
新型レガシィを試乗してきました。
試乗車は写真の2.5GT Lパッケージ、ターボの5ATの17インチ仕様です。
みんカラでももう多くの方が試乗してレビューされているので、市街地ではなく箕面山の滝の駐車場までのワインディングロードを走ってみることにしました。
狭い道ではさすがに車体の大きさを感じますが、インパネがこれまでより高くなってスポーツドライビングには向いてます。サイドミラーもより縦方向に大型化され道幅やセンターラインを確認するのも容易になっています。高回転まで回すと相変わらず賑やかなエンジン音が室内にも入ってきます。S#にしているとレスポンスもいいですが低回転域のほうが力強く感じるのは試乗車がAT車だからだということのようです。
コーナーに進入する姿勢は少し腰高感がありますが、ステアリングに剛性感がありノーズの入りがいいので思ったラインをトレースしやすいです。ビルシュタインではないのでロールは大きめですがリヤサスがよく伸びてくれるので終始接地感が失われることがありません。同乗していた営業さん曰くタイヤが225にサイズアップしているのも効いているのではないかということです。試しにリヤをブレークさせてみようとタイトコーナーのアペックスからアクセルを踏み込んでみたところ、VDCが作動し、その後しっかりグリップして逆にプッシュアンダーが出ました。VDCの介入がちょっと早いなと思いましたが、リヤの内輪がこれだけグリップしてくれるなら路面状況の悪い状況などでもかなり安心感は高まるのではないかと思います。
ステアリングは表皮がよりソフトで太くなったかなという印象、シートは背中が全面にフィットする感じでこれは新しい感触で気持ちいいですね。サイドサポートは控えめなので両膝を左右に踏ん張りながらなのは従来モデルと同じです。本当はスポーツシフトも試すべきなのでしょうけど、ATは普段乗らないので2速固定のままでした・・・。(^_^;)
ブレーキはあんまり踏んでいなかったのでよくわかりませんが特に不満はなかったです。
BPBLのGTグレードも走りと乗り心地のバランスのいい足まわりだったと思いますが、新型はボディやフレームを強化したことによって、さらにステアリングが正確なのに路面のうねりや凸凹も拾いにくいです。さらに乗り心地に有利な50扁平タイヤも効いています。これもSIシャーシーの考えなのでしょう。スバル車も近年はハードサスではなくロールさせてコーナリング姿勢をつくりグリップを安定させるという方向になってきてると思います。私的には歓迎なのですが、多くのレガシィユーザーはロールを嫌う傾向にありますので、新型レガシィでもまたダウンスプリングやスタビライザーが売れるんだろうなぁと思います。しかしながらそれらを付けることによって、このストローク感が失われるとしたら勿体ないなぁと思います・・・。
新型レガシィは大型化され装備もラグジュアリー傾向になりましたが、天候や道路を選ばず、長距離短距離を問わずに安全に運転を楽しめるという点で、スバルの屋台骨を支えるだけの仕上がりを見せてくれた気がします。
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Posted at 2009/05/29 20:32:50 | |
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