またまたTLVで思い出を振り返る!?シリーズ。
今回はこちら。
かれこれ20年以上前、ちょうどレガシィB4(BE5)を買った頃、地元の同級生T君が急にクルマを買いたいと言って、B4であざみ野にあった某イタ車ディーラーへ一緒に行きました。
クルマよりもバイク好きで、ホンダの古いCB250や街乗り用にハンターカブを所有しているようなヤツなので、クルマの趣味もまあ変わっていましたが、初めて買うクルマがイタ車とはびっくり!
そう、T君が買ったのがまさに「FIAT Panda」でした。
まだ新車がギリギリ買えた頃だったと思いますが、カーセンサーで見つけた4年落ちの4駆モデル(4×4)をたしか150万円ぐらいで購入。
「その辺を乗ってきていいよ」と二人で試乗に出たのですが、二人とも左ハンドル(それもMT)は初めてで、試乗どころではなかったのを覚えております。
そしていざ納車となり、早速四駆を試しに行こうと、相模川の河川敷に持ち込もうとしたのですが、河川敷に入り込めず、そのまま引き返すことに(-_-;)
何故か納車時からスタッドレスを履いていたので、大雪の日に四駆にして乗ったような話を聞きましたが、あまり乗ることなく、1年も乗らずに手放してしまいました。
キャンバストップのルーフは同じ。フェスティバみたいに電動ではなく、手動で幌を捲り上げます。4X4にはルーフレールが付いています。
運転席、助手席間で左右にスライドする灰皿が特徴的で、当時喫煙者だった二人は大変重宝していました。
給油口もバイクみたいにカギで開けるタイプ。前後、左右全てのガラスが平面(板ガラス)で構成されています。
ジウジアーロ の手によるデザインは、シンプルで無駄がありません。
当時では珍しいCVTを積んだモデルがありましたが、スバルからCVTの供給を受けていたのでした。
パンダの兄貴分の"ウーノ"も
イタルデザイン・ジウジアーロ の手によるものです。
ジウジアーロ繋がりで、"街の遊撃手"と並べてみました。
同じ1/64のスケールですので、パンダのサイズ感が分かると思いますが、改めて寸法を見てみると、現行の軽自動車のサイズとほぼ同等。
20年近くに渡って作られていたこともあり、イタ車の中でも見かける機会が多かったこの初代のパンダですが、ここ最近は本当見なくなってしまいました。
中古の相場が20年前とほぼ変わらない、いやそれ以上にはびっくり!!
2代目以降のパンダはコンセプトが変わってしまい、実用車感、道具感が薄れてしまい、デビュー時は残念に思いましたが、しかし2代目、そして現行の3代目もライバルの中では独特な個性を放っております。
でも、左ハンドルのMTを粋に乗りこなすなら、初代パンダが面白いかも。
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Posted at 2021/10/17 21:36:22 | |
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