
通勤時にiPodでFMを聴いているのですが、地元のホンダディーラーのCMで最近「VTEC TURBO」というフレーズをよく耳にします。
文系なクルマ好きとしては、"VTEC"という記号性だけで十分なのに、そこにターボとなるとどんなハイスペックなクルマなんだと想像が膨らむのですが、実際は流行のダウンサイジングターボ搭載の新型ステップワゴン。
1.5リッターのVTEC TURBOですが、リッター100馬力を達成しているとはいえ、150馬力の20.7kgf・mと至って平凡なスペックだったりします。
VTECというと初期のB16Aの印象から未だ高性能NAエンジンというイメージが強いのですが、今は燃費や環境性能向上のためのメカニズムとして使われている方が多いそうです。
最近のホンダ車にはSiやSiRなんていうグレードは見当たらないし・・・
そんな中、シビックのTYPE Rが復活するとか。
こちらは2リッター VTEC TURBOで、何とパワーは310馬力。
雑誌によると、ニュルブルリンクFF市販車最速タイムである7分50秒63を記録したとか。
イギリスでは既に発売済みで(2万9995ポンド、日本円だと約570万円!!)秋から日本にも逆輸入という形で販売が予定されています。
これこそ待ち望んでいたVTEC TURBOなのですが、値段は勿論、今更TYPE Rなの?と正直微妙な感があります。
写真だけを見るとかつてのTYPE Rみたいな"軽さ"が伝わってきません。
実際に先代のFD2より120Kgほど重くなっています。
それでもAWDのWRX STIよりは100Kgほど軽く、ほぼ同じパワーですので、スペック上ではWRX STIを上回る動力性能が想像できます。
尤もトラクション性能でAWDに軍配が上がり、重量の差は相殺されてしまうような気がしないでもないですが・・・
"ガンダム化"したゴテゴテしたデザインも、まるで無限のコンプリトーカーみたいです。
角度によってはカッコ良く見えなくもないですが、もっとすっきりできなかったのか?
このあたりはベース車のデザインの問題かもしれません。
如何せん、ちょっと自分には暑苦しいです。
TYPE Rではなく、SiRなVTEC TURBOなど出てこないかなぁ・・・
↓みたいなのが好みなのですが。
Posted at 2015/07/26 23:55:06 | |
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