前回の続きです。
<8月11日>
普段通り、5時過ぎに起床。
夜中に何度も目が覚めたとはいえ、21時過ぎに寝落ちしただけに、十分寝たかと。
朝風呂に入り、7時15分から朝食です。
これにごはんと味噌汁が追加されます。
普段の朝食の倍以上ありますが、残さずしっかり食べることができました(笑)
もうじき健康診断があるのですが、果たして大丈夫なのか・・・(-_-;)
富山への帰省が無くなったので、ドライバー(私)の気力、体力次第ではありますが、色々と観光地を周ることにしました。
9時過ぎに出発し、先ずは宿の近くの別所温泉駅に立ち寄ります。
上田電鉄別所線の終着駅になりますが、寂しい無人駅です。
今回この上田電鉄に乗ってみたかったのですが、一人だけ乗り鉄をするわけにはいかず、次回!?に持ち越しです。
日中は1時間に1本しか走っておらず、駅に電車は停車していませんでした。
こちらは1986年まで活躍していた"丸窓電車"ことモハ5250形。
別所温泉駅に留置されています。
電車には乗れませんでしたが、せめて走っている姿だけでも拝もうということで、時刻表を確認したところ、中塩田駅で見れそうだったので、立ち寄ってみました。
元東急1000系です。
池上線で活躍し、2008年~2009年にかけて上田電鉄に譲渡されました。
上田電鉄の親会社である上田交通は東急グループということで、丸窓電車以降の車両は全て、東急からの中古車両を導入しています。
都会で大活躍していた車両が地方で余生を穏やかに過ごす。
そんな生き方に憧れたりします(笑)
別所温泉を離れて、長野市内へと向かいます。
長野といえば"おやき"でしょうということで、2022年にオープンしたいろは堂の「
おやきファーム」を訪れたところ、ほぼ開店時間にもかかわらず、駐車場は満車、そして店の前には長蛇の列ができておりました。
この日も非常に暑く、さすがに炎天下の中で長時間並ぶのもどうかということで、残念ながらこちらもお見送りです。
王道としてはこの先、善光寺へと向かうのですが、激混みだろうということで今回はパス。後述しますが時間的にも寄れなかったというのもあります。
善光寺を横目に、
戸隠バードラインへと進みます。
七曲りの急カーブを久しぶりに走り、着いたのが
こちら。
どうせ並ぶだろうと思い、11時ぐらいには着くようにしたのですが、予想は的中。30分ほど待つことになりました。
今から20年以上前、それこそレガシィB4(BE5)に乗っていた頃にここで食べたことがあり、その時の記憶を頼りに立ち寄ってみました。
いつもなら天ざるにするところですが、健康診断が頭を過って、とろろざるそばにしました。
大盛にはしてしまいましたが・・・(^^;
"想い出補正"されたいたこともあり、当時ほどの感動こそなかったものの、美味しくいただくことができました。戸隠の蕎麦は一般的にコシが強めではありますが、ここのはそこまでではなく、程良い感じでした。
前回訪ねたのが2001年頃だったと思いますので、24年経ってもしぶとくスバル車に乗っております。
あの時はまだ20代、そして今は初老と呼ばれる年に。。。
そばでお腹を満たした後は、戸隠神社でお参りしました。
ここに来るのは
15年ぶりだそうです。
みんカラも長くやっていると、こうやって読み返すことができますねぇ。
戸隠神社の中社です。できれば奥社もお参りしたかったのですが、戸隠とはいえ猛暑だったこともあり、さすがに1時間以上も歩けないだろうということで断念しました。
樹齢700年の御神木です。
境内には樹齢800年の三本杉があります。
1087年に創建された社殿です。
現在の社殿は火災により、昭和31年に再建されましたが、拝殿の天井に龍が描かれており、こちらもオリジナルが昭和17年の火災で焼失したため、復元されております。(社殿の中は撮影禁止につき、
こちらをご覧ください)
戸隠の後は、小布施に行くことにしました。
1時間ほどで「
北斎館」に到着。
子供がここに行ってみたいということで、小布施行きを決めたのですが、閉園時間の17時に間に合わないという判断で、善光寺をパスしたのでした。
新札(1,000円札)に葛飾北斎の浮世絵が使われていることからか、館内は大盛況。別所温泉とは違い、海外から観光客が多く、昨今の"The 観光地"といった状況でした。

1,000円札で使われている「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」

「冨嶽三十六景 凱風快晴」

「冨嶽三十六景 駿州江尻」

「冨嶽三十六景 甲州石班沢」

「諸国名橋奇覧 足利行道山くものかけはし」
絵画、浮世絵の知識が全然ないので、葛飾北斎について何も語れないのですが、江戸末期という時代でありながらも90歳まで存命されており、83歳の時に小布施を訪れたそうです。その後、88歳まで創作を続けており、生涯現役な方でした。

栗あんソフトクリーム(左) モンブランソフト(右)
小布施といえば、栗でしょうということで定番の「
桜井甘精堂」で栗のソフトクリームをいただきました。
モンブラン好きなので、何故かモンブラン無しにしてしまったことを後悔したのでした・・・
小布施にもいろは堂があったのですが、残念ながら冷凍以外のおやきは全て売り切れでした。
お土産を買いながら軽く小布施の街を散策し、近くのスーパー(
TSURUYA)に立ち寄りました。そして漸く、ここでおやきと対面することができたのでした(笑)
地元の野菜と果物を調達し、帰路に就くわけですが、ここまで来たら志賀草津道路を走ろうと思いつつ、時計を見たら既に17時を過ぎていました。暗い中を走っても面白くないということで、おとなしく上信越道~関越道で帰ることにしました。
帰りはそれほど混んでいないだろうと踏んでいたのですが、横川から先がダラダラの渋滞が続きます。アップダウンがあるので、所謂サグ部の渋滞だと思いますが、皆さん一定速度で走ることができれば、多少は渋滞を回避できるのにと思わずにはいられませんでした。
追い越し車線をのんびり走るア〇ファー〇もいました。見た目は寧ろ、煽ってきそうな感じでしたが(笑)
最後の晩餐!?、夕食は関越道の上里SAのレストランで食べたカキフライ定食。
道路公団からNEXCOになってから、SAのレストランのレベルが上がってきたような気がします。まあまあのお値段だけに、ファミレスよりも美味しかったです。
帰りは圏央道を使わず、練馬まで行き、環八~第三京浜~横浜新道~環状二号と経由して日付が変わる10分前に無事に帰宅しました。
最後に"みんカラ"なので、クルマネタを。
STIのフレキシブルタワーバーとフレキシブルドロースティフナーを装着してから一番の長距離ドライブとなりましたが、高速では常に挙動が安定しており、直進安定性が更に良くなった気がします。
ジョイント部や轍を超えた時の収束は勿論、リヤサスがバンプした時の”ぼよよーん感”がうまく抑えられています。
足が決まると、どうしても動力性能が物足りず、"モアパワー"という場面が結構ありました。ちょっとターボ車が恋しくなると思う反面、NAならではのリニア感も捨てがたく、欲を言えばモーターのアシストをもっと強くする、あるいは2.5リッターでe-BOXERを出せば良いのになあ・・・
秋頃に登場するTHSを積んだクロストレックがこのあたりの悩みを解決してくれるのかもしれません。