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2016年09月11日 イイね!

北のバカ大将のミサイル攻撃に反撃の手段がない日本はおかしい。




北朝鮮による5回目の核実験強行で、北朝鮮の核ミサイルが、日本国民にとり深刻な脅威となろうとしている。日本政府も、北朝鮮が弾道ミサイルに搭載するための核弾頭小型化を実現した可能性があると分析している。もし北の核ミサイルが弾道ミサイル防衛網を突破し、日本が広島、長崎に続く核の惨禍に見舞われたらどうなるのか。専守防衛の制約の下で自衛隊が取り得る対抗手段は極めて限定されているのが現状だ。

 

「今までとは異なるレベルの脅威ということで認識が一致した」

 

安倍晋三首相は9日、オバマ米大統領との電話会談後、首相官邸で記者団にこう語った。これは、核攻撃の脅威にさらされることに他ならない。

 

北朝鮮が日本に核攻撃すれば、自衛隊には防衛出動が発令されそうだが問題はその先だ。たとえば、北朝鮮を支配する金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の居場所を突き止めて自衛隊が反撃することは憲法上認められていない。「海外での武力行使」を禁ずる憲法9条の下で、自衛隊は報復攻撃できないという解釈のためだ。

 

ミサイルを迎撃して相手の攻撃を失敗させる「拒否的抑止」だけでは、抑止力としては十分ではない。

 

それでも、憲法上許される北朝鮮領内への攻撃はミサイル基地などに限定されている。

 

日本への第2撃、第3撃の核攻撃を防ぐために敵のミサイル発射台、発射車両をたたくことは望ましい。また、日本に敵基地攻撃能力があれば北朝鮮は日本が方針転換して、北の政権中枢を攻撃してくる可能性まで想定せざるを得ない。

 

日本を攻撃すればそれ以上の報復を受けるかもしれない。こう思わせて攻撃を抑止する。この「懲罰的抑止」の態勢が、平和の維持には本来欠かせない。

 

しかし、専守防衛一辺倒の日本は、自衛隊に、初歩的な「懲罰的抑止」につながる敵基地攻撃能力さえ政策的に認めていない。北朝鮮領内を攻撃できる戦闘機や長射程の弾道・巡航ミサイルは一切ない。

 

政府は平成25年12月決定の防衛計画大綱に、敵基地攻撃能力保有の検討を盛り込んだが議論は進んでいない。反撃は、米軍頼みだ。

 

「(核攻撃されても)米国に反撃してもらうしかない…」

 

北朝鮮核実験の対応に奔走した政府高官は9日夜、こうつぶやいた。

                   ◇

■真価問われる米「核の傘」 北へ反撃・外交に限界

 

「米国が持つすべての能力を使ってわが国、そして日本を守る用意がある」

 

9日に稲田朋美防衛相と防衛省で会談したラッセル米国務次官補は、ゆっくりとした口調で確かめるように語った。

 

オバマ米大統領のアジア歴訪に同行していたラッセル氏は給油のため立ち寄った米軍横田基地(東京都福生市)でオバマ氏と別行動を取り、稲田氏とケネディ駐日米大使の会談に急遽(きゅうきょ)参加した。

 

同じ日の日米電話首脳会談ではオバマ氏も「(核の傘を含む)拡大抑止を含め、米国の日本の安全保障に対するコミットメントは揺るぎない」と強調した。

 

同盟国への攻撃を自国への攻撃とみなして大規模に反撃するのが「拡大抑止」だ。核攻撃があれば核兵器で報復するのが「核の傘」で、拡大抑止の柱となる。

 

9日の米政府挙げての働きかけは、拡大抑止を再確認することで、北朝鮮に日本防衛の意志を示し、同時に日本の動揺を鎮める狙いがあったとみられる。

                 × × ×

北朝鮮が米領グアムなどに核攻撃する能力を持てば米国が自国民を犠牲にするリスクを冒して核報復するとはかぎらない。米本土への核攻撃能力を持てばなおさら懸念が募る。北朝鮮の核・ミサイル能力が向上するほど、米国と同盟国の間では核の傘の信頼性が低下しかねない。

 

