86/BRZで盛り上がっている自動車業界ですが、その中で消えていくクルマ達もあります。
先般のサンバーに続き、RX-8、パジェロミニ、そしてコペンが夏前に生産を終えます。
日本車の中では異例のご長寿車でありましたが、歩行者頭部保護基準の規制前に
消えていってしまいます。
その中でもコペンにはちょっとした思い入れがあって、実は購入を本気で考えたことが
ありました。
結果はコペンではなく、インプレッサになったのですが、こうして無くなってしまうとなると
買っておくべきだったと少し後悔しております。
当時の
試乗記が残ってましたので、リンクを貼っておきます。
今ならまだ間に合うのですが、さすがに3人家族で2人乗りのクルマなど許されるわけでもなく・・・
ただ、ダイハツのことなので、多分後継車は用意されていることでしょう。
モーターショーでも毎回、次期コペンと噂されるコンセプトカーを出してますしね。
パジェロミニですが、
ウィキペディアによると初代モデルのデビューは1994年。
当時の三菱はパジェロ、デリカ、RVR等々、ヒット作に恵まれていましたね。
たしかFTOが復活したのも同じ年だったと思います。
まさか数年後に地に堕ちるなど、当時は誰も創造していなかったでしょう・・・
当時、知人宅で所有していた初代モデルを何度か運転したことがあるのですが、NAの4WD
だったということもあり、重くて兎に角走らないクルマでした。
加速は軽トラ以下、果たして100Km以上出るのかというぐらいどん亀で、3速ATで常に
エンジンは唸りっぱなしという頼りない走りに愕然としたのを覚えております。
本家「パジェロ」の方も今となっては微妙な存在であるので、弟分が消えてしまうのは
ある意味仕方ありませんね。ただ、このサイズのクロカンは世界を見回してもライバルの
ジムニーぐらいしかないので、そういう意味でも貴重な存在だったのではと考えてしまいます。
箱型ばかりの軽の中でも異彩を放っていた2台だけに、生産終了は残念でありますが、
売れないものが消えていくのはこの世の定めですから、仕方ないですね・・・
Posted at 2012/04/03 22:48:05 | |
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