
2月の月末に伏見の
「城南宮」の「しだれ梅と椿まつり」に行ってきました。
実は数日間体調を崩してたのでブログUPが本日になりました。
ここ
「城南宮」は京都でも有名な梅の名所です。数年前撮影実習地に選ばれたのですが直前に変更になり、私も一度行ってみたいと毎年思っていたところです。
当日の開花状況は「白が五分咲き、ピンクが三分咲き」というもので、私にとってはちょうど撮影しやすい感じかなぁと思って行きました。
移動はいつものR1。駐車場は5つぐらいあり無料でした。拝観料は800円、一方通行で再入場不可というなかなか厳しいものになってます。ただ並んでぞろぞろというほど混んではいなかったので、じっくりぼーっと梅の花を眺めながら構図を探ることはできました。
1. 梅の花、好きなんで毎年あちこち撮りに行っています。何より梅は香りがいい。桜や木蓮の前に春の訪れを告げてくれるそんな気がします。
2. でもどちらかというと梅は桜に比べて人気がない。どこの名所に行っても桜ほどの混雑はないです。その理由は普通にスマホや初心者が撮ってみると意外と地味になってしまうってことがあると思います。
3. あと梅は花がまばらで太い枝が目立ってしまいがち。そこをカバーしながら写真を撮るのがポイントです。(先生の受売りです)
4. びっしり生えた苔の上に蕾が落ちてます。メジロに食べられたのかな?
5. 先生からいつも言われてること。「花は集団ではなく個人を撮る」、「太い枝は入れないかぼかす。」、「ピント位置はど真ん中にしない」。基本を踏まえながら撮ります。
6. ここのピンクの梅の花は可愛いですね。これも先生から言われることですが、「花びらは柔らかく撮る。硬くならないように」梅はもともとプラスチックみたいに硬い表情のが多いので、順光とか強い日差しで撮らないようにします。
7. 「青空の時は見上げて下から広角で撮る。」これも梅の花は下を向いてるので花びらが暗くならないようにするのがポイント。露出を上げるのはNG。空が白くなってしまいます。はっきりこちらを向いた花を見つけて絞り込んでしだれ梅全体を撮るようにしています。
8. 白いしだれ梅。まるでユキヤナギのようです。玉ボケがきれいでした。こういう花の集団の場合もはっきりこちらを向いている花びら1点にピントを合わせるようにしています。
9. ほぼ日の丸構図に近いですが、花弁の形を印象強く表現したかったのでいいんじゃないかと思います。ピント位置を明確にして撮影者の伝えたいものがストレートに表現できました。
10. ここ城南宮の有名な情景。苔庭に椿の花が落ちて奥はピンクの梅の花。これが見たくて、撮りたくてここに来たというのが本音です。
色々なパターンで撮影してみましたが、絞って撮ったこの写真をセレクトしました。ピント位置は右下の椿です。
11. こっちは望遠で撮った1枚。椿に焦点を合わせると背景はボケちゃうのでF16まで絞り込んでいます。
12. 白い梅に白い梅の玉ボケの背景。上手く光が当たって前面の梅の花を浮かび上がらせてくれました。白飛びしないギリギリまで露出を上げて撮りました。
右側のピンクの梅は要らなかったかな…うーん。
13. 前ボケの写真は今回たくさん撮ったんだけど、奥の花のどれにピントが合ったのかが明確じゃないのが多くて大半をボツにしました。
この写真はバランスはいいと思うのだけれど、右下に人の足が入ってたのが残念…(T_T)
14. ここは回遊式になってるので梅を向かい合ってお互い顔が合っちゃうなんてこともあります。変わったカメラですよね。外国の方かなぁ。
15. 前から撮ってみたいと思ってた蜘蛛の巣。虹色に光るようには撮れなかったけど、丸ボケがきれいだったので選んでみました。
16. まるで満開の梅を表現したくて撮ったんですけど、やりすぎたかな。ピント位置は中央下のピンクの一輪なんだけど右のピンクの梅の集団にもピントが合ってしまった。F2.8なのになぁ。
先生に見せたらガッツリトリミングされるかな…。まぁ仕方ない。
17. 集団を背景のボケにしてポツンと咲いてるのを逆光で花びらを透かして撮っています。先端のほうにもうちょっと蕾があればさらによかったと思います。
18. 逆光の白梅のなかに太陽の光芒を入れて撮っています。
19. 暗い背景に浮かび上がる白いしだれ梅。ピンクの前ボケ。美しい写真が撮れたと思います。
20. 苔庭の奥に枝垂れ梅。梅が散ったらその花びらが苔の上に落ちてまたそれも美しいそうです。
21. このしだれ梅に前ボケってのははかなり前に大阪にあったオリンパスギャラリーであった写真展で感動して、いつか撮ってみたかったもの。ここで撮ることができて感動でした。
22. 今まで色んな梅林で写真を撮って来たけど、これほどしだれ梅が美しいところは初めて。まぁスマホじゃこんな風にはなかなか撮れないので一眼ならではの良さですね。
23. 巫女さんたちが閉園の時間を告げに来ました。2時前から4時半まで昼からの斜光が照らすしだれ梅をたっぷり撮ることができました。
24. 城南宮を出た後は、お友達のNEW AGEさんと合流。いつもの「GULLMAN」で美味しいディナーをいただきました。
食後はサイゼでコーヒー&デザート♪
25. サイゼのウインドウからの何てことはないスナップ。閉店まであれこれ駄弁って楽しいひとときを過ごしました。
梅の次は木蓮?河津桜かな…?と考えてましたが、体調を崩してしまったので、しばらくはのんびりかな。今月は後半にあちこち撮影の予定があるので体調を整えておかないと♪楽しむためには身体が一番だと思いますからね。
撮影機材
EOS R6 MarkⅡ
EOS R
RF24-105mm F4L IS USM
RF70-200mm F2.8L IS USM
RF50mm F1.8 STM
PLフイルター
その他フイルター
最後までご覧いただき有難うございます!😊
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カメラ | 日記
Posted at
2023/03/08 11:54:31