2015年11月28日
民主党の長妻昭代表代行は27日の記者会見で、1億総活躍社会実現に向けた緊急対策として、低所得の高齢者に3万円程度の給付金を支給する安倍政権の方針について「恐らく来年夏の参院選の前にお金が払われるのではないか。全くの選挙対策だ。国民をばかにしている」と批判した。
子ども手当てや高速道路無料化などできもしないばらまき構想で政権を取った民主党に言われたくはないでしょう。あれほど国民をバカにした政策は憲政史上初めてでしょう。
Posted at 2015/11/28 16:59:53 | |
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政治 | 日記
2015年11月28日
まさかの逆転無罪だった。東京都庁小包爆弾事件に関与したとして、1審東京地裁で懲役5年の判決を受けた元オウム真理教信者菊地直子被告(43)の控訴審判決で、東京高裁は27日、裁判員裁判による1審判決を破棄し、無罪を言い渡した。大島隆明裁判長は20年前の事件について「関係者の記憶が曖昧。テロに使う原料を運んだという認識を認定するには疑いが残る」と指摘した。菊地元信者はこの日夕、東京拘置所から釈放された。
大島裁判長は始めに主文を読み上げた。「原判決を破棄し、被告人を無罪とする」。傍聴席から「お~」「え~」と声が上がった。立って主文を聞いた菊地元信者は、席に座る前に弁護人に向かって一礼。少し笑顔を見せ、うなずいた。
1審が有罪の根拠とした実行役の井上嘉浩死刑囚(45)の証言について、大島裁判長は「事件から17年以上もたっているのに、具体的すぎて不自然」と指摘。「製造した爆薬を見せた際、菊地元信者は『頑張ります』と応じた」などとする証言の信用性を否定した。爆薬原料の運び役として起訴された菊地元信者に、原料の薬品が事件に使われるという認識があったかが争点だったが、「認識を認定するには疑いが残る」と強調した。
弁護側は1審に続いて「認識はなかった」などと主張。菊地元信者も控訴審の被告人質問で同様の供述を繰り返していた。
さらに大島裁判長は、菊地元信者が教団内で地位が低く、教団の意思決定に関われなかったことも挙げ、「教団が殺人を含むテロを企てているとは想起できなかった」と判断した。判決理由の朗読中、菊地元信者は涙を見せ、何度もハンカチを顔に当てていた。
読み上げが終わった後、大島裁判長は菊地元信者を立たせて、「法律的には無罪だが、あなたが運んだ薬品が結果として重大な犯罪を起こした。自分の心の中で整理してほしい」と訴えた。
菊地元信者は何度もうなずき、「いいですね」と念を押されると、「はい」と細い声で応じた。入廷直後は両手首などをひもで結ばれ、拘束された状態だったが、再度ひもが掛けられることはなかった。
高橋俊彦弁護士は「初めて接見した時から無罪だと思っていたので、安心した。非常に常識的な判決で、検察は上告しないでほしい」と話した。閉廷後の菊地元信者は、被害者のことが頭にあるのか、手放しで喜んでいなかったという。
傍聴券71枚を求めて並んだのは158人で、倍率は約2・2倍。1審判決支持による控訴棄却を予想した人が多かったのか、注目度は低めだった。
幇助犯にしても共犯と言うには幇助すべき犯罪について、ただ単に危険なものを運んでいたという程度ではなく、ある程度具体的な認識がないと成立しない。実際に認識があったのかどうかは本人しか分からないが、本人が否定している以上、証拠で証明する以外にはない。その評価が一審とは逆になったと言うことだろう。時間が経過し、証拠が関係者の供述だけと言う状況では当然予想される判決ではある。もっとも無罪と無実は全く意味が違うが、・・・。
Posted at 2015/11/28 16:58:47 | |
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その他 | 日記
2015年11月28日
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画をめぐり、国が沖縄県の翁長雄志知事による名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消しを撤回するために起こした代執行訴訟で、県は27日、「承認取り消しは適法」とする答弁書と準備書面を福岡高裁那覇支部に提出した。12月2日に第1回口頭弁論が開かれ、翁長知事が出廷して意見陳述する。
県側は、翁長知事の当事者尋問と、稲嶺進名護市長や環境の専門家ら8人の証人尋問を同支部に申請した。稲嶺氏は27日、市役所で記者団に「もしその機会があればぜひ出掛けていきたい」と話し、申請が認められれば出廷する考えを示した。
準備書面では、前知事による埋め立て承認には瑕疵(かし)があり、取り消しは適法と強調した。
また、辺野古に新基地が建設されることで、「沖縄県や名護市のみならず日本の法令ですら事実上適用されない広大な排他的管理権が設定されることになる」と指摘。県民の世論に反して建設することも「憲法が規定する地方自治の本旨を侵害するもので違憲」と主張している。
