2022年11月02日
先日、You-Tubeでバイクの立ちごけ動画を色々見ていたが、微速でステアリングバーを思い切り切ったり足を着き損ねて倒れたりそっと制動をかければいいのに思い切りかけてひっくり返ったりなんでそんなことをするのかと思うようなことをしては転倒している。教習所でも教習生さんがなんでそんなことをするのかと思うようなことをあれこれやっては転倒していた。なぜかは知らないが、跨ると倒れ、動くと倒れを繰り返して1時間で外周を1周もできなかったなんて人もいた。クランクで思い切りステアリングを切って速度が落ちてバタッとかそんな教習生さんもいた。
バイクと言う乗り物は二輪なので基本自立していられない。ライダーさんが自分で倒れないようにしっかり制御しないとすぐに倒れてしまう。特に低速の時が危ない。低速になるとバイクは非常に不安定になる。コマが回転速度が落ちるとフラフラするのと一緒ではある。高速で真っすぐに走っている分には非常に安定している。倒そうと思っても簡単に倒れるものではない。それは方向を変える際も一緒で高速走行しているときはなかなか曲がらない。高速などで凹凸を避けようとしても「ええい、どっこいしょ」と言った感じでなかなか動かない。「バイクはスピード出すと怖い」とか言うが、バイクと言う乗り物は高速で直線走行しているときが一番安全かもしれない。
これも乗っているとバイクと言う乗り物の特性が分かってくるのである程度走っていると立ちごけなどしなくなる。思い出してみれば乗り始めたころは何度か立ちごけをした。だからバイク乗り初心者You‐Tuberの立ちごけを笑ってはいられないかもしれない。乗り始めたころは「なんで倒れるんだよ」と思うこともあったが、さすがに400X、CB1300SB2台で6万5千キロも乗っているとバイクと言う乗り物のことが分かってきて滅多なことでは「おっとっと」なんてことにはならない。たまにクラッチでしくじってエンストすることもあるが、そんなときもさっとクラッチを切ってエンジンを再起動して事なきを得てしまう。
先日、近所のかかりつけの医者に行ったらその先生が「俺もバイクに乗ってみようかな」とか言う。「金があるんだからハーレーでもBMWでもホンダのGWでもいいバイクを買って乗ったらいいじゃん」と言うと「バイクに乗っていて『危ない』と思ったことってないの」と聞く。「おっと、・・、くらいはあるけど危ないと思ったことはないね。そんなに無茶はしないから」と言うと「そうか、俺も乗るかな」とか言ったら看護師さんに「先生は無理だからやめなさいよ。大体先生の免許は大型バイクじゃないでしょう」とか言われていた。
バイクは山坂道が一番危ない。重心が高くタイヤの接地面積が小さくグリップ力がないし、四輪に比較して旋回性能が低い。速度オーバーでコーナーに飛び込むと曲がり切れずに側壁に衝突したり対向車線に飛び出して対向車と衝突したりする。だからコーナリングするときには十分減速した方がいい。立ち上がりもバイクが安定する程度の加速でむやみにアクセルを開けない方がいい。箱根の山坂道などでバイクなどけっこうかっ飛ばしているが、まあ腕があるんだろうけど見ていてハラハラするし、ブラインドコーナーからいきなり飛び出してくるとびっくりする。でもMoto‐GPのライダーでもとんでもない転倒をしているからねえ。まあ走行中の転倒は論外だが、立ちごけもしないに越したことはない。何しろバイクの修理って金がかかるからねえ。バイクは楽しく安全に走りましょう、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2022/11/02 18:11:15 | |
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バイク | 日記