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2014年07月23日

保存版・ 珍車PART435

保存版・ 珍車PART435
間が空きましたがこれもやっておきましょーかネ~ (*^^)v

珍車435はコレです⇒
『昭和59年(1984)初代GX61型クレスタ2000スーパールーセント』!!

いやー、まだ残ってましたね61クレスタ!



クレスタ、80年に当時まだX40マークⅡ/チェイサーだった先行新型車としてデビュー、この年開設の新店舗である「トヨタビスタ店」(オート店と合併して現ネッツ店)投入モデルでした!

X40が当時としてもその戦略からクラシカルなデザインだった事もあり80年を迎える頃にはさすがの人気車マークⅡ/チェイサーも翳りが見え始めていました。

ライバルのスカイラインはモデル末期ながらもC210ジャパンがターボ投入効果もあり相変わらず好調、230ローレルも同様にモデル末期でありながらもX40よりは直線的でより現代的、スポーティなイメージがあり若い世代にはこちらも支持高かったですからね~、X40は80年を迎えクラシカルなデザン故、古臭いイメージになりかけていました。

雑誌などでは名前は書かれてませんでしたがマークⅡ/チェイサーの先行新型として新たにトヨタが立ち上げた新店舗ビスタ店で販売されるとうい情報が結構前から噂されておりを楽しみに待っておりましたがこれが『クレスタ』だった訳です。

情報通りマークⅡ/チェイサーの型式“X”を継承、1.8L 13T-U、2L 1G-EU搭載のためそれぞれTX、GXの型式で改歴記号は現(当時)40型からの発展である50型(系)を名乗りました。

そうそう、当時としては新世代、新開発である“レーザー”エンジンの第一号である1G-EU型もこのクレスタで初搭載!長い歴史のM(M-EU)型エンジンでしたが排ガス規制によりすっかり精彩を欠いていたので軽量、コンパクト、ハイパワーの1G、新型車でのお目見えってのもかなり話題となりました。
(但し81年にターボは肉厚のある旧M型エンジンが適す、との考えからM-TEU型ターボエンジンが追加されているのでクレスタにも”MX”が存在します) 

この1G(クレスタ)も散々乗りましたが初めて乗った時はM-EUと較べるとフケが天と地ほど違い何と軽い吹け上がりなんだろう!と驚きました!
ディーゼルとDOHC…は言い過ぎかもしれませんがとにかく高回転までストレスなく廻る、TTCになってからのMは3500rpm~4000rpmを超えて廻そうとしてもジレたい程タコメーターが上がりませんでしたからね、シリンダー肉厚が薄い分Mのような重厚な音質ではなくややメカニカルノイズが耳につく印象が1Gにはありましたが日産が新開発V6のVG20Eを出すのは83年ですのでこの間の3年弱、日産が依然としてL20Eをメインにしているのに対しトヨタはこの1Gで一気に攻勢をかけるかのようにクレスタ以後矢継ぎ早に6気筒モデルに搭載、ハイオーナー、高級車の部分で日産との差をこの時決定的に差を付けたと思います。

クレスタ、古ぼけた?マークⅡ/チェイサーに較べると80年代先端を行くスクエアで気品ある直線デザインのサッシュレス4HTは非常に魅力的、マークⅡ/チェイサーは70年代をまだ引きずるセダンと2HTというラインナップでしたから4HTでデビューのクレスタは非常に新鮮に見えました、79年にFMCした6代目クラウン4HT(S110系)を小さくしたようなデザイン、渋い山崎 努氏を起用したCMも効果があり当時の購買ターゲットであった40~50歳代の他、予想外?に若い世代にも大人気!しかし一番人気の最上級『スーパールーセント』ですと軽く200万オーバーのクルマでしたから若者は一部恵まれたモノ以外は指を咥えて見てるだけ…って感じでしたねー、後年中古になり値がこなれてから夢を適えた若い世代=つまりは現在のワタシ世代も多いのではないでしょうか!?

さて、現車ですがこれは後期スーパールーセント、クレスタは80~82年を前期、82~84年を後期とし一度MCを受けこの時に既に4代目にFMCしたマークⅡ(チェイサーは2代目)と三つ子を形成しており兄弟と併せてMCが施され型式を兄弟と同一のX60系に改歴されています。(マークⅡ/チェイサーはクレスタ以降のFMCで新型となりましたのでクレスタの50は使わず当初から60系とされました)

↓実走9万km弱、OIL漏れ以外は不具合らしい不具合はない模様で奇跡の程度!


30年前のクルマでこの距離は勿論低走行、評価3.5に内装Cは立派!GX61クレスタでこれ程の上物ももうそうは残っていないでしょう。

外装評価はなく出品票によれば結構小傷、サビは出ているようですが大傷や大凹もなく常識的30年の経年変化の範疇と思われます、悪くても外装Dは付けたいかな~!?!?

↓室内も問題ないですね!既に4ATですしフル装備のスーパールーセント、ほぼ現代車と変わらぬ快適性がある筈!


個人的には初代クレスタはこの後期GX61より前期GX51が好み!

クレスタのイメージはミーハーな?マークⅡにない落ち着いたアダルトのパーソナルサルーンって感じでしたので50系の角目4灯の顔付きが似合っていましたし何よりスクエアカット、クリスタルカットと呼ばれた独特ながら美しいテールランプが非常に気品があり好きだったのですが後期60系ではこれもコストダウンのように極一般的な意匠になってしまいましたしね、後期からは1G-GEDOHC-24Vも載せられこの部分では前期は適いませんが外観だけなならば後期61マークⅡHTの方が気品&スポーティで好きでした!

↓前期GX51クレスタスーパールーセント



しかし現役時、50だろうが60だろうがマークⅡに次いでチェイサーをも上回る人気車種でしたし後年の中古市場でもそれは継続、80~90年代までは腐る程?見たのですがね、マークⅡは70以降も60系を上回る高い人気でしたからこれの下取りや中古にしてもこれらに代替って感じですっかり姿消しましたね、そりゃこれだけ年数経ってますから仕方ないですが街中ではまずもういない、ハチマルミーティング等で溺愛されているクレスタを何台か見て思わず目を細めてしまいました、何せ人気あったので末期?血気盛んな若い衆に屋根チョンパされたりベタベタにされたりと悲しい末路ばかり見かけたので(+o+)

↓当時モノ『広島』2桁ナンバーは1オナの可能性アリ!ナンバーですらここまでなると希少ですから広島県人に落とされてるのを願います!


出品はナンバー通り広島、落札したのははどこのどいつかまでは分かりませんが(笑)立派な金額!
と言ってもそれ程驚愕ではない20を少し出た程度なのでこれなら店頭は50~60位かな?マニアさんなら思わず手を出したい金額ですよね!

↓画像の限り外装も問題ナシ!現代でも充分大人のサルーンって風格は健在ですね!


しかしクドイですが60系ってクレスタもマークⅡもチェイサーもあんだけ見たのにどこ行った?って感じしません?70系にも言える事ですがあんだけ見たのでまだ街中には普通に走っている気がするんですがねー、時は経ったのですね~(*_*;
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Posted at 2018/02/11 17:59:00

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