コロナ禍で加速したミニカー収集ですが、若干ペースは落ちているものの、まだまだ続いております。
大半は1/64のTLVばかりですが、実車の思い出と重ねてここ最近買ったものを紹介したいと思います。
前にも書きましたが、初代のソアラ、2代目セリカXXと並んで、幼少期のアイドル的存在のクルマだったのが「CITY」でした。
この頃の好きなクルマの基準は単にデザイン。
今までに見たことのないトールボーイデザインは、子供ながらもセンセーショナルだったのかもしれません。
シティR
今のフィットの先祖的なモデルですね。赤と黄色のボディカラーが印象的でした。
ミニカーの方は後付けパーツになっていますが、脚の長いフェンダーミラーが特徴的でした。
かれこれ40年以上の前のクルマですが、今のクルマとは違い、シンプルな造形が古さを感じさせない要因の一つかもしれません。
純正のアルミホイール装着車をモデルにしていますが、ホイールのデザインがいかにも80年代って感じです。
実車ですが、全長3,380mm×全幅1,570mm×全高1,470mmと、今のN-ONEをちょっと大きくしたぐらいサイズ。
そして忘れてはいけないのが、"モトコンポ"の存在。
シティのトランクに積むために開発された50ccのいわゆる原付ですが、クルマとバイクをセットで出してくるなど、まさにホンダならでは。
後年、実際にモトコンポを運転したことがあるのですが、2.5馬力とあまりにも非力で遅く、怖くて大通りに出れませんでした。
2代目のステップワゴンでも原付ではなく電動アシスト自転車でしたが、「ステップコンポ」なんていうのがありました。
タミヤのプラモデルでもおなじみのシティターボ。
ボンネットのバルジがターボの証です。
リアガラスの"HYPER TURBO"のロゴは当時のオプションだったかもしれません。
デビュー時は1.2リッターのSOHCのNAのみでしたが、1年後の1982年に追加されたのがこのターボモデルでした。
NAの67馬力に対して、ターボは100馬力。車重が700Kg前後だったということからも、けっこうなじゃじゃ馬だったようです。
こちらもアルミホイールを再現。ホイールのサイズは何と12インチ。
シティカブリオレ
これもタミヤのプラモデルであったと思います。
ピニンファリーナが幌を設計したのは有名な話です。
Wikipediaによると、ロードスターが発売されるまでは国産オープンカーの中でもトップクラスの販売台数だっとようで、たしかに街中でよく走ってました。
そういえば、今は無き本牧のデニーズで、某演歌歌手がこれのピンク色に乗っていたのを見たことがあります。
エンジンはNAでしたが、ベースがターボⅡ(ブルドッグ)なので、ブリスターフェンダーになっています。
室内も見事に再現。このクオリティはさすがTLVです。
ブルドッグが無いのが寂しいですね。
ブルドッグと合わせて、マンハッタンルーフや、商用車のシティプロも是非商品化を!!
トミカプレミアムではブルドッグがラインナップ。
縮尺が1/55なので、TLVより大きめです。
再現性やクオリティはTLVと比べるまでもないですが、値段が1/3ということを踏まえると、トミカプレミアムも頑張っています。
特徴的なブリスターフェンダーもきちんと再現。
"TURBO Ⅱ"のロゴがたまらないです。
そして2代目のシティはコンセプトをガラッと変えて、ローアンドワイドのデザインで登場。初代ほどのインパクトはなかったですが、モータースポーツ、特にジムカーナでは大活躍したものの、国内では2代目でディスコンに。
2代目のグレード名だった"フィット"が、後継車種として今に至っております。
Posted at 2022/11/18 23:21:06 | |
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