【転載開始】
日本国内の自動車生産台数が15ケ月連続減少していると発表されています。
9月生産台数 828,817台 (-2.6%)
乗用車 - 1.7% 702,380台
トラック - 8.0% 113,914台
バス - 4.9% 12,523台
また、国内需要は7.6%減少の479,375台となっており、内訳は以下の通りです。
乗用車 -7.4%
トラック -8.6%
バス +3.7%(総数1,389台)
伸びているバスは1389台となっており、唯一明るい分野ですが、
台数からすればしれています。
今や日本の自動車産業、特に軽自動車は壊滅的打撃を受けており、
上記の生産台数では軽自動車は-15.9%も減少しており、
在庫が積み上げっているのもわかります。
軽の不振は、駆け込み需要を先食いしたためと言われていますが、
ここまで需要を先食いしたはずもなく、
実際には地方景気の悪化もあり、買い替え需要そのものが減少していると言えるのです。
自動車の国内生産の減少はあらゆる面に悪影響を与えることになり、
今後、素材産業を中心にリストラ等が一気に出てくるかも知れません。
トヨタはすでにグループ会社の<一次下請け>業者に値引き要請を行っており、
これが今後2次、3次、4次という流れになり、末端では10%を超える値引き要請となり、
経営が行き詰まる中小企業も出てくるかもしれません。
【転載終了】
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先日、家電が総崩れという記事を書きましたが、
我が県の電器関係も純利益が50%も減少しています。
景気浮揚は自動車かと思いますが、結局自動車も販売減少が止まらないようです。
消費増税と自動車税が増税された軽自動車の販売減が影響しているのでしょう。
実は、消費税還付金についての記事があり(2012年データ)、
上記の関連から言うと、トヨタは還付金がないと毎年赤字だったことが書かれていました。
要するに、税金で黒字になっていたということです・・・あの、トヨタがです。
そうなると、記事中の下請けへのコストダウンの理由がわかります。
売り上げが減り、利益が減少しているということなのでしょう。
トヨタは、過去5年間で1兆3009億円の消費税還付金を受けているようです。
要するに、消費税の23%が大手企業の赤字の穴埋めに使われていたということです。
トヨタがこの状態だとすると、
還付金がないと大手全てが赤字とみてもいいのかもしれません。
日本の経営者は無能だったということになります。
下記データを見ると、消費税増税は大手企業のためだったということになりますし、
合わせて、法人税減税もしているのです。
安倍政権は、財界と某国の要望を丸呑みしただけの政治しかしていないことになります。
※2012年の参考データの一部です。
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Posted at
2015/10/31 07:33:53