核攻撃ではないが、2010年11月に発生した、北朝鮮による韓国・延坪島(ヨンピョンド)砲撃でも米軍は報復攻撃をしなかった。23人の死傷者を出したにもかかわらず、韓国軍を含む戦時作戦統制権を握る米軍は報復攻撃をせず、米政府は非難声明を出す対応にとどめた。

 

もちろん、核攻撃と延坪島砲撃とでは被害の大きさも、国際社会に与える影響も比較にならない。

 

日本が三度(みたび)核の惨禍に見舞われることは決してあってはならない。北朝鮮の無法がまかり通る事態も許されない。核の傘の真価が問われるのはこれからだ。

                 × × ×

核弾頭を搭載していなくても、北朝鮮の弾道ミサイルが日本の領土・領海に着弾して犠牲者が生じる可能性も否定できない。

 

北朝鮮は先月3日と今月5日、日本の排他的経済水域(EEZ)に弾道ミサイルを着弾させた。付近は日本の漁船が操業する海域だった。万一直撃して死傷者が出ればどうなるか。

 

信じがたいことだが、北朝鮮による「組織的、計画的な武力行使」として武力攻撃事態とするハードルは高いとされる。

 

「損害賠償の請求」「関係者の厳正な処分の要求」「国連安全保障理事会決議に基づく経済制裁や日本独自の制裁」…。

 

複数の政府関係者によると、日本政府が取り得る措置は外交手段によるものが中心となるという。自衛隊が北朝鮮の領域へ反撃できないことからくる限界だ。自衛隊にできることは「警戒・監視の強化」の名目で艦艇や航空機を北朝鮮近海へ展開したり、米軍との合同演習で北朝鮮を牽制(けんせい)する行動だという。

 

問題は、これで北朝鮮の脅威を抑止できるかどうかだ。北朝鮮が「意図的に日本のEEZを狙った」(防衛省筋)とされるミサイル発射は、日本の足元を見透かした敵対行為だった恐れもある。




北朝鮮が日本を核攻撃する理由は特にはないと思うが、敢えて言えば米軍基地を狙ってその被害を被ると言うパタンだろうか。でも北のバカ大将も核を使えば、通常弾頭のミサイルであれ、撃てば国がなくなることは百も承知だろう。外圧で国が崩壊の危機に瀕すればやけくそで撃ちまくるかもしれないが、・・。しかし、危ない国ではあるが、日本もなんともややこしい国になってしまったものだ。「何とかは元から絶たなきゃダメ」とか言うCMがあったが、脅威というものは基本的に元から絶たなければいけない。急迫不正な侵害を行う国に対して自衛のために武力を行使できないと言う国はやはりどこかおかしい。


Posted at 2016/09/11 09:13:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2016年09月10日 イイね!

翼の向こうに(17)




その時襖が開いた。ぎくりとして顔を上げると曹長の階級章を付けた陸軍の憲兵が立っていた。「しまった。」とは思ったが、もう間に合わなかった。


「おぬし等、今、軍を誹謗するようなことを言っていなかったか。官姓名を名乗れ。」

 
憲兵は私達を上から見据えながら、低いが腹に響くような声で言った。私は高瀬や小梅達に迷惑がかかることがないようにと思い、立ち上がって「海軍横須賀航空隊付き、予備中尉武田史朗だ。」と自分の官職姓名を名乗った。


「予備中尉だと。」

 
憲兵曹長はいかにも間に合わせの俄か軍人といった馬鹿にしきった態度で続けた。


「おぬし、今さっき、何を言っておった。軍を愚弄するような言動があったように聞こえたが。正直に言ってみろ。場合によってはただでは済まんぞ。」

 
予備士官と見て舐めきった傘にかかった態度だった。怒りがこみ上げてきたが、それを飲み込んで冷静を装って低い声で答えた。


「この戦争をどう戦うか、それを話していた。そのことに何か不都合があるのか。」


「終戦、終戦とふ抜けたことを話すのが貴様等海軍の戦争か。そんなことだからどこでも米軍に負けるんだ。気合いを入れ直してやる。全員、立て。」

 
憲兵曹長はいきなり座卓を蹴飛ばした。それに驚いて小梅が悲鳴を上げて立ち上がると憲兵曹長の脇をすり抜けて外へ飛び出して行った。


「ちょっと待て。」

 
それまで黙っていた高瀬が口を開いた。


「貴様、誰にものを言っているのか。俺達は海軍予備中尉だ。陸軍の憲兵曹長は海軍予備中尉には敬礼もできないのか。まさか陸軍の軍規には曹長の方が中尉よりも階級が上だと書かれているわけではあるまいな。」

