↑ 解凍後の画像 ↓まだ冷凍状態の画像
1パック100g入りで¥1,660と言う値段が安いか高いか?ですが、円安がここまで酷い状況を考えずとも安いのではないでしょうかね?(外国産のウニなど食べられないと言う人はこのBlogはパスして頂ければと思います。)
例えば1ドルが130円であった場合はどうでしょうか?¥1,438で買えたかもしれませんが、ウニを海から採取して、トゲだらけのウニの殻を割って、その殻にへばりついている卵を、そっと崩さないように剥がして行くのは想像以上に手間がかかる作業なのです。
(昔、千葉県の海岸でムラサキウニが採取禁止になる前、仲間と素潜りで採りに行って10個ほどを採って来て、殻を割ってウニを取り出し薄めた海水で洗って処理したことがありますが、それはもう大変な苦労であったにもかかわらず、皿に並べられた時には、ほんの僅かの痩せた黄色い色の卵嚢でした・・・。それを4人程で有難く食べたことを思い出します・・・。このチリ産の1パックの1/3にも満たない量でした。)
この画像の100gのウニの卵嚢はおよそ12~15個程のウニを割って人の手で崩さないように丁寧に取り出されたものですが人件費は如何程なのでしょうね?どれくらいの時間でそれが出来るかを想像しましたが、馴れているとしても30分では出来ないような気がします・・・。時給が1000円なら500円はそこでかかる事になるし・・・、それどころか海底から採取する手間賃はどうでしょう50円/1個としても、15個なら750円もかかってっしまいます・・・・。
それをこうしたプラスチックの容器にスポンジシートを敷いて、その上に並べるように置いて、急速冷凍して段ボール箱に詰められた状態で、港まで運ばれ、船の冷凍コンテナ便で日本に運ばれて来ます。そして日本の港で荷揚げされ、海産物市場で小分けに入札が行われ、海産物問屋が買った後、ネット上で販売されるわけですが、そこからも小数に分けられて宅配便が集荷し、ヤマト便で我が家に配達されたのです・・・。それらの費用もかなり掛かりますよね?最後の宅急便だけでも800円程についているはずです・・・・。
1パック、生ウニ12~15個分の卵嚢を生食で食べられる衛生状態を保って、日本から見ると地球の真裏にあるチリから、海路20000kmを運ばれて来て、何と1660円・・・、もの凄く安いと思いますよ、因みに私が調べた限り、国産のキタムラサキウニ100gで最も高価なものは3万円していました。3万円/100gですよ、約18倍の値段なのです。もちろん冷凍では無く塩水中に保存された生のキタムラサキウニですけれどね。元は、養殖でなければ自然が育んだもので、タダなのですけれどね・・・・費用は採取と、そこから先で掛かっているのです。
3万円あれば、チリ産の冷凍ウニを1.8kg購入出来る訳です。
因みに、このチリ産の冷凍ウニ100gを1人前のウニ丼に使った場合18人前ですね、国産最高級のキタムラサキ生ウニ100gの値段で・・・・笑。
これぞ、まさしく
ピンと
キリの比較ですが・・・・笑。
↓ ショップのリンク貼っておきます
チリ産の冷凍生ウニ買えるショップ
Posted at 2023/11/20 21:23:48 | |
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