
AE70カローラで始まったうちの親父のカーライフ。
カローラの次に買ったのが2代目のカムリ(SV10)でした。
追加された2000ccの中の最上級グレードである「ZX」が我が家にやってきたのがドアミラー解禁直後の1983年6月。小学校1年生ぐらいだったと思います。
祖母を入れて5人家族にカローラは狭く、当時のクラウン並みの後席の広さが自慢のカムリはまさに我が家に打ってつけな存在。後席のシートバックにはリクライニング機能が付いてました。
ファミリーカーでありながらソアラやセリカXXと共通のデジパネに、「メカドック」に釘付けだった
幼き自分は心を奪われ、乗るたびにわくわくしながらメータを眺めていたのを覚えております。
独特なタコメーターの動きが好きでしたねぇ~
そんなお気に入りだったカムリですが、1回目の車検(当時は初回が2年でした)を通した後、
トルクステアの強いFFは嫌だという親父のわがままにより、GX71チェイサーへ入れ替えることに。
ATの不調やいたずらでマフラーの中に石を入れられたり、そしてなぜかエンブレムが盗まれたりと
不運が続いたことが買い替えを早めましたが、今でも思い出に残っています。
それから6年ほど経過し、我が家にまたカムリが戻ってきました。
今度は4代目のV6を積んだ「プロミネント」です。
セルシオの弟分としてデビューしたウィンダムが本当は欲しかったのですが
予算が届かず、2.5リッターが追加となったプロミネントに白羽の矢が立ったのです。
自分が中学3年の時でしたので、免許を取った際には最初に乗るクルマになるだろうと
いうことで、グレードとオプションの選定に口を出しました。
最上級グレードのGに、4WSとCDデッキをたしかオプションで付けて、ボディカラーは
パールの2トーンに。
アルミホイール、CDデッキ、パワーシート、TEMS、3ナンバー等々、我が家にとって
初物尽くしなクルマでしたが、2年足らずでC34ローレルにバトンタッチ。
なので、自分で運転することはありませんでした。
親父としては、いくらTEMSが付いているとはいえ、所詮はファミリーセダン。
もっと足のしっかりしたクルマに乗りたかったそうです。
大きいカローラといった印象の強いカムリですが、北米ではベストセラー。
日本では超マイナー車に成り下がってしまったものの、海外ではまだまだ需要が
あるわけで、9代目にモデルチェンジしました。
日本ではハイブリッドのみの発売だそうですが、値段を見てびっくり!!
いつの間にか高級車の部類に入ってしまったのですねぇ・・・
日本で乗るには持て余すサイズではありますが、デザインは悪くないかと。
まあ、買うことは先ず無いでしょうが、嫌いじゃないです。
リコール騒ぎでヒュンダイ・ソナタにトップセラーの座を奪われたそうですが、今回のモデルで、
是非巻き返してほしいものです。
Posted at 2011/09/05 23:48:35 | |
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