2012年12月22日
1999年から金融緩和で何が変わったのか?
【転載開始】
自民党次期政権は、金融緩和をさらに行うとしていますが、
この金融緩和は1999年から実施されており、今年は2012年であり、
この間、自民党政権+民主党政権でいったいどれくらいのマネーを
市場にばらまいてきたのか、誰も検証しません。
公共事業も、有益な事業と無駄な事業があり、
これを混在させながら無駄な事業を進めてきたのは一体だれなのか。
本来なら民主党が無駄な事業を止め、
無駄な事業を徹底的に表面化させるべきだったですが、
結果的にこれができず、「仕分け作業」という茶番を演じ、
官僚・国民からあきれられ、自滅していきましたが、自民党政権に戻り、
また、無駄な事業が再開されることになるのでしょうが、
問題は財源がないことです。
今までの自民党+民主党政権で作り上げた借金総額は1000兆円にも上り、
年金債務は550兆円にも上り、これをどう処理するのか?
インフレにする=金利上昇、となりますが、1,000兆円X2%=20兆円
という金利負担となりますが、
これに10兆円を超える国債元本返済分を併せれば、
年間30兆円を超える国債費になります。
バブルの時でも年間60兆円余りしか税収がなかった中、
今は40兆円台しか税収がありません。
このような中、国債費が30兆円以上となれば、残りは10兆円もありません。
今、世界各国がやろうとしているのは、国民に我慢を強い、年間赤字を減らし、
借金を減少させる政策ですが、
日本は国民にばらまきを続け借金を積みあげていく政策を取っています。
日本は世界とは真逆な方向に向かっています。
いつまで日本は借金を増やし続け、いつまで持続できるでしょうか?
【転載終了】
********************************
日銀が21日に公表した7─9月期の資金循環統計によると、
9月末の家計の金融資産から負債を差し引いた純金融資産は1155兆円。
一方、一般政府の債務残高は1133兆円と過去最高を更新した。
差額を9月末時点でみると2011年が34.1兆円、2010年が71.3兆円と、
政府債務残高は着実に家計純資産残高に近づいている。
自民党のバラマキで確実に逆転するでしょう・・・
いったい、国民は「何も変わっていない自民党」に何を期待したのでしょうか?
一般政府の債務残高が対国内総生産(GDP)比で200%を超える先進国で
最悪の財政状況・・・目に見えない破綻国家なのでしょうか?
石原氏(維新)の官僚統治機構を変えるというのは賛同できることなのですが、
石原氏の本心なのかどうか?以前の国会議員時代に何もできず、
都政に逃げた人なので一概に信用はできない。
ましてや、維新と組んだのは第三局潰しと、息子たちの当選のため、
維新と組んで維新の候補を選挙区に立候補させないことが目的、
と私個人は思っています。
動きを注意深く見ることが肝要である。
公共事業は、先のトンネル崩落事故のように、
経年劣化した橋やトンネルなどが数多くあり、
危険度の高い橋の架け替えなどが最優先である。
ブログ一覧 |
経済 | 日記
Posted at
2012/12/22 10:37:33
今、あなたにおすすめ