前回の続き
二日目はこの旅の最大のミッションである
犬山城の見学からスタート。
小牧のホテルを出発しR41を北上します。このまま真っすぐ走れば、富山まで行くんだなぁと思いつつ、30分ほどで犬山城に到着です。
駐車場からの1枚。朝のうちは雨模様でしたが、ちょうど最上の天守まで登ったあたりで晴れ間が見えてきました。
1537年、織田信長の叔父である織田信康により築城されたと言われています。
1584年の秀吉と家康が争った「小牧・長久手の戦い」では秀吉勢に占拠されました。
駐車場から城の入口までは「大手道コース」、「三光稲荷神社コース」、「針綱神舎コース」と3つのルートがあり、大手道コースで向かいました。
三光稲荷神社の鳥居の脇を歩きます。
この石段を登りきったところが、入口(チケット売り場)です。
国宝犬山城。現存する日本最古の天守です。
松本城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城の国宝のうち、これで3つクリア。
松江は遠いなぁ・・・
城の中はこのような急な階段で登っていきます。
コロナ禍直前の2020年2月、松本城を訪れた際に、お恥ずかしいながら足が滑って、階段からすってんころりんと転落したのでした。
幸い、大きなケガに見舞われることなく、救急車のお世話にもならずに済んだのですが、その時にぶつけた右肩が四十肩になるきっかけとなり、未だに7割ぐらいしか完治しておりません・・・
そして、最近は左肩(こちらは特になにもしていないですが)も上がらなくなってきており、今度は五十肩かと、何だか情けないことになっております(-_-;)
松本城は前述のとおり、最上まで行けなかったのですが、今回は無事に登ることができました(^^;
城の南側です。
望遠レンズを持っていかなかったので、16-80で駐車場を撮ってみました。
からし色のプリウスの2つ隣なのですが、こういう時は前車レヴォーグのWRブルーは目立って良かった(笑)
城の側を流れる木曽川です。
川の向こうは岐阜県各務原市になります。
奥に見えるのが標高173.1mの伊木山です。
左側にあるのが犬山橋。
かつては鉄道道路併用橋といって、名鉄電車が路面電車同様に道路上を通行していましたが、2000年に新たに自動車用の橋が架設され、現在は鉄道と車道のツインブリッジになっています。
うっすらですが、右側にはモンキーパークの大観覧車が見えます。
名鉄の車系にはあまり明るくないので何系かは分からないのですが、天気が良ければこの赤い車体が映えたかも。
無事!?に犬山城の見学を終え、次に向かったのが北名古屋市にある「
昭和日常博物館」。
何と、入館料が無料です。ホームページを見たところ、今年の10月から有料(300円)になるそうですが、300円でも安すぎるぐらい、見応えがあります。
地下スペースの車両展示コーナーは残念ながら工事中で見学ができませんした。4月2日から再開したようです。
トーハツのバイクでしょうか。
昔の輪業店を再現しています。
オート三輪といえば、ダイハツミゼット。
さすがに街中で走っているのは見たことがありません。
禁煙してから久しくなるので最近の銘柄には疎いのですが、ショートホープにピースは自分が吸っていた頃はまだ売っていました。
缶ピースなんていうのもありましたね。
ゼネラルと言っても分からない人がいると思いますが、現在の富士通ゼネラルです。今ではエアコンぐらいしか作っていないですかね?
昭和30~40年代の定番のホーロー看板。
今でも地方で見かけることがあります。
店先に並んでいたマスコット達。
全然見なくなってしまいました・・・
コーワの"ケロちゃん"と、その下には胃薬「キャベジン」のCMでおなじみだった長さんと藤竜也。「ベィシティ刑事」という刑事ドラマでも共演していましたね。
左隣はサトウ製薬の"サトちゃん"です。
こちらは昭和の電器屋さん。
"ナショナル"というブランドも遥か昔に感じてしまいます。
ラジオと隣にあるのは炊飯器ではなく、ゆで卵器。
昔、実家にありました。
黎明期の頃のテレビでしょうか?