 
私達は海軍の作業服を着ていたから袖には中尉の階級章が縫い付けてあった。それは憲兵曹長にも当然見えていたはずだった。憲兵曹長は痛い所を突かれて言葉に詰まった。


「出頭せよというのなら出頭しよう。しかし、下級者である貴官の命令に従うわけにはいかない。陸軍憲兵隊から正式に部隊司令部に出頭命令書を出してもらおう。」

 
部隊司令部が日頃から忌み嫌っている陸軍の憲兵隊の要請を受け付けることなどあり得ないと踏んだ高瀬の啖呵だった。これで騒ぎが収まりそうになったその時、それまで黙って憲兵を睨み続けていた小桜が口を開いた。

 
「あなたはこれまで敵と戦ったことがあるんですか。私の弟はフィリピンで戦艦山城に乗り組んでいて戦死しました。この士官の方たちもフィリピンの戦いでたくさんの敵の飛行機を落としたそうです。こちらの方は北関東の航空部隊で東京の空を守っていました。あなた達憲兵の方は威張ってばかりで私達には何の頼りにもなりません。あなたも軍人というのなら私達を守ってください。敵を追い払ってください。」

 
小桜の言葉に憲兵曹長ばかりでなく我々も息を飲んで静まり返った。あまりに直裁に軍の本質を言い切った小桜の言葉にはどんな反論も入れられる余地はなかったが、それだけにそれを聞かされる者には神経を逆なでされる思いだったに違いない。

 
憲兵曹長は身じろぎもしないで立ち尽くしていたが、その表情は見る見る青ざめていった。そして突然軍刀の柄をつかむと「貴様、芸妓の分際で憲兵を愚弄するか。」と搾り出すような声を上げると軍刀を抜き放って上段に振りかぶった。それと同時に私は憲兵の懐に飛び込んで軍刀を振り上げている腕を抑えた。


「馬鹿者、やめないか。武器を向ける相手が違うというのが分からんのか。」

 
渾身の力をこめて刀を振り下ろそうとする憲兵曹長とそれを抑えようとする私との間でしばらく力比べが続いたが、そこに飛び込んできた山下大尉や佐山少佐に刀をもぎ取られ憲兵曹長は床に膝をついた。


「何の騒ぎか。」

 
佐山少佐が大声で怒鳴った。少佐の階級章を見て、少しばかり逆上した血液が下がったのか、憲兵曹長は立ち上がると大きく方で息をしながら、「横須賀憲兵隊の石岡曹長であります。この者達に反体制的な言動があったことから取り調べようとしたところ、抵抗を受けたのであります。」と半ば真実を、そして半ば自分の手前勝手を織り交ぜた説明をした。

 
高瀬は手に床の間にあった花瓶を持ったまま、「我々は現在の戦況と今後の戦闘について議論をしていました。そこへこの憲兵が飛び込んできて手続きも踏まずに我々を取り調べるなどと。そして挙句の果ては軍刀を振りかざして芸妓を威嚇するなど危険な行動がありましたので制止したところです。」とこれも手前味噌なことを臆面もなく申し立てた。

 
そこにまた軍靴が床を踏みつける音が響いて数人の憲兵が飛び込んできた。その中の大尉の階級章をつけた憲兵士官が進み出て不遜な態度で「横須賀憲兵隊の岸本だ。憲兵隊員に狼藉を働く海軍士官があると聞いた。即刻当事者を当方へ引き渡されたい。」と佐山少佐に申し入れた。


「ここにいる者は確かにうちの隊員だが、そのような事実が実際あったかどうかについて当方の調査が済んでいない。当方で調査してそのような事実があれば処分を検討したい。」

