先週の4連休に続いて、今週いっぱいは夏休み。
今日は夕方までフリーだったので、独りドライブへと出かけてきました。
そういえば、
去年も同じことをしていたりと(笑)
折角なので普段乗れないクルマで出かけようということを急遽思い付き、レンタカーなどを使ってみました。
憧れのオープンカー、それも久しぶりにMT車に乗りたいということで、
NDのロードスターを借りる予定でしたが、何せ手配が出発の3日前ということで、ロードスターは8月末まで予約がいっぱいで断念。
それでもMT車に乗りたいということで、それこそ軽トラまで探してみたものの、なかなか見つからず、そんな矢先に
コペンのレンタカーの空きを発見。
MTではなくCVTでしたが、オープンカーに乗れるということでミッションは妥協して借りることにしました。
うちのレヴォーグと同じ、平成31年3月登録の"COPEN Cero"
走行距離は3倍の60,000キロほど走っていました。さすがレンタカーです。
"Robe"、"XPLAY"、"Cero"、"GR SPORT"と4つのデザインが選べるのですが、今回借りたCeroは、初代コペンの面影を残した丸型のヘッドライト、テールランプが特徴の一つです。
ボディカラーは"ジョーヌイエロー"
今どき珍しいソリッドカラーでした。
LEDのリヤコンビランプは何でも万華鏡をイメージしたとか。
この外観だったら、イエロー系よりもブリティッシュグリーンのようなレトロなカラーリングの方が映えるかもしれません。
手続きと会計が終わり、いざ運転席に乗り込むと、小さいクルマとはいえ、視界の悪さにびっくり。20年以上スバル車に乗り続けているから余計にそう感じるのかもしれませんが、ドアミラーも小さいし、やたら死角が多い印象。
いざ出発して、道路に出る時は物凄く緊張しました(-_-;)
借りている時間が6時間と短いため、行き先は昨年同様、三浦半島一周に決定。
先を急ぐため、往路は高速(横浜横須賀道路)を日野IC~衣笠まで使いました。
最初はルーフをクローズにしていたのですが、ちょっとした轍や、ギャップを超える度に、ルーフから「ガタピシ」と軋み音が聞こえてきます。
60,000キロも走っている個体なので、ヤレが進んでいるのかと思いましたが、これが高速に入ると、不思議と軋み音が止みます。
尤も他の音の方が大きくなって気にならなかっただけかもしれませんが・・・
よく言えばダイレクトですが、街中では振動を含めもろ伝わってくるので、「これはヤバいクルマを借りてしまった」と、乗り始めの時は一瞬借りたことを後悔しましたが、1時間、いや30分ほどでネガな部分に慣れてしまい、寧ろそのダイレクト感が心地よくなります。
ルーフの開閉はロックを2か所外し、ボタンを引く(閉める時は押す)と電動で20秒ほどで開きます。この手軽さがコペンならではです。
その反面、ルーフを格納するためにトランクが大きく(長く)なってしまうのがデザイン的にマイナスではあります。先代のコペンは尻下がりだったということもあり、トランクの長さはあまり目立ちませんでした。
軽とはいえども、ターボ付ですので、高速は特に問題無し。
ハイアベレージの流れにも十分ついていけます。
以前NAの軽で高速を走った時は、100キロ巡行はやたら賑やかでしたが、100キロでのエンジン回転数は3000回転も回っていませんでした。
このボディ形状なのでルーフはクローズとはいえ、音はそれなりに入ってきますが、同じエンジンを積むムーブやタフトだったら、そこに「快適」という言葉が入ってくるかもしれません。
ボディサイズ以外は軽に乗っているという感覚はなく、高速が普通に巡行できたというのもあって、これなら遠出も苦にならないかもしれません。
コペンにGTカー的要素があったのは、ちょっと意外でした。
内装は造形、質感共に「軽」を思いっ切り感じました(笑)
値段を考えたら、これでも十分だとは思います。
ステアリングはチルト機能はありますが、テレスコピックは無し。
メーターは一部装飾をあしらっていますが、昨今の液晶メーターに見慣れてしまうと、古さを感じてしまいます。
平均燃費の表示ですが、このあと15.7Kmになってからずっと変わりませんでした。
インテリアは黒、ベージュ、赤の3色から選べます。
上級グレードにはレカロシートが装着されますが、スタンダードのシートでも特に不満は無かったです。
乗り降りとシートベルトの脱着でサイドサポートの擦れが気になるところですが、さすがトヨタ品質、殆ど気にならない程度でした。
これがスバルだったら破けていたかも。
冬場でもオープンで乗れるよう、シートヒーターは全グレード標準装備です。
ミッションは7速CVTで、シフトダウン時にはブリッピング制御を行います。