また、国側が1968年の最高裁判決を持ち出し、行政機関が取り消しができるのは「公共の福祉に照らし著しく不当と認められるときに限る」としていることにも反論。県側は、環境保全策が十分でないことや米軍機の騒音被害が恒久化することなどを挙げ、「沖縄県の公益が著しく害されることは明らか」としている。
沖縄の知事さんは、沖縄をどうしたいというのかねえ。辺野古は海上基地なので危険性も騒音も現在よりは減少するだろうし、米軍基地は租借地などのように治外法権ではないので一部の法律の適用除外はあるが、原則として日本の法律は適用される。地方の自治権も尊重されるべきだが、国の専権事項である外交・防衛もないがしろには出来ない。「反対、反対」と歯をむき出して言うだけで普天間をどうするのか、具体的に沖縄をどうしたいのか、そのビジョンもない。二言目には、【政治の堕落だ】と言うが、沖縄の知事さんも政治家ではないのか。
Posted at 2015/11/28 16:57:14 | |
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政治 | 日記
2015年11月27日
自称・祈とう師の男が、当時7歳の男の子の糖尿病の治療を中断させ、死亡させたとして逮捕された事件です。男の子の両親が「わらにもすがる思いで頼んだが、間違いだった」と話していることがわかりました。
この事件は、栃木県下野市の自称・祈とう師、近藤弘治容疑者(60)が今年4月、重度の糖尿病を患っている今井駿くん(当時7)に対し、インスリンの投与をさせずに死亡させたとして、殺人の疑いで逮捕されたものです。
近藤容疑者は自らを「龍神」と名乗り、呪文を唱えながら駿くんの体を触るなどして、両親から治療費としてあわせて200万円以上を受け取っていたということです。
また、これとは別に、駿くんの体調に変化があると、「龍神を信じないからだ」と言って、「登録料」として3万1000円を複数回請求していたということです。
その後の警察への取材で、両親が「息子は注射を嫌がっていたので、わらにもすがるような思いで頼んだ。今は龍神に頼んだのは間違いだったと後悔している」と話していることが新たにわかりました。
警察は両親について、保護責任者遺棄致死の疑いで書類送検する方針で、さらに詳しい経緯を調べています。
何が龍神、何が死神だ。糖尿病と言うのは非常に厄介な病気で一生付き合っていかないといけない。気の毒ではあるが、インスリンの投与で通常の生活ができる病気のようだ。両親も心身の負担は大きかっただろうが、神頼みは神社のお百度程度にしておくべきだろう。加持祈祷で問題が解決するならもうとっくにこの世の中から戦争も犯罪もなくなっているだろう。祈って問題が解決するなら誰も苦労はしない。冷静、合理的に物事は考えないといけない。
Posted at 2015/11/27 15:24:16 | |
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その他 | 日記
2015年11月27日
ロシア政府は26日、ロシア軍機の撃墜を受け、トルコに対して経済分野での報復措置を始める方針を明らかにしたほか、シリアに最新鋭のミサイルを配備して、トルコに対する圧力を強めている。
ロシアのメドベージェフ首相は26日、閣議を開き、トルコへの報復措置として、トルコ産の食品の輸入禁止や投資計画の凍結などを検討していることを明らかにし、閣僚に対し、2日以内に制裁案を提出するよう指示した。
一方、ロシアのプーチン大統領は、ロシア軍機の撃墜について、「トルコを含む有志連合に、作戦行動の場所を事前に伝えていた。『知らない』というのは、ばかげた言い逃れだ」と主張し、謝罪と補償を要求した。
プーチン大統領は「(トルコの)行動は、遅かれ早かれ、(テロリストの)共犯者にするものであることは歴史が示している」と述べた。
これに対し、トルコのエルドアン大統領は、CNNのインタビューで「謝る必要があるのは、われわれではなく、領空を侵犯したものだ」と述べ、ロシアによる謝罪要求を拒否した。
一方、ロシア国防省は26日、シリアでの空爆の拠点とするラタキアの基地に、防衛力強化の一環として、最新鋭の地対空ミサイルシステム「S-400」を配備した。
ミサイルの射程は、およそ400kmで、トルコ南部まで達するため、トルコをけん制するとともに、シリアでの攻撃をさらに強化する姿勢を内外に示す狙いがあるとみられる。
ロシアとトルコは領土問題などで歴史的確執があると言うが、まあ、人間というのはどうして好もいざこざばかり起す生き物なのだろうか。仲良くしなくてもいいが、せめて相手の分を侵さずに暮らすことは出来ないものか。浜の真砂は尽きても世に戦争と泥棒の種は尽きないものだ。口では簡単に、「平和だ、平和だ、戦争反対だ」と言えるが、実際に平和を維持するのはかくも困難なことだ。
Posted at 2015/11/27 15:07:57 | |
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