 
佐山少佐は涼しい顔で言い切った。


「貴公は何者か。官姓名を名乗られよ。」

 
憲兵士官は軍刀の鞘で床を力いっぱい突いて威嚇した。


「海軍横須賀航空隊付き、海軍少佐佐山武雄だ。ところで君は大尉だろう。陸軍海軍と所属は違っても上級者には敬礼をしてからものを尋ねるのが礼儀ではないのか。とにかくうちの隊の者に非があれば、当方で調査をした後に貴隊の責任者に連絡する。この場はお引取り願おう。」

 
佐山少佐は高藤飛曹長から軍刀を受け取ると憲兵曹長に手渡した。ともかくこの場でこれ以上言い争うつもりはないという佐山少佐の意思表示だった。


「そうはいきません。陸軍であろうが、海軍であろうが、軍規違反を取り締まるのが我々の仕事ですからな。尻尾を巻いて子供の使いのように引き下がるわけにはいきませんな。」

 
岸本大尉の言葉を合図に後ろに控えた憲兵隊員は腰の拳銃に手をかけた。それを見た山下大尉は「おい」と大声を上げると、今度は隊の若い者がそれぞれ小銃を手に飛び込んで来て憲兵隊員に向かって銃を構えた。事はすでに我々の手を離れてお定まりの陸海軍の確執に発展し、しかも一触即発の状態だった。

 
そこに割って入ったのが小桜だった。小桜は必死の形相で銃を構えてにらみ合っている陸海軍の兵士に訴えた。


「皆さん、止めてください。皆さんが銃を向ける相手は敵の兵隊じゃないですか。なぜ、日本の兵隊同士で争うのですか。銃を下ろして下さい。止めてください。」

 
涙を流して訴える小桜の姿を見て山下大尉が「撃ち方待て。」の号令をかけて銃を下ろさせた。一方憲兵隊員は相変わらず銃を構えたままだったが、さすがに動揺は隠せなかった。岸本大尉もその動揺を見て取ったのか、短く「おい。」と顎をしゃくって銃を収めさせた。


「この件については改めて部隊を通じて申し入れることにする。」

 
頭の上から叩きつけるような言い方で告げると岸本大尉は引き上げていった。


「お前たち、少しは弁えろよ。」

 
佐山少佐はあきれ返ったとでも言いたそうな顔で私達二人を交互に見据えたが、この騒動については何も言わなかった。

 
「いくら奴等でも今日はこれ以上何もしてはこんだろうが、足を運びついでに今日はここで警戒と行くか。高藤兵曹長、ご苦労だが武器を持った者を連れて基地へ納めに行ってくれんか。納め終わったらここに戻って来い。今日はここで不寝番だ。陸助の憲兵なんぞに好き勝手させたら海軍航空隊の名折れだぞ。」

 
山下大尉は部下に矢継ぎ早に指示を与えて彼らの様子を見守っていた。その誰もが闘争心を煽られて顔を上気させ機敏に動いていた。このところの敗戦続きと暗い先行きで誰もが沈みがちだった。唯一の味方であるはずの陸軍を利用して敵愾心を煽ることの是非はとにかく山下大尉にはこれが狙いだったのかもしれない。


「いいか、お前等、隊長の言うとおり今日はここを死守するぞ。」


「よーし、決戦だ。」

 
若い隊員たちは口々に気勢を上げた。佐山少佐にしても満更でもなさそうな様子で気勢を上げる隊員たちを眺めていた。そんな様子に一番冷ややかな視線を向けていたのは高瀬だった。


「ところで誰が隊に連絡したのですか。」

 
私は山下大尉に聞いた。


「小梅という芸妓から隊に電話があった。貴様達が憲兵隊に暴行を受けているとな。」


「我々がですか。一番ひどい目にあったのは、あの憲兵曹長じゃないですか。」

 
高瀬がしたり顔でそう言うと場が沸き返った。


「この男は我々と憲兵隊のいざこざを聞いて、初めからこれを狙って隊員に小銃まで持たせて出動させたのか。」

 
当然といえば至極当然に敗戦を重ねて来たフィリピン戦線で、ただ一人勝ち続けてきた伝説の指揮官がこの男だった。この男のやり口は奇襲で相手の弱点を突くことだった。その点では高瀬のやり方とよく似ていた。高瀬の戦法も相手の隙を突くことだった。


