2012年12月02日
「安倍総裁は『借金爆弾』大爆発の引き金を引く」?
国債暴落の仕掛け人カイル・バスが予告 金利急騰は12~18ヶ月以内 -
【転載開始】
「この論争はもう終わった。勝負あったと思っている」
「私たちの政策は正しい。
政策を発表した段階で円高は是正され株価が上がっている」
自民党の安倍晋三総裁は11月23日、岐阜市内で講演し、
持論の「大胆な金融緩和」を唱えることで円安・株高を演出したことを
強調し強い自信を示した(時事通信)。
「この論争はもう終わった、勝負あった、私たちの政策は正しい」
と自信気に演説した安倍総裁の頭の中には、
高速コンピューターを駆使する海外投機筋の「巨大で暴力的な力」への
防衛感覚は全く無い。
日本国債の暴落を狙っていることで有名なヘッジファンド、
ヘイマン・キャピタルのカイル・バスの戦術の中には、
円安と株高を仕掛け日本国債を暴落させるというのがある。
ほかにもグリーンライト・キャピタルのデービッド・アインホーンや、
ペレラ・ワインバーグ・パートナーズのダニエル・アーベスなど、
長く続く円高の下で日本国債暴落を狙い続けてきたヘッジファンドは、
いま逆転の時機を窺っている。
そして、この流れへ他の投機筋が合流する可能性は否定できない。
たとえ円安株高の基調が定着したとしても、
「私たちの政策は正しい」などと即断することはできないのだ。
自民党は自分達の国防政策を自負している。
しかし、この安倍自民党の金融・経済政策は、国家経済の破壊を速め、
その破壊規模を甚大なものにし、そのことにより、
財政基盤を破壊された国防政策の全体が崩壊する可能性を帯びている。
国債暴落はもう、
いまや止めることのできない物理現象のようなものとなってしまっており、
どの党が政権に就いても早いか遅いかの違いだけであるかもしれない。
しかし、安倍自民党の金融・経済政策が及ぼす影響は国民にとって
非常に破壊的なものになるだろう。
「安倍は、自分のしようとしている事がどのような結末になるのかすら理解して
いない。なぜならもし彼がそれを実行すれば、
『債務の爆弾』を爆発させることになるからだ。」
<中略>
安部総裁は3%という数字を出したこともありましたが、
これはあまりに非現実的だったと思います。
2%という数字も大変なことなのですが、
この2%という数字は政治的にコンセンサスが得られるのではないでしょうか、
しかし現実に日銀がこの2%のインフレ目標を達成するのは至難の業と
なるでしょう。
大変な量の国債を購入することになっていくと思われます。
こうなると今動き始めた株の上昇や円安は勢いを増すことでしょう。
そして2%のインフレどころか、5%、10%と諸物価は上がっていくことでしょう。
単純に考えて今の円相場が100円になれば、
エネルギーはほとんど輸入ですから25%ほど高く輸入しなければなりません。
デフレ解消の為のインフレ目標が、
本当のインフレの心配に代わる日がやってくるでしょう。
【転載終了】
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適度のインフレは悪いことではありませんが、
デフレが20年も続いた後で歯止めの効かないインフレに転換したら、
日本経済は破綻するでしょう。
日本の弱点は、政治家に優れた経済ブレーンがいないことです。
特に、「維新の会」など、小泉政権下での「派遣法の改正」で国内経済を
破壊した竹中氏がブレーンとなっているので危険です。
民・自・公+維新の政権は阻止しないと、国民の貧困率が高まります。
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Posted at
2012/12/02 09:53:02
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