エコ全盛で自動車メーカーは、どこも燃費を競っている。HVのプリウスの38.5キロ(これはHVなので別扱いになるのだろうが、)を筆頭にコンパクトクラスであれば、1.5Lで20キロ、1.3・1.0Lでは23から25キロ前後が当たり前となっている。
エンジンの燃焼制御、燃料供給制御、それとCVTなど変速機の改良などで燃費を稼いでいるようだが、時代の要求とは言え、目覚ましい進歩だ。しかし、内燃機関だけの車ではこの辺りが限界で、この先はPHV・EVなどへと移行していくのだろう。
我がSuper Cypha GT1は、14.8キロ、実質的には12キロ強、かなり気を使って運転しているのだが、これではガスがぶ飲みと言われてしまうかもしれない。その前のSuperVista改は、常時50:50の機械式4WDで、自重も1.35tもあったので7から8キロだった。(走りの安定性という点では、リアルタイム4WDとは比較にならないが、)それから見れば大分改善したとは思うが、今の最新技術には及ばない。
最近発表されたトヨタのラクティスやVitzの4WDを見てみたところ、1.5Lで、18キロから19キロほどなので実質的には15キロ程度、それでもずい分と改善されているようだ。ただ、4WDは電磁クラッチを使用した選択式となっているので、その辺りが鍵のようだ。
2WDよりも60から100キロ程度重量が重くなり、駆動系の摩擦抵抗などでエネルギーロスも大きい4WDだから仕方がないが、特殊な車を除いて、4WDも今後はモーターとの連携によるものへと移行していくのだろうか。それにしても小型車では燃費を稼ぐために何とも涙ぐましいまでの努力を重ねているようだ。
もう我がSuper Cypha GT1も2世代前の旧式となっているので、機械的には最新式に及ばないので、乗り方で燃費を稼ぐほかはないだろう。
Posted at 2011/01/09 12:33:15 | |
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