
久しぶりに横浜駅近くの「
日産グローバル本社ギャラリー」へ行ってきました。
ちょうどスカイライン誕生60周年記念の展示を行っておりまして、正面のゾーンには現行モデル(V37)と、歴代モデル2台が置いてありました。
歴代モデルは座間にある「
日産ヘリテージコレクション」から持ってくるのでしょうか。
一度見学してみたいと思いつつも、未だ行けておりません。
もしかしたらかつての愛車とここで再会できるかも・・・
還暦記念の特別仕様車「
60th Limited」
生粋のファンからは敬遠されてしまい、人気が今ひとつのV型スカイラインですが、自分はこの手のセダンの中では一番気に入っています。
残念なのは、高すぎること。いつの間にかクラウン並みの価格帯になってしまい、とても新車では手が出ません。
尤も海外では「インフィニティ」ブランドで売っているクルマですので、立派な高級車なのですがねぇ・・・
新車の人気を反映して、中古はそこそこお買い得ではありますが。
新車みたいな輝きの8代目のR32 GT-R。この程度なら1,000万円ぐらいの値段が付きそうです。
これら平成一桁モデルも、既に希少車の仲間入り。補修部品の供給状況が厳しくなりつつある中で、何とNISMOが再生産に着手するそうです。
今のクルマと比べると至ってシンプルな内装。メーターフードのクラスタースイッチがバブル期を感じさせます(笑)
スカイライン史上、一番のヒット作となった4代目の「ケンメリ」。
自分が子供の頃は既に「破壊されるクルマ」ではありましたが、それでも平成に入る頃までは普通に街中で見かけることができました。
このクーペよりも4ドアの"4メリ"の方が当時は好きでした。
まっすぐ伸びるシフトレバーが70年代のクルマといった感じです。
パワステなど無い時代ですので、ステアリングの径が大きいのもこの頃の特徴の一つ。
ホーンボタンも懐かしいです。
主役のスカイラインとは対称的に端っこにひっそりと展示してあったのがZ32のフェアレディZコンバーチブル。
Z32はたしか2000年ごろまで生産していたと思いますが、それでも最近は見かける機会が激減しています。
80年代~90年代の日産車の象徴である電動格納アンテナが、Zにも付いています。
ガラスアンテナの方がコストがかからないと思いますが、ずっと拘っていたなぁ・・・
ピンぼけで恐縮ですが、R32同様、クラスタースイッチの内装。
この頃のエアバッグは無駄に大きいですねぇ~
今回ここを訪れたのは、昨年秋に発売になった「
ノート e-POWER」の試乗が目的でした。
初代プリウスが誕生してから20年になろうとしているにも関わらず、ハイブリッド車は所有は勿論、運転する機会も殆どなかったのですが、実はここ最近、仕事でアクアをよく運転しております。
恥ずかしながら、今頃ハイブリッドに感銘を受け、あの電動で動く感覚がとても新鮮だったりするのですが、そんな中でエンジンで発電し、モーターで駆動する"レンジエクステンダー"に強い興味を持ったのでした。
モーター駆動ということもあり、加速がリニアで、出だしが速い。そしてエンジンも充電が必要な時しか回らず、何だか不思議な感覚でした。
アクセルペダルのオンオフだけで、減速ができるe-POWERドライブも試してみましたが、これがまた面白く、アクセルを戻した瞬間に強い回生ブレーキが働き、MT車でエンジンブレーキを効かせて走るのに似ています。
バッテリーが床下にあり、重心が低いということもあってか、足のバタつきが抑えれており、乗り心地はアクアを大きく上回っている印象。
このクラスならではの、"安っぽさ"みたいなものはあまり感じませんでした。
しかし、内装に関しては思いっきりクラスを感じさせられます。
従来の非ハイブリッドモデルと共通なので仕方ないのですが、シフト周りはもう少しどうにかならなかったのか。電気自動車の"リーフ"と共通のシフトボタンだと思いますが、全く内装に合っていません。
このあたりが日産らしいといえばそれまでですが、e-POWERありきで、設計・デザインするであろう、次期モデルに期待したと思います。
とはいえ、「
e-POWER nismo」のカタログを食い入るように見ていました・・・
欲しいのかなぁ??
Posted at 2017/06/17 00:56:22 | |
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