同クラスの国産コンパクトにはない走る愉しさを味わえる！

約20年前にデビューしている206ながら古さを感じさせない、国産車にはない小洒落たスタイリングは素直に小さいクルマでもカッコ良く好感が持てる。

車重1t少しなので1.6L DOHCでも充分以上のパワーを発揮、6000rpmまでストレスなく吹けるエンジンはアドレナリンが出るw
シフトフィールやシート、ボディ剛性など全て高いバランスで成り立っている。

国産車と比較したら乗り味は堅い、スポーティ派には歓迎ながら純粋なファミリー層や初心者には堅過ぎると感じるオーナーも多いかもしれない、しかしカチカチて訳でもなくバランス良い走りが可能。
シートや内装の造り込みは良くコンパクトにありがちなコストダウン感は皆無。

このサイズの2BOX HBとしては常識的広さはある、分割可倒Rrシートも装備され荷物により様々な積載は可能、但し小さいクルマ、W/Bの小ささからなるRrシートの足元は結構キツい。

現代目線だとL/12㎞程度なのでテンロクとしては決していい燃費とは言えないが走りが元気な分、これはウィークポイントにはならないと感じる。

人気のあったモデルで中古市場でも台数はまだ出てくるも初期モノはさすがに少なくなってきている。
古さからなるトラブルも勘案する必要はあるが格安でお洒落でスポーティなクルマに乗れるのは検討の余地アリだと感ずる。