2016年02月19日
国民泣かせの統計続々・・・
日刊ゲンダイより。
【転載開始】
■国民泣かせの統計続々…それでも安倍政権「高支持率」の怪(2016年2月19日)
最近世間を騒がせている「数字」は“庶民泣かせ”のものばかり。
それなのに、読売新聞が今月12~14日に実施した世論調査では、
安倍内閣の支持率は52%。前回調査から4ポイント減とはいえ、理解に苦しむ数字だ。
たとえば、預金金利。
黒田日銀が“マイナス金利”なんて当たるわけもないバズーカをぶっ放したもんだから、
三井住友銀行に続き、りそな銀行も18日から、
普通預金の金利を年0.02%から0.001%に引き下げる。
100万円を1年預けて、利息はたったの10円だ。
9日の東京債券市場では、
日本の長期金利の指標である10年国債利回りが一時マイナス金利に突入し、
市場関係者に衝撃を与えた。
総務省が16日に発表した労働力調査(昨年10~12月期)によると、
正規社員は前年同期比で26万人増の3307万人。
非正規は12万人増の2015万人というが、
ダマされちゃダメだ。安倍政権が発足した12年同期比では、
正規は23万人減、非正規は172万人も増えている。
これじゃあ財布のヒモが固くなるのも当然で、
総務省が同日発表した家計調査によると、2人以上の世帯が昨年使ったお金は、
月平均28万7373円。実質で前年比2.3%マイナスで、2年連続で前年を下回った。
当然ながら、15日に発表された昨年10~12月期の実質GDPは年率換算で
マイナス1.4%と、2期ぶりにマイナス成長に。
GDPの6割近くを占める個人消費が前期比マイナス0.8%になったことが響いている。
菅義偉官房長官は「今後も景気は緩やかに回復が見込まれると考えている」
などと強がっていたが、よく言うよ。
ちなみに、前出の読売の調査では、77%が景気の回復を「実感していない」と回答した。
政治家のような“上級国民”と庶民の温度差は激しい。
「マイナス金利は預金や国債頼みの高齢者を直撃し、個人消費はますます凍りつく。
経営者のマインドも冷え込み、春闘での賃金アップも望み薄。ますます消費が冷え・・・
という負の連鎖です。安倍政権もさることながら、野党にもっと頑張ってもらわないと」
(経済評論家・荻原博子氏)
さらに円高株安と、アベクロはやることなすこと裏目裏目。
庶民殺しの政権を支持しているのは、いったい誰だ?
【転載終了】
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安倍応援団のマスコミが支持率を上げ底にしているのは分かりますが、
それでも高い数字だと思います。
支持する理由がちょっと見当たらないのに何とも不思議な感じですが、
支持する方の半数が消極的支持という日本人の欠点ともいえる曖昧さなのかも?
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Posted at
2016/02/19 07:35:53
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