先日の話になりますが、横浜の「
日産グローバル本社ギャラリー」へ行ってきました。
駅からそれほど遠くないということもあり、仕事が早く終わった時や、待ち合わせで
早く着き過ぎた時の時間潰しなどでちょいちょい寄らせていただいております。
新車の展示だけではなく、曜日が限定されますが、周辺道路での試乗もできます。
GT-Rの試乗も可能みたいですよ。
この日に立ち寄ったのは、特別展示中の「
サファリ」が目的でした。
西部警察好きには堪らない1台。かれこれ30年以上前の車両になりますが、まるで新車のような
輝きにはびっくりしました。
レプリカではなく本物だと思われますが、保存状態が良かったのでしょうか。
ドラマでは第111話より登場。
"特車"としてはマシンXに続く2台目で主に放水シーンで活躍していたのを覚えております。
放水の際は、タンク車を牽引していましたが、今回はタンク車の展示はありませんでした。
司令車としてビデオカメラやレーダー装置、無線機なども装備。
今から見れば笑ってしまう装備ですが、当時は最新鋭のものばかりでした。
放水銃とビデオカメラ、そして羽みたいなのがレーダーアンテナです。
昇降式で、電動スライドルーフで格納できるようになっています。
ベース車同様、観音開きになっています。
後席はキャプテンシートの1脚のみ。3人乗りになるのでしょうか。
後席のコックピット周り。
ヘッドフォンやマイクなど時代を感じます。
シートの前にはこれまた懐かしい計器が並んでいます。
このシートもたしか昇降式だったと思います。
メーターがいっぱい。
クラリオン製の機器(拡声器?)が見えます。
"上"と書いてある緑のボタンを押すとビデオカメラとレーダーアンテナが伸びるのでしょうか?
司令車ということで、作戦用の"地図"が装備。カーナビなどまだ無い時代でした。
都内の地図です。
デカール類もきちんと残っております。
ベース車は1980年に登場した160型と言われるモデルで、製作期間6か月、改造費用は
何と当時で5千万円もかかったそうです。
真ん中に旭日章が鎮座したグリルガード付の厳ついフロントマスク。
散水銃で隠れていますが、ヘッドライトの隣にはフォグランプが装備されています。
至ってシンプルな運転席周り。ミッションはMT。
ステアリングのテカリから使用感が伺えます。
23年前の車両になります。
特殊装置はどこまで本当に機能したのでしょうか。
当初は3月31日までの展示予定でしたが、6月1日まで期間延長となりました。
アラフォー、アラフィフ世代の往年の西部警察ファンの方、是非一度ご覧になることをお勧めします。
入れ替わりでスーパーZやRS軍団も展示してくれないかなぁ・・・
フォトギャラリーも一緒にご覧ください。
Posted at 2014/04/06 12:57:30 | |
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