先日「何シテル?」にも書き込んだのですが、最高齢自動車ジャーナリストの三本和彦さんの「ベストカー」での最終連載の記事を再度紹介したいと思います。
記事は
こちら
三本さんといえば、「
新車情報」のキャスター。
地元TVKで約28年間放送された自動車情報番組で、初めて見たのが「新車情報'86」で、たしかプジョー205 GTIでした。
おそるべし、YouTube。ちゃんと残っている(笑)
三本さんの歯に衣着せぬ評論が大好きで、自分のクルマを見る目はこの番組の影響を強く受けています。
免許を取りたての頃、友達と「いつもの山坂道に持ってきました」なんて言って、よく試乗のまね事などをしていました。
メーカーの開発責任者をスタジオに呼んで、実車を囲みながら色々質問攻めにするのが好きで、時にはエンジニアとケンカになることも(^^ゞ
デザイナーには特に厳しく、Aピラーが寝ているクルマなどけちょんけちょんに言われていました。
お年を召してからは言うことが頑固になり、ちょっとした時代錯誤もあったりしてあまり見なくなってしまいましたが、常に視聴者目線でクルマを紹介する姿は最終回まで変わりませんでした。
"ぶしつけ棒"でトランクの広さを測るのは分かりやすかったです(笑)
今でもTVKでは
自動車情報番組が続いていますが、三本さんみたいな気骨は残念ながら番組からは感じられません。
三本さんも実際に買われたレガシィB4(BE5)。
この番組を見た数か月後に、自分も買うことに。
現STIのSUPER GTの総監督である渋谷さんも出演されいます。
三本さんがずっと訴え続けていた開閉式の三角窓は未だに採用されませんが、メーカーに芯がぶれることなく、しぶとく伝えていく姿勢は自動車評論家の鏡だと思います。
お体の様子がちょっと気になるところではありますが、是非この先もお元気で、また「ベストカー」でお目にかかればと思います。
Posted at 2018/08/30 23:01:07 | |
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