当初はMTで乗りたかったのですが、思いの外、CVTでも楽しかったです。
所謂CVTのネガな部分は、6時間乗った限りでは見当たりませんでした。
以前、モーターショーで見た展示車(GR SPORT)のシフトフィールが、いかにもケーブル式といった感じで今ひとつだったので、いざ買うとなればCVTを選ぶかもしれません。
レンタカーはスタンダードモデルだったのでありませんでしたが、上級グレードにはパドルシフトが装着されます。
レヴォーグの癖で、何度も空振りをしてしまいました(^^;
小さめのセンターコンソールの中に、給油口のレバーがあります。
この手のクルマなので、収納が少ないのは仕方ありません。
ドリンクホルダーは後側にあります。無いよりはあった方が良いですが、運転席に座ったままだと取り辛い位置です。
タイヤのサイズは165/50R16
元々はBSのPOTENZA RE050を履いていますが、レンタカーはリプレイスのヨコハマのブルーアースに履き替えていました。
だからなのか、タイヤから来る当たりの強さみたいなものはあまり感じませんでした。
ルーフをクローズにした状態でのトランクです。
二人乗りとしては十分すぎる容量かと。
生産終了になってしまったライバル!?のS660のトランクとは、実用面も含めて雲泥の差であります。
ルーフを格納した状態です。
ルーフの下に少し収納できるスペースがあります。これでもS660よりは積めるかと。
こんな小さなクルマにも生意気ながら、トランクのイーザークローザーが装備されています。
高速を降りてから、コンビニで麦茶を買い、いよいよルーフをオープンに。
これこそオープンスポーツの醍醐味ですが、真夏にやるものでは無いですね(^^ゞ
とはいえ、生まれて初めてのオープンカーでのドライブはテンションが上がります。風を感じて走るのがこんなに気持ち良いとは!!
髪はだいぶ乱れますので、帽子が必要なのと、特にこの時期は日焼け止めを塗らないと大変なことになります。
ちなみにどちらも用意していなかったので、特に日焼けは跡がはっきり分かるほどになっていました。
三浦海岸から三崎港までの海岸線(県道215号線)は、まさにコペンの為の道といった感じで、超絶に楽しかったです(笑)
ただ、白バイ、覆面が至るところで隠れていますので注意が必要ですが、軽トラの後をノロノロと走るペースでも、イライラせずに風を楽しんでおりました。
三崎港にて。
ウエストラインが高いのが今のクルマの特徴ですが、何だかバスタブに入っているみたいで、もう少し低い方が自分の好みではあります。
横から見ると、トランクの長さが気になる。
昔の"
ソアラエアロキャビン"みたいです(笑)
斜め後からのプロポーションはそう悪くないかも。
マフラーは多分純正だと思われますが、まるで社外マフラーみたいに威勢の良い音を奏でていました。
同乗者がいるとうるさく感じるかもしれませんが、一人で乗るには心地良いサウンドです。
愛くるしいフロントマスク。
でも自分で乗るなら、無難にRobeの方にするかも。
ちょうど昼時だったので、京急三崎口駅の近くにある「
まるい食堂」に寄ってみました。
食堂マニアの間では有名らしく、先月号の「カートップ」にも紹介の記事が掲載されていました。
名物のカタヤキそばを注文。
これでも量は並盛です(笑)
三浦で採れる野菜をふんだんに使っており、量だけではなく、味もバツグン。
美味しく完食することができましたが、食後に考えていたスイーツはあきらめることに(笑)
今度は同じく名物のソースかつ丼に挑戦してみようっと。
湘南佐島なぎさの丘にて
東京湾沿いから帰りは相模湾沿いへと進みます。
ベタですが昔からの憧れだったというのもあり、134号線を潮風を受けてフルオープンで走ってみました。
この暑さだと、潮風は決して心地良いものではありませんでしたが・・・
9時に東戸塚を出発し、江の島、鎌倉と経由してギリギリ15時前に返却。
昼食以外はほぼ休憩無しで走り、走行距離は125キロほど。
(高速3割、一般道7割ぐらい)
燃費は常時エアコンはオン、一部渋滞もあり、燃費は11.58Km/Lでした。
正直良いのか悪いのかよく分かりませんが、軽のターボだったらこんなもんかと。
レヴォーグだったら、この乗り方だと9Km/Lぐらいかなぁ。
念願だったオープンカーでのドライブですが、日常を忘れて、良いリフレッシュとなりました。
おもちゃとしては最高の1台で、乗っている時は常に笑顔でしかなかったです。
そして、何故か手元にカタログが(笑)
3人家族で2人乗りというわけにはいかないので、現実的な買い替え対象にはならないのですが、駐車場さえ都合がつけば、軽の2台持ちならどうにかならないかと只今妄想中です(-_-;)