国会が安保法案の質疑で若干荒れ模様ですね。しかし、この法案ちょっと怪しげな側面も指摘されています。日本の商社がシェールガス事業に巨額な投資をしていることは知られていますが、そして、各商社が大きな損失も出しているのはご承知の事実です。ホルムズ海峡を通過する原油の行き先はトップが中国で、次いで日本向けです。ホルムズ海峡が封鎖されて原油がストップして打撃を受けるのは、中国、日本ということになります。某国がホルムズ海峡周辺に紛争をおこし、ホルムズ海峡の機雷敷設を誘導するのではないかとの疑いもありますが、可能性の高い国は多分イランではないでしょうか?要するにシェールガスの活性化を狙っているのではないかというのです。安倍総理の「機雷掃海」も集団的自衛権の範疇としていますが、ホルムズ海峡の最狭部には公海はなく、オマーンとイランの領海が重なっています。従って、敷設された機雷の掃海作業は戦争行為とされます。掃海艇が攻撃される可能性が大きいとされていますので、掃海作業は不可能ではないでしょうか?自衛隊が集団的自衛権を行使した場合、対イランという構図だろうから、ロシアとの関係も悪化することになるのではないでしょうか。中東には日本に友好的な国が多いのですが、昨今アメリカ追随があからさまなので日本に対しての印象が変わってきているようです、などと国会論戦を見ながら、妄想をする今日この頃・・・