
秋休み?創業記念日?でこの日はお休みだったので、6年ぶりに東京モーターショー改め、Japan Mobility Show 2025へ行ってきました。
朝から見学したかったのですが、哀しき中間管理職、休みであっても仕事は待ってくれません。ということで、仕事を片付け、アフター4チケットで16時からの入場となりました。
東京モーターショーからジャパンモビリティショーに名前が変わったのは前回からでしょうか?
平日、それも夕方なら空いているだろうなんて思っていたところ、見事に予想が裏切られ、人の多さに唖然としました。
まだまだクルマ好き、バイク好きが多いということは決して悪いことではないのですが、外国の方が多かったのが、世相を反映していますね・・・
19時閉場と3時間しかないので、輸入車、二輪、商用車、部品は原則パスとし、急ぎ足での見学となりました。
先ずは東展示棟から
(HONDA)
ホンダジェットは勿論、ロケットまで展示していたホンダですが、全体的にEV推しといった印象でした。
エンジンの生産を止めると言ってましたが、どうなったのでしたっけ?

Honda Micro EV
昔のバモスをデザインのモチーフにしているのでしょうか。

CR-V e:FCEV
こちらは既に市場投入されているFCEV版ですが、HEV版も導入されるみたいですね。初代こそ大ヒットしましたが、今さら感が否めません。先代のCR-Vも中途半端な登場だったような・・・

Acura RSX Prototype
北米向け高級車ブランド「Acura」のBEVのようです。
元々は日本のインテグラのアキュラ版がRSXだったのですが、SUVに生まれ変わりました。

Super-ONE Prototype
これも市販予定ですが、現在の"ブルドッグ"といったところでしょうか。
ベースは N-ONE e:になります。
BEVだけではなく、エンジン仕様(N-ONEのワイドボディ版)も出してほしいですね。エンジンは660ccのままで、MTなどあれば最高です!!

Honda 0 SUV プロトタイプ
これも近い将来、市販されると思われますが、まだBEVが自分の中では現実的な選択肢ではないので、今ひとつピンときませんでした。
ただ、こういうクルマが各メーカーから増えていくのでしょうねぇ・・・

PRELUDE
今年のCOTYの有力候補の1台。並んで実際に乗り込んでみました。
車両本体価格が6,179,800円にもかかわらず、電動シートでなかったのにはびっくり。内装もシビックと共用部分が多く、高揚感が得られませんでした。
CR-V同様、本気で売りたいのかが分かり辛いクルマです。
(SUZUKI)
軽トラ市ということで、スーパーキャリィの荷台ではスズキオリジナルのレトルトカレーが販売されていました。

Vision e-Sky
スズキも多分に漏れず、BEVをメインに添えていました。
これも来年市販予定のようで、スズキ版のSAKURAといったところでしょうか。
これのICE仕様が次期型のワゴンR?

e-PO
我が家の電動アシスト付き自転車がそろそろ買い替えの時期を迎えており、スズキも参入かと思って撮ってみたところ、ナンバー付の電動バイクでした(-_-;)
自転車メーカーとは一線を画した、バイクメーカーらしいデザインが個人的には気に入りました。

e VITARA
既に市販されているスズキのBEV世界戦略車第一弾。ジムニーノマド同様、インドでの生産になり、トヨタにもOEM供給されています。
61kWhで航続距離は520Km。実際は×0.7といったところかもしれませんが、1回の充電で300Kmぐらい走れば、まあ、使えるかな。尤も充電環境が整ってからの話ではありますが。
内装ですが、質感は兎も角、未来的なデザインで頑張ったと思います。
プレリュードもこれぐらい、目新しさが欲しかったところです。

ジムニーノマド
インプレッサの購入前に登場していたら、こっちにしていたかもというぐらい、気になっていた1台で、今回初めて実車に触れてみました。
前席だけではなく、後席にも座ってみましたが、5ドアになったとはいえ、所詮は軽ベース。広さは軽ハイトワゴンの方が上回っています。
そもそもジムニーが決して快適なクルマではないので、ノマドもそれは変わらずですが、とはいえ、これぐらいのサイズであれば、我が家ならギリギリファーストカーとして使えるかも。
(MAZDA)