しかしその突き方が全く違っていた。高瀬は敵を冷静にそして客観的に分析することで相手の隙を見つけ出した。そしてそこを的確に狙った。ところが山下大尉は相手の思いもよらない奇策をもって敵を撹乱して、それに慌てた敵が見せる隙を突いた。

 
憲兵との小競合いで武器まで持ち出し、威嚇するなどとは誰も思いつかないことだった。それを見て憲兵は怯んだ。いくら飛ぶ鳥落とす勢いの憲兵でも、この程度のことで皇軍相撃の事態に至っては到底無事では済まない。そこに隙が生まれた。そして山下大尉はその隙を突いて見事に事態を有利に収めた。まさに紙一重の勝利だった。最初からこれを読んでいたのなら恐ろしい男だと思ったが、単に敵にとって恐ろしいだけでなく味方にとっても恐ろしい男に思えた。


Posted at 2016/09/10 18:25:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説2 | 日記
2016年09月10日 イイね!

大型二輪に乗ろう(ワンポイント日帰りツーリングでも行こうか)




今日はバイクで通勤、やはり休日とあって西へ向かうバイクが多い。最近、二輪教習の申し込みがちょっと減ったようだ。でもうちは400の教習車が2台入った。CB400SFで青い色のバイクだが、市販のCB400で青色はないので教習車仕様なんだろう。




一昨日見学した中部日本自動車学校は二輪車専用コースがあり、追走ではなくて無線やビデオなどを活用した教習をしているようだ。バイクはCB400とNC750でHDの883が2台あるそうだ。「うちでもHD買ってもらったら」と言ったらHDは教習上いろいろ問題があるそうでうちの二輪の主任は乗り気ではなかった。プライベートはヤマハなんだが、教習はホンダがいいそうだ。




ところで来週ロングツーリングに行こうと思ったのだが、明日辺りから秋雨の時期になって天気がよろしくないようだ。バイクに雨は大敵なのでまあ様子を見ようかと思うが、日帰りロングツーリングなどもいいかなと思う。




日帰りなら宿の手配も要らないし、自由気ままに出かけられる。ちょっと面白みに欠ける点もあるが、まあ、走れればそれでいい。距離的には300キロ前後の場所を選んで行けばいい。




例えば関ケ原なら昼前には着くので飯食って帰ってくれば夕方には帰れる。往復600キロほどだが高速だけなのでまあ楽勝だろう。飽きると言うこともありそうだが、・・。あとはシルバーウィークの最中なんで渋滞か。まあさほどでもないだろう。そんなワンポイントツーリングもいいかもしれない。泊りがけは10月に伸ばしてちょっと日帰りロングでも考えるか。


Posted at 2016/09/10 11:43:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2016年09月10日 イイね!

「総火演」、F2の対地攻撃能力に疑問とか、・・。




実弾飛び交う「そうかえん」 今年も島しょ防衛シナリオ


2016年8月28日(日)、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県)において、毎年恒例となっている陸上自衛隊富士総合火力演習「そうかえん」が実施されました。今年は台風の接近により悪天候が予想されたものの、幸いにも雨とはならず全てのプログラムが滞りなく進行しました。



「そうかえん」は、日本が敵国の侵略を受けた場合を想定し、陸海空自衛隊がどのように対処するのかをシミュレートしており、昨今は島しょ防衛を前面に打ち出すシナリオにて実施されています。今年も東富士演習場をひとつの島に見立てたうえで、他国からの侵略を強く意識した状況設定のもと行われました。

 

多くの登場兵器のなかにあって、特に航空自衛隊F-2戦闘機の新装備である227kg GPS/レーザー誘導爆弾「LJDAM(レーザージェイダム)」の展示は、興味深い演出であったといえるかもしれません。会場上空は残念ながら厚い雲に覆われていたため、飛来したF-2を直接見ることはできませんでしたが、同機は陸自地上部隊がレーザー照射した目標に対し誘導爆弾を模擬投下(実際には何も投下していません)。これを撃破しました。



