2013年11月14日
GDP成長の中身・・・
【転載開始】
発表されましたGDP成長(7-9月期)は、年率1.9%となっていますが、
中身をみますと如何に今の成長が作られているかわかります。
個人消費 +0.1%(4-6月期 +0.6%)
設備投資 +0.2%(4-6月期 +1.1%)
殆ど成長していないのがわかります。
あれだけ高額商品が売れていると報道されていながら、
伸び率はわずか0.1%であり、これでは誤差の範囲に入りますし、
問題は4-6月期に比べ、激減していることです。
0.6%成長から0.1%成長に激減しているこの事実は一体何を表しているのでしょうか?
また、企業の設備投資も4-6月期は1.1%成長していたものが、
7-9月期は一気に0.2%成長とこちらも激減しています。
個人も企業も殆ど支出していないのが今回のGDP成長から見えてくるのです。
では、何が伸びたのでしょうか?
公共投資 +6.5%
住宅投資 +2.7%
政府の公共事業が6.5%も伸びていることが、GDP成長に寄与しているのです。
国債を発行して公共事業を行い、GDO成長しているように見せているのです。
では、円安で輸出はどうでしょうか?
-0.6%
本来なら輸出は円安で増えても不思議ではありませんが、
実際には<マイナス>になっており、
企業は円安で利益を上げていると言われていますが、
実際には、円安が利益をかさ上げしているもので、
企業の実態からすれば、製品は販売できず、在庫はたまる、
コストは上昇するとなっており、企業からすれば、
このような状態で設備投資をしたり賃上げしたら自殺行為になるのは明白であり、
このため、設備投資は増えていないのです。
マスコミはGDP成長という事をはやすでしょうが、
企業・個人からすれば収入が増えないために消費もできず、
企業はいまでも設備が余っており、いまさら設備投資もできず、
ただ立ちすくんでいる状態が今の状態なのです。
マスコミ発表とは全く違った内容が今回の分析となりますが、
事実は事実となっています。
【転載終了】
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この数字を見ていただければ、「アベノミクス」の正体がわかると思います。
アベノミクスに懐疑的だった方たちは私を含め、このバラマキを指摘していましたが、
数字が証明したような気がします。
個人的には、この手法は副作用が大きいような気がしますが。
私にクレームをつけてきた「ネトウヨ君」は納得してくれたでしょうかね~?
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Posted at
2013/11/14 20:17:41
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