MAZDA VISION X-COUPE
展示車が3台しかなく、ちょっと寂しい印象でした。
マツダファンの方には申し訳ないですが、この手のコンセプトカーはいい加減飽きてきた感があります。BEVではなく、2ローターのプラグインハイブリッドというのがマツダらしいです。

MAZDA VISION X-COMPACT
デミオもとい、マツダ2の次期型を示唆したコンセプトモデルでしょうか。
VISION X-COUPEよりもこちらの方が好感が持てました。
ルーフは是非、キャンバストップを復活させてください!!

MAZDA CX-5(欧州仕様車)
間もなく登場の3代目のCX-5です。
ディーゼルが廃止になってしまうようで、果たして現行モデルのようなヒット作になるのか、注目の1台です。
(SUBARU)

Performance-E STI concept
こちらもBEVで、スバル版のタイカンといったところでしょうか。
まだまだはりぼての域を脱していませんでしたが、今後、これがどう市販車に発展していくか、楽しみな一台であります。
タイミング的に、次期レヴォーグの下敷きなのかも?

Performance-B STI concept
これが見たくて足を運んだわけですが、このクルマについて書き出すと止まらなくなりそうなので、今回はサラッと流します。
インプレッサではなく、クロストレックが種車のようですが、現行のGUからクロストレックとインプレッサの関係が逆転し、インプレッサがクロストレックの派生車種ですので、そういうことなのかと。
このオーバーフェンダー付でもなんとか車幅を1850mm以内で収めてほしい床尾です。リアスポイラーもそうですが、是非このままの姿での市販化を期待しております。
DCCDにミッションはTY85のようなので、おそらくエンジンはEJ20ではなく、後継となるFA24のハイパワー仕様なのでしょうか。
CB18という声も一部から聞こえてきますが、昔のGDB/GDAのように、FA24とTY85、DCCDのGDB~GRB~VABの流れを汲んだSTIモデルと、CB18とTY75、そしてデフは通常のビスカスカップリングのベースモデル(こちらにはリニアトロニックの設定あり)といった展開になると、個人的には現実味を帯びた選択肢になりそうです!(^^)!

Outback Wilderness prototype
7代目のアウトバックで、北米で発売となりました。
日本ではディスコンになってしまいましたが、反響次第では復活もあり得るとのことなので、説明員の方には、復活したら買いますと!伝えておきました(笑)
6代目のBTにはあったステーションワゴンっぽさとは完全に決別し、"レガシィ"を感じ取れる部分が薄くなってしまいましたが、他のSUVにはない、独特な雰囲気がカッコ良さに繋がっていると思います。
OUTBACKの文字が影で映る、ちょっとした粋な演出です。
お得意の11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイではなく、空調とナビ周りが別になりました。
こっちの方が視認性も良いですし、使いやすいですね。
北米仕様なので、速度はマイル、気温は華氏で表示されていました。
グランドキャニオンっぽいイラストがいかにもアメリカらしいです(笑)

Forester Wilderness prototype
クロストレックに続いて、フォレスターにもウィルダネスが国内導入されるとのことです。おそらく全高は操縦安定性から北米仕様よりも下げられそうですが、この雰囲気のまま登場したら、人気グレードになりそうですね。

Trailseeker prototype
ソルテラに続く、トヨタとの共同開発のBEVで、国内でも来春から発売されます。
航続距離は700キロで、0-100キロ加速が、何と4.5秒と、現行のスバル車で一番速いクルマのようです。
全高以外のサイズはアウトバックに近く、補助金を使えば、フォレスターのハイブリッドモデルとほぼ同等の価格帯になるのではということでした。

1983 Subaru GL Family Huckster
1983年式のレオーネツーリングワゴンがスバルオブアメリカのモータースポーツチームの手によって、862馬力のモンスターマシンに魔改造されました。
フェンダーとボンネットに装着されているフラップはブレーキと連動して可動するとのことで、ボディパネルはカーボン製のワンオフ仕様になっています。
見事に空を飛んでいます!!
其の2に続く・・・かなぁ・・・