出かける用事があった帰りに、スバルの昔の営業担当さんの転勤先のDラーを訪れました。
私がスバルに乗り換えるきっかけになったKさん、転勤先のお店でも元気にしておられました。前に訪問したのはたしか去年の5月くらいだったかな?久々に会ってもお互いの話よりもっぱら家族の話ばかりでした。
「せっかく来てくれたんだから、乗っていきますか」とマイナーチェンジしたWRXSTIのD型の試乗にも誘われました。今日はそんなつもりじゃなかったんですけどね。
私が運転席、助手席にKさん、後席にはうちの奥さんと子どもが座って、何処へともなく試乗に出かけます。そういや、前のお店でもストレスが溜まると私の試乗を理由にして、よく二人でサボりにドライブしたもんでした。
D型見た目はとってもいかつくなりました。試乗車はWRブルーでしたが黄色いキャリパーとのセットはまんまチューンドカーですね。
見た目はいかついですが、クラッチはさらに軽くなりました。アクセルペダルに軽く足を置き、クラッチを離すとさりげなくスタート、とっても扱いやすいです。新車なのでまだ少しミッションは渋いですが、ストロークが短くコキコキ入るフィーリングはいいですね。
街中を40~60km/hあたりで走っただけでも、低回転から軽く静かに吹け上がり、とても滑らかに回る印象です。パワーもありますね。車が軽く感じます。また遮音がしっかりしてるのか、エンジン音やフロントのヘリカルLSD、トランスミッションの音も、FLAT4号のようなうなり音が聞こえたりはしません。同じ構成なのにレガシィのほうがうるさいなんてね。
今回、type-Sは19インチタイヤになりましたがバネとショックを見直したそうで、乗り心地はFLAT4号よりもさらにいいです。コツコツは多少しますが、路面のうねりとか凸凹をショックがうまく吸収してくれますね。C型のWRXS4を以前長くお借りしましたが、あのタイヤの空気圧が高いような、バネが硬くて突っ張った感じで狭い道などは苦手なイメージが無くなって、ハンドリングが自由自在な感じです。これまでより車体が一回り小さくなった感覚で、これなら狭い峠とかでも扱いやすい気がします。
大きいカーブがあったので、曲がりながら細かく走行ラインを、げんこつ一個分外側に移動、またその半分内側に移動と、アクセルとステアリングの微妙な操作をしてみましたが、こちらも思い通り、狙ったラインにピッタリと楽に乗せることができます。このあたりは足回りだけでなく、今回採用されたYOKOHAMAのタイヤによる効果も大きいように思いますね。
ステアリングも以前試乗したA型の時よりも、軽く感じました。もちろんS4に比べると重いんですけど、以前、ワイドタイヤだからパワーステアリングに負担が掛かりそうだなと感じたような、特別重いようなものではなくなってました。
今回のD型STI、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)を参考に車体各部の補強を大胆に行って、遮音対策もしっかり行われたことは、はっきり効果が出ていて、コントロール性の向上もそうですが、快適環境も向上していて、これまでのうるさいEJ20エンジン、TY85トランスミッションの「うなる、こもる」イメージはほぼ払拭されてます。私にとっては走行中の室内はまるで高級車のような静かさで、かってのWRXというより、まるでレガシィGTが進化したかのようです。
確かA型の時の新車発表会はFISCOで行われたように記憶するのですが、今回D型のメーカー試乗会は峠道をイメージするサイクルスポーツセンターで開催されました。それはD型はサーキット性能ではなく、日本の公道でより愉しく安全な走行性能を向上させたいという、スバルの意図なんだと思います。
なので、高速コーナー中心だったり、サーキットを走る方、また粗っぽくクルマを振り回したい方、またロールがお嫌いな方には、ちょっとバネが柔らかいことを否定的に感じることもあるかも知れません。
あとWRX STI A型ユーザーでもあるKさんからの評価だと、「キャリパーはすごいけど、他はあんまり大して変わらないですよ」ってことで、確かに馬力が上がったわけでも最大トルクが上がったわけでも、軽くなったわけでもなく、結局、加速や最高速が速くなったわけではないので、A~C型ユーザーが悔しがる要素ってのは少ないでしょうね。
レガシィのMTよりもさらにクラッチも軽く、アイドリング発進もらくらくできちゃうし、運転してて神経質なところが全く無いので、これまでATに乗ってた方が「MTに乗り換えてみようかな」と決心しやすい、そんなイメージが今回のD型WRXSTIの特徴だなぁというのが、私の感想です。
YoutubeでいくつかのD型WRXSTIのインプレを拝見しましたが、さらに的確に表現されておられるのが、こちらのレーシングドライバー新井敏弘選手のインプレでした。
SUBARUのすべてPresents 新井敏弘緊急試乗!! SUBARU WRX STI
VIDEO
この性能のままのツーリングワゴンとか出たら・・・なんて無理なんでしょうね。
そう考えるとWRXSTIと同じ前後LSDと6MTのFLAT4号の希少性をさらに感じて、買い替えがもったいなく感じてしまうわけなんです・・・。
Posted at 2017/08/05 23:13:28 | |
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