さすがに子供の頃でも現役ではなかったです。
インスタントコーヒーと紅茶。
ミリンダってあったなぁ・・・
こちらはお菓子の類。
チョコボール、マーブルチョコ、ミルキー等々、今でも続いていますね。
松山容子のボンカレーは、このパッケージの復刻版が出ていたりします。
水筒というか魔法瓶、昔はどこの家にもありました。懐かしいなぁ。
ブリキのミニカーやロボットといった、昭和を代表する玩具たち。
北海道土産の定番!?、木彫りの熊。
今でも売っているのですかねぇ・・・
いわゆる、"いやげ物"の数々。
ペナントに通行手形等々、正直貰っても困るものばかりですね(^^;
ここまでは常設の展示品ですが、「1980年代から遡るアウトドア図鑑」という特別展が開催されており、当たり前ですが世代的にもドツボにはまりました。
80年代の様々なアイテムが飾ってあります。
壁にあるのはレコードではなく、レーザーディスクです。
コンパクトディスク(CD)に対して、LDなんて呼んでしました。
ウォークマンのデビューは70年代だったと思いますが、80年代後半になるとワイヤレスイヤホンタイプや、薄型タイプなど、どんどん進化していきます。
個人的にはラジオチューナー付に憧れました。
ダブルカセットデッキ。オートリバース付も憧れの対象でした。
最初に手に入れたのがたしか日立製だったと思います。
カセットテープはこのようなケースに入れていました。
オヤジの車のトランクには、これが何個か積んでいたなぁ。
ファミコンもそうですが、ソフトの方がヤバかった(笑)
F1レース、ファミコンとセットで買ってもらいました。
ファミコンもそうですが、アウトドアとはかけ離れているような気が。。。
この"なめ猫"ですが、名古屋が発祥のようですね。
「死ぬまで有効」と書かれた免許風のブロマイドは当時持っていました。
今思えば、何でこんなのが流行ったのだろうか・・・
「ミノルタ ウェザーマチックA」
110フィルムを使う、全天候型の防水防塵カメラです。
当時の「BE-PAL」誌には、デビューしたばかりのスプリンターカリブが紹介されています。
ステーションワゴンというか、クロスオーバーの先駆け的存在だったと思います。
初代は4WDのみで、スプリンターを名乗っておきながら、ターセル/コルサ/カローラⅡの派生車種でした。
80年代、まさにバブリーなスキーウェアです。
15年ぐらい前までは普通にゲレンデで見かけました(笑)
80年代、バブル、スキーブームを象徴する映画。
我が家にはVHSのパッケージがまだ手元にあったりします。
「凍ってるね」の高橋ひとみのセリフがカッコ良かった!
"ホイチョイ”作品にユーミンのアルバム。
まさに良き80年代です。
「SURF&SNOW」のカセットテープ。
レコードだけではなく、カセットまでがまさかレトロブームに乗っかるとは。
CDやMDと置き換えて処分してしまい、勿体ないことをしてしまいました。
今手元にあれば、結構な値段で売れたかも。。。
「波の数だけ抱きしめて」
91年の作品でしたが、舞台が80年代の湘南で、ミニFMの話だったと思います。
織田裕二がダットラに乗っていたような。
昭和日常博物館の見学で今回の旅程は全てクリアし、ちょうど昼頃だったので、東海地区のソウルフードである「
スガキヤラーメン」をいただきました。
定番の野菜ラーメン
ざるラーメン
スガキヤを後にし、帰路につきます。
名古屋高速から東名に入り、岡崎からは新東名と往路とほぼ同じルートで19時前には帰宅。途中大雨に見舞われましたが、SUBARU AWDの威力を見せつけてやりました(笑)
これが好きで、26年間SUBARU一筋なのかもしれません。
帰路の途中でちょうど走行距離が10,000Kmになりました。
歴代愛車の中で、一番10,000Km到達が遅かったかも。