Posted at 2024/02/07 21:52:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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