日産グローバル本社ギャラリー見学の続きです。
GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec
そう遠くないうちに生産終了が囁かれているR35GT-R。
これが撮り納めになるかも・・・
2007年のデビューから、早15年。
3度目の復活はあるのでしょうか・・・
ホイールはRAYS製。
ブレーキローターはカーボンセラミックになります。
カーボン製のトランクリッドとリヤスポイラー。
ルーフもカーボンになりますが、今となってはさほど珍しくないですね。
15年の月日を一番感じるのは内装で、昨今のデジタルコクピットに慣れてしまうと、古さは否めません。
Nissan GT-R50 by Italdesign
全世界50台限定のイタルデザインによるGT-R。
車両価格は99万ユーロ也。
ケンメリから伝統の丸目四灯のテールランプもしっかり継承。
ちょうど今年で50年。
ホイールは何と21インチ!
タイヤはパイロットスポーツでしょうか。
GT-Rとはいえども、1億円のクルマなので、現実味もないこともあって正直あまり惹かれませんでした。
ちょっと時間があったので、試乗もしてきました。
本命のノートオーラニスモは残念ながら枠が埋まっており、こちらなら直ぐに乗れるということで、ノートを試乗してきました。
プロパイロットが付いていたので、グレードは最上級のXになります。
今どきのクルマだけに液晶メーターを採用。
右側がスピード、走行距離、燃費計を表示(5インチ)。
左側の7インチはマルチディスプレイとなっており、画面の切り替えが可能です。
先代のノートe-POWERのおもちゃみたいなのとは打って変わって、新形状のシフトセレクターが採用されました。この手のヤツは慣れれば使い易いのでしょうが、クルマの操作という点ではボタンではなく、レバーの方が良いと思うのですが・・・
隣のGT-R(Premium edition T-spec)も実は試乗車だったりします。
さて、ノートの試乗の感想ですが、以下簡単にまとめてみました。
①先代よりも電動化が増して、全体的に滑らかでかつ力強くなった。
アクセルを踏んだら直ぐに加速という、レスポンスの良さはモーターならではの魅力。試乗の後に自分のレヴォーグを乗った時、妙な古臭さを感じてしまったほど、今までにない新しい感覚であった。
②遮音性は抜群。先代のようにやたらエンジンが唸ることは無く、エンジン音は殆ど気にならないレベル。ノートがここまで静かなら、オーラは高級車のレベルかも。
③国産コンパクトカーにありがちな足周りのバタつきは感じられず。リヤサスが車軸式(トーションビーム)にしてはしなやか。ルノーと共通のプラットフォームの影響なのか、ダンパーも含め、しなやかなセッティング。
④MT車に乗っていた時の癖で、元々エンブレを多用する自分にはアクセルを抜くと直ぐに減速(ブレーキが効く)する1ペダルは使い慣れると便利。先代のように完全停止まではいかないが、最後はブレーキを踏めば良いのであまり気にならない。ブレーキを踏んだ時のフィーリングはハイブリッド車の中では良い方かも。
(全く違和感がないわけではないが)
⑤試乗コースは一般道と首都高(横羽線~大黒線~湾岸線~狩場線)で、プロパイロットを実際に使ってみたが、アイサイト(Ver3)と比べて、あまりアドバンテージは感じられず。レーンキープアシストはアイサイトの方が自然だったかも。
ハイブリッド車には今まで縁が無く、正直欲しいとまでは思わなかったものの、今回の試乗で、モーターの走りの良さに惹かれてしまい、自分的には虜になってしまいました。
オーラやニスモも是非乗ってみたいと思える試乗でしたが、果たして次は日産車復活となるのか・・・
ちょっと自分の中での価値観が変わる試乗となったのでした。
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クルマ薀蓄 | クルマ
Posted at
2022/04/19 22:48:55