
みんカラを徘徊して知ったのですが、トヨタのセリカがとうとう生産中止になるそうです。MR-Sもたしか、生産中止だったと思いますので、トヨタブランドの2ドアクーペはこれにて消滅となります。
レビン/トレノ、スープラ、ソアラに続き、ビックネームであるセリカも36年の歴史に幕を降ろします。スペシャリティーカーの草分けであったセリカも販売不振には勝てませんでした。
シルビア、プレリュードといったかつてのライバルよりは長く生き残ることができましたが、四角い箱達に人気を奪われてからは、本当惨めな姿でした。好みでは全然なかったのですが、思い切ったデザインで登場した現行モデルは最初から不振。マーケットが縮小したとはいえ、ここまで売れなかったのは、いくらトヨタとは言えども、予想がつかなかったのかもしれません。
WRCからの撤退こそセリカの凋落を早めた気がします。「よろしくメカドック」の影響で3代目のXXが大好きだった身としては、好意的に思えたのは5代目(180系)まででした。
今思えば、丸目の6代目(200系)あたりから暗雲が立ち込めていたようなな気が・・・
WRCでのインチキがバレたのもこの代ですし、インプレッサやランエボといったライバルが台頭してきたのもたしかこの頃でした。
ターボも4WDもない現行の7代目は、好みが思いっきり分かれるデザイン以外はこれといった特徴もなく、街中でも殆ど見ることのない、希少車になってしまいました。
おそらく後継モデルが出るということはなさそうなので、欲しい方は今すぐ買わないと、新車で手に入らなくなるかと。
もっと大事に育てれば、ここまで落ちぶれることはなかったと思いますが・・・
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Posted at
2006/03/11 01:35:07