「F-2はレーザー誘導の支援によって、悪天候に影響されることなく爆撃可能」と、会場では説明されましたが、若干の補足をしたいと思います。



雲の上のF-2に見えた、自衛隊のとある「課題」
 

補足のひとつに、レーザーで使用されている赤外線は、薄い雲ならばともかく分厚い雲は透過しないという点があります。今回のように厚い雲が出ている状態では当然、LJDAMはレーザー照射点を検知できないので、実際にはレーザー誘導をされません。

 

ただし雲の上からの爆撃は、まったく不可能というわけではありません。昨年度よりF-2に対し、自衛隊デジタル通信システム「JDCS(F)」というネットワークへの加入能力付加が始まっており、これに対応した機体ならばレーザー照射が検知不可能だったとしても、地上から目標の座標データを取得し、LJDAMにその座標をセットすることで雲の上から爆撃することができます。

 

このときLJDAMは、GPS衛星によって計測した自分の位置と標的の位置を参照し、誘導しています。その命中精度は、レーザー誘導時は直径3mの円内に半数が着弾するのに対し、GPS誘導の場合は直径10m、GPS衛星の電波も失探した場合は慣性航法誘導で直径30mになります。その威力は自衛隊が保有するあらゆる武器のなかで最も強力で、陸上自衛隊の主要火器である155mmりゅう弾砲およそ5発ぶんに匹敵します。戦車の破壊には直撃が必要になりますが、半径200mにLJDAMの破片が飛び散るため、そのほかの車両ならば慣性航法誘導時でもほぼ確実に撃破できるでしょう。

 

よって、先述の「会場での説明」は、観客へのわかりやすさを優先したと思われます。



F-2とLJDAM、本領発揮はまだ先か


補足が必要と思われるもうひとつは、現時点においてJDCS(F)に対応したF-2は、わずか2機しか存在せず、戦力としてみなせる状態ではないという点です。2016年度予算においても4機しか改修されず、来年度は11機ぶんの予算しか計上されていません。

 

さらにJDCS(F)とLJDAMをフルに活用するには、F-2の頭脳にあたる「ミッションコンピュータ」を新しいものにしなくてはなりませんが、こちらは2017年に開発が終了する見込みという段階です。実戦配備されたF-2にこれが適用されるには、さらに数年を必要とするでしょう。もちろん、F-2だけがJDCS(F)端末を装備しても意味がなく、地上部隊側の「前線航空統制用JDC地上システム」端末も必要です。これらが現実的な戦力になるのは、やはりまだ先の話でしょう。

 

以上のことから、現状において「そうかえん」で示されたようなF-2による作戦の遂行はあまり現実的ではなく、あくまで将来、装備が充実した際に可能なものであるため、少々補足してみました。

 

デジタルネットワークを活用した現代的な航空作戦は、いまや欧米では当然のように行われています。航空自衛隊の次期主力戦闘機F-35Aは、卓越した情報処理、ネットワークによって「戦闘機」という兵器の概念を根底から覆すポテンシャルを持ちますが、残念ながら陸上自衛隊はF-35と同一のネットワークに加入する端末を持っておらず、同機は全能力を発揮することができません。

 

今年の「そうかえん」は、自衛隊のネットワーク・システムにおける今後の課題を明らかにしたといえるかもしれません。




F2の能力向上もずいぶん前から言われていて空戦能力の向上から対地攻撃能力の向上へと進んではいるが、空自もF15の近代化改修もあり、また、既存の戦闘機を改良してしまうと財務省に新型のF35、あるいは次の国産戦闘機の灰初などに影響が出るので痛し痒しだろう。また当然のこと、予算の配分の問題もあるだろうし、・・。でも空自の第一の任務は制空権の確保、次が侵攻してくる船団の撃破で対地攻撃は二の次なのでこんなものでしょう。制空制海権を確保すれば侵攻部隊は補給が続かず自滅するだけなので精密爆撃の必要はないでしょう。


Posted at 2016/09/10 10:34:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2016年09月10日 イイね!

