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ヘッドが出来てませんが、ほこりがつかないように腰下だけ先にくんでしまいます。

火が入るのはだいぶ先になりますので、摺動部分以外にもさび止めに油分を持たせて組み付けます。
組み付けそのものは､マニュアルどうり普通に組み付けます。ピストンの組み付けは同じボアのF6Bの時に作ったスライダーが使えます。リングの合口のずれがなくくみつけられるので､同じボアだけやる方は旋盤があれば簡単に作れますのでお勧めです。

この後オイルストレーナーを取り付けますが､クラックなどないかよく確認します.まだ折れたことはないですが､A型などチューンしてノーマルより高回転を使うようなエンジンなど高周波の振動でクラックなどが入ることがあります.これがレース中に折れればエンジン全損です。

今日は、午前中に娘の遠足の買い物をしませて、午後から工場に自分のエンジンをやりに。

まずは、こししたのの組み付け準備。
ピストンは一番軽いものでクランクバランスとりにだしたので、それにあわせて残りの２つをあわせます。
実際誤差は微々たる物で、０.１g、と0.2ｇ重いものがあるだけなのでモンスターの刻印を半分＆全部削って1/100ｇまであわせてみました。３個しかないとこのへんは楽ですね。

今日は、某所でタイヤをつけて地面に半年振りに着地、ホイルナットを久々登場のデカトルクレンチで８０キロで締め上げシャシメンテ終了。

追加で頼まれたリアフードとアミのステーを製作.以前はねじ止めでしたが、リアフードにクラックが入ってしまうようなので、今回はアルミで面積を稼ぎ、２液ウレタン系接着材で取り付けてみました、弾力もありかなり強力でよいのですが固まるのが速いのでもたもた出来ません。

自分のヘッドを仕事が終わってから夜なべして加工です。

燃焼室の加工ついでに、オイルの戻り穴の追加＆バリ取りＥＸまわりの水穴拡大を行います。
現状の馬力では全くやらなくても問題ないのですが、趣味なので良いと思うことは一応やっておきます。
最後に洗って燃焼室の容積測定。
イメージより育ってませんでした。ボアが小さいので、なかなか削るところがありません。やっぱり最初の予定のガスケット＆いっぱいメンケンになりそうです。

連休前に、だいたい削ったところで、燃焼室を測定してから。こししたも仮組みしてクラウン容積を測って、圧縮火を計算すると、思ったより上がらないことが分かったので、今まで使っていたガスケットからモンスター指定のガスケットに変更することに。
一気に1ｍｍも薄くなるので、今度はサイドのスキッシュ全部落としました。今までＫ6ピストンの時は圧縮が上がらないのでできるだけ残して燃焼室を削っていたのですが、今度はボアに合わせた形で削れます。
ここから仕上げで0.1ｍｍぐらい面研磨すれば希望圧縮になる予定です。