菅直人首相は18日、社会保障と税の一体改革に伴い消費税率を引き上げることになった場合、法整備前に衆院を解散する可能性を記者団がただしたのに対し「今から議論が本格的に進む。その中で意見もだんだん集約されてくる」と述べ、明言を避けた。首相は昨年6月の記者会見で「大きな税制改革をやる時は、国民に判断する機会を持ってもらうのが必要だ」と述べ、消費税を増税する前には衆院を解散して国民の信を問う考えを表明していた。
また逃げ菅の本領発揮か。その場で思いついたことを口にして都合が悪くなると逃げ腰になる。こういう御仁が日本のかじ取りをしていることを恥ずかしく思う。こんなことを繰り返しているとだれも信用しなくなるだろう。もっとも、もう大部分の国民は信用していないだろうが。やると言ったのだから逃げ回らないで正面からしっかりとやってみればいい。逃げ回るよりもその方が国民は支持してくれるかもしれない。
民主党の岡田幹事長と安住淳・新国会対策委員長らが18日、与野党各党を回り、「今後の国会運営のあり方に関する提案」と題した文書を手渡し、国会運営への協力を要請した。
文書は、民主党の野党時代の国会対応について、「適切とはいえない場面があったことは真摯(しんし)に反省しなければならない」とし、両院協議会の機能強化のために国会法を改正することのほか、首相や閣僚が海外出張で国会審議を欠席する場合、副大臣・政務官が代わりに審議を行うことなどを求める内容だ。
野党側は「今の政権がきつくなったから、ああだこうだ、と言っている。稚拙だ」(大島理森自民党副総裁)、「まさにご都合主義だ」(たちあがれ日本の園田幹事長)などと猛反発した。提案への反発だけでなく、19日に正式に就任する予定の安住氏らに対し、「就任もしていない国対委員長と話しても意味がない」(公明党)という不満もあったようだ。
政権交代した時は日の出の勢いで、日本が悪くなったのはみんな前政権のせいだと大声でわめいていたが、今となってはさらに悪化する国内外の情勢にただ呆然と立ち尽くすだけか。野党時代はやりたい放題政権政党の邪魔をして、自分たちがその立場に立つと何とか協力して欲しいというのも随分とご都合主義なことだ。 国民との契約と豪語したマニフェストも「心眼で作ったから見ないさないといけない」などとご都合主義なことをのたまう。一体、政権を負担するという責任をどう考えているのだろうか、この政権政党の幹部の方たちは。
Posted at 2011/01/19 00:37:19 | |
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