2016年10月30日
日ロ首脳会談は北方領土“ゼロ回答”確実に・・・?
日刊ゲンダイより。
【転載開始】
■安倍政権に激震 日ロ首脳会談は北方領土“ゼロ回答”確実に<2016年10月30日>
やっぱり北方領土は“ゼロ回答”に終わりそうだ。
「有害だ」――27日、ロシアのプーチン大統領は、
いつまでに日本との平和条約を締結するか、
期限を設けることについてこう発言した。
菅官房長官は「簡単にすぐ(締結)できるものではない」と冷静を装っているが、
安倍政権に激震が走っている。
12月15日の地元山口での日ロ首脳会談で、
北方領土問題での進展を目指していた安倍首相。
しかし、島の返還どころか、
スケジュールすら立てられない空っぽの外交交渉になりそうだ。
さらに、プーチンはこうも言っていて、政府関係者はショックを受けている。
「強い信頼関係にある中国との国境画定交渉ですら40年を要した。残念ながら、
日本とはその水準に達していない」
40年とは気が遠くなる。安倍首相が胸を張っていた“信頼関係”は、
完全に足蹴にされた格好だ。
元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。
「プーチン大統領は国民から高い支持を得ているイメージがありますが、
ナショナリズムをベースにしたもので、安定したものではない。5月のロシアでの
世論調査では8割が日本への島の引き渡しに反対しています。国内世論を無視
してまで、日本との交渉を進展させるつもりはないでしょう。日本側は歯舞、
色丹でリップサービスしてくれるのではと期待がありましたが、今回の発言でそれも
なくなりました」
■日ロ経済協は着々
ロシアサイドは、8月ぐらいまでは、色よい返事をしそうな姿勢だったという。
だから日本側も経済協力を約束し、ロシア経済分野協力担当大臣までつくった。
ところが最近になって、突然、かたくなな態度になっているという。
安倍首相はプーチンの術中にはまってしまった可能性もある。
12月の日ロ首脳会談はどんな内容になるのだろうか。
「酒を交わして、真剣に協議していきましょう、という感じでしょうか。“成果”とは
呼べないレベルで、解散総選挙の土産にはならないでしょう。そもそも、本気で
締結に向けて詰める気があるなら、東京で開催すべきです」(孫崎享氏)
ロシア政府は25日、日ロ経済協力計画で、極東ロシアの事業規模が
約1.7兆円超に達すると発表した。
安倍首相は5月、ソチでプーチンに経済協力のプランを提案している。
経済協力の方は着々と進行している。
【転載終了】
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今までの安倍外交はお金だけ取られていいようにいなされている、
という感じが常のような気がします。
今回も北方領土を材料に、
経済協力というお金だけを取られそうな感じがするのは私だけでしょうか?
孫崎氏がいうように、外交交渉なら東京でやるべきであり、
首相の地元というのは“接待”になってしまいそうですね。
兎に角、こんなに外交が下手な政権も珍しいような気がします。
外務省が悪いのでしょうかね?
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Posted at
2016/10/30 10:14:23
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