民進党代表選候補者の政策だって、・・??




民進党の代表選が9月15日に行われる。出馬を表明しているのは、蓮舫代表代行と前原誠司衆議院議員、玉木雄一郎国対副委員長の3名。ひとまずは蓮舫・前原両氏が有力候補となりそうだ。

 

蓮舫氏は記者会見で、アベノミクスは「行き詰まり」であるとし、特に「分配のあり方を大きく変えたい」と宣言。また前原氏も「国民にしっかりとした選択肢を示す」と、民進党独自の政策を進めることを強調した。

 

民主党から改名後も、いまひとつ存在感を発揮できない民進党。野党第一党として政界での影響力を維持するためには、アベノミクスに「対抗」できるような経済政策を打ち出す必要がある。さて、今回の2人の候補者は、どのような政策プランを持っているのか。



緊縮政策はやるべきではない


まず、蓮舫氏は岡田克也前代表がこれまで提示してきた政策を踏襲していくようだ。マイナス金利をはじめとする金融緩和を否定。また消費増税の延期にも難色を示している。一方で、出産・育児における経済的な「将来不安」を取り除く必要性を訴えている。そのために消費増税をして、社会保障を拡充していきましょう、というのが蓮舫氏のロジックだ。

 

前原氏も、金融緩和と消費増税の延期を明確に否定。「インフレ目標を2%に設定したら、国債が暴落してハイパーインフレになる」と言うほどである。また、「財源論から逃げない」とも発言。増税と社会保障充実を両立していくとしている。

 

二人の経済政策の共通点は、今のアベノミクスの軸である金融緩和と積極財政を真っ向から否定していること。対案は、金融引き締めと緊縮財政の一点張りである。

 

しかし、実際に彼らの言うとおりに金融引き締めを実行すれば、安倍政権になってからの良好な雇用環境や、減少してきた企業倒産数は「悪化」。さらに、緊縮財政に急転換すれば、やっと'14年の消費増税の悪影響から脱しつつあるGDP成長率は再びマイナスに逆戻りし、日本経済は「壊滅的」になりかねない。



憲法改正の議論もなし


そもそも、金融引き締めと緊縮財政を主張する左派政党が世界のどこにあるだろうか。外国人から「右派政党の代表選」と勘違いされても仕方がないレベルだ。

 

何よりも二人の経済政策で浮かばれないのは、民進党の支持基盤であるはずの労働者たち。これでは、支持者からも「安倍政権のほうがいい」と「反発」が出てしまう。

 

ちなみに、経済政策は似たり寄ったりの二人だが憲法改正に関しては蓮舫氏が改正に反対、前原氏が賛成と割れている。民進党ではこの二人の意見を折衷し、「安倍政権での」憲法改正は反対、という「党内一致」を作り上げた。だから、今回の代表選で憲法改正の議論はできず、広がりのある論戦は期待できない。

 

そうなると、今回の代表選は、二人して安倍政権批判をしつつ、お互いの微妙な政策の違いを競い合う様相を呈するだろう。蓮舫氏は岡田前代表を「つまらない男」と評したが、このままでは15日も「つまらない代表選」と揶揄されかねない。

 

せめて二人のどちらかは、「今のアベノミクスでは生ぬるい」と、更なる金融緩和と積極財政を訴えたほうがいい。それが、左派政党であるはずの民進党が取るべき方針だ。




民進党は国家や国民の行く末など何も考えていない。そんなことはどうでもいいことで何より大事なことは選挙で当選すること、それだけだ。だから有権者が自分の方を向いてくれるように耳障りのいいこと、ただにするとか、手厚くするとか、そんな言葉ばかりを並べる。でも別に真剣に財源の手当てを考えているわけじゃないので政策はみな口先だけの公約倒れになって何も実現しない。国家も崩壊の瀬戸際で喘ぐことになるが、でも彼らにとっては選挙で当選することが至上命題なので政策が実現しようが、しまいが、そんなことは些末なことで取るに足らないことである。だから代表選も一番票の取れそうなレンホーちゃんに傾く。かくしてこの国は自民党の一党支配が続いていくのである。





Posted at 2016/09/10 10:32:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記

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