2011年10月18日
期待は非現実的!
【転載開始】
ドイツのメルケル首相の報道官は以下のように指摘しており、
金融市場を混乱させています。
『23日のEU首脳会議で、ユーロ圏の債務危機解決に向け最終的な
解決策がまとまるとの期待は非現実的であつり、、メルケル首相は、
この包括的な策により、全てが月曜日までに解決されるとの「夢」は
現実なものにはならず、こうした措置は来年まで続く長い道のりにおける
重要な段階で、その後も更なる措置が続く』との見方を示した、
とロイター電は伝えています。
この発言を受けて一斉にユーロも株も売られ、
DAXは107ポイント下落、NYダウも200ドル下落となっています。
期待が先行していた中に一気に冷水を浴びせられたものですが、
この発言の真意がどこにあるのか、今はまだ分かりませんが、
もし、この発言度通りであれば、3段階破たんシナリオは前倒しになること
になります。
即ち、10月に第一次危機が起こり、
11月にヨーロッパのメガバンクが破たんし、
12月に最終的な金融崩壊が市場を襲うというシナリオが「前倒し」される
ようになります。
全ては23日にどのような合意がされるのか。
これに全てが掛っており、この23日に向けて今後物凄い調整がされること
になります。
今回のG20会合では事実上何も決めることが出来きず、
全て先送りしてしまいましたが、これが今の世界の実態なのです。
金融村を救った際にそのリスクが国に移管したわけですが、
今度国に過剰債務というリスクが表面化し、
では誰にリスクを移管するか、となっているのですが、誰もいません。
世界中で必要としている資金は1000兆円を超えるとみられていますが、
誰もそんなお金は持っていません。
【転載終了】
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このレポートの様に、もともと金融危機の回避は不可能であり、
年内までの先延ばしが限度との観測もありました?
やはり、2012年危機は起こるのか???
当のギリシャが連日のデモで国内の行政がマヒ・・・
この19日、20日にはデモが拡大するとの情報もあります?
震源地のギリシャがこんな状態では、スペイン、イタリアに危機が拡大され、
何れ、世界的な金融危機に広がるのではないでしょうか?
福一問題もそうですが、
金融についても「自己責任」の時代が到来したのでしょう!
“家族・資産は自分で守らなくてはならない”
『国内の混乱に乗じ、TPP参加がなし崩し的に議論されていますが、
本質は紛れも無くNeocolonialism(新植民地主義)の発展形態であり、
資本があらたな市場を求め対外侵略を推進するという帝国主義の復古。』
というような分析もあります。
・ ・ ・ ・ ・ 相棒さんのなんちゃってコラムでした ・ ・ ・ ・ ・
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Posted at
2011/10/18 13:33:30
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