
中学生ぐらいの時に買った「月刊自家用車」がたしか生まれて初めて買った自動車雑誌でした。
今振り返ると、ずいぶんとシブいのを買ったものです(笑)
免許を取る前あたりからジャンルを問わずいろいろと買い漁るようになり、全盛期は月に5,000円分は買っていたと思います。
寝る前に布団に持っていって、寝転がりながら読むのが一日の中でも至福のひとときでした。国産、外車、専門誌問わず、あの頃はいろいろと買ってたなぁ・・・
ネットの普及により出版業界は一気に衰退していきましたが、特に自動車雑誌は顕著で、多くの雑誌が廃刊または休刊となってしまいました。
自動車雑誌の栄枯盛衰については、別の機会に触れてみようと思いますが、現在定期購読しているのは写真の「driver」誌のみ。う~ん、寂しいですなぁ・・・
そのdriver誌も今までの5日と20日の月2回刊行から月刊誌へと変わってしまい、出版業界の厳しい状況を物語っております。
情報の大半は常時ネットで吸収できる状況下において、この手の自動車雑誌から得られるものは今となっては微々たるものでしかないのですが、現在発売中の7月号は久しぶりに興味深い記事があり、実に読み応えがありました。
提灯記事よろしくな新車の試乗インプレは置いておき、D型MCのレガシィ登場に合わせてスバルな記事が今月は多かったです。
SVXではなく、アルシオーネが紙面を飾るのはかつての「J's Tipo」以来ではないでしょうか。
その中でも興味深かったのが、36ページからのスバルの新エンジンについて。
お読みで無い方は立ち読みでも構いませんので、是非目を通して見てください。
ただ、最近はコンビニで見かけなくなりました。
新エンジンについてですが、1989年登場の初代BC/BFレガシィから続いたEJ系がご存知の通り、いよいよ終焉を迎えようとしています。
NA系は近々予定されているエクシーガのMCをもって絶版。
2014年初頭にFMCが噂されている次期WRX STIの登場までターボ系は生産されると思われます。
途中EZ30に浮気したことがありますが、PhaseⅡと称されたモデルから都合3台のEJ20を乗り継いできた身としてはいよいよ無くなるのかと思うと、一抹の寂しさを感じずにはいられません。
ただ、それ以上に興味深いのが「FA」「FB」の新エンジン達。FAとFBの使い分けについて、なるほどなと思いました。
ちなみの86/BRZのFA20とレガシィDITのFA20はクランクシャフト以外は全くの別物で、ボアとストロークが同じ86mm×86mmということで届出上、同型式になっているとのことです。
高性能仕様がFA、そして環境仕様がFBと使い分けていくそうですが、噂されている1.6リッターターボは、FA、FB共に用意されているとか。
前者は次期WRX STI、そして後者はこの秋に登場するインプレッサXVに載るという噂が・・・
個人的にはハイパフォーマンスよりも環境ターボとして登場するFBの方に興味があったりします。
ターボ好きとしてはこのような形で継続されていくのは本当嬉しい限りです。
今後のスバルの動向を楽しみにしたいと思います。
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Posted at
2012/05/23 23:25:13