2019年01月29日
日ロ交渉ご破算で・・・プーチンの“安倍パッシング”が始まる!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■日ロ交渉ご破算で・・・
プーチンの“安倍パッシング”が始まる
公開日:2019/01/28
安倍首相の外遊詰め込みで
先延ばしにされた通常国会は
28日、ようやく召集された。
「戦後外交の総決算」を掲げる
安倍首相は、日ロ平和条約
締結交渉を前進させると意気込み、
25回目の首脳会談に臨んだ
ものの、手ぶらで帰国。
「外交交渉」を口実に詳細な説明
から逃げているが、日ロ交渉は
終わったも同然だ。
共同通信が26日に報じた
パノフ元駐日ロシア大使の
インタビューは、合点がいく内容
だった。
それによると、北方領土問題を巡り、
安倍首相は昨年11月の首脳会談
でプーチン大統領に1956年の
日ソ共同宣言に基づく交渉受け
入れを表明。
歯舞群島、色丹島の引き渡しだけ
で解決する方針を伝えたという。
国会にも国民にも一度も説明
することなく、従来の政府方針
である4島返還を後退させ、
2島返還で手を打とうとしているの
である。
ロシア側には好都合な展開にも
かかわらず、先週の首脳会談は
シラケきっていた。
プーチンの遅刻はお決まりだが、
民間企業トップらの同行を拒否。
共同記者発表で安倍首相が
プーチンとの親密さをアピール
するとラブロフ外相は露骨に
顔をしかめ、両首脳の握手
シーンでは日本側が拍手で
盛り上げたにもかかわらず、
ロシア側は棒立ちだった。
「プーチン大統領は昨年まとめた
年金受給開始年齢の引き上げで
世論の猛反発を招き、急激に求心
力を失っています。14年のクリミア
併合で支持率を上げたように、
ロシアは領土拡大には大賛成し、
喪失には大反対する国民性です。
このタイミングで領土交渉を進め
ようとする安倍首相は“招かれざる
客”でしかありません」
(筑波大教授の中村逸郎氏)
■支持率さらに低下 過去最低32・8%
ロシア政府系世論調査機関
「全ロシア世論調査センター」の
政治家信頼度調査(20日時点)に
よると、プーチンは1位だったものの、
「信頼する」との回答は32・8%まで
低下。
06年以降に公表している中で最低
の数字だという。
「ジリ貧の支持率に苦しむプーチン
大統領にとって、領土交渉は鬼門
です。安倍首相を相手にするだけ、
世論の反発を増幅しかねない状況
のため、“安倍パッシング”に拍車が
かかるのではないか」
(対ロ外交関係者)
ラブロフがしかめっ面を見せたのは、
安倍首相が「6月にウラジーミルを
G20サミットにお招きします」と言及
した瞬間だった。
慣例を破ってG7前にG20を開催する
汚い手まで使い、7月の参院選対策
の成果に躍起の安倍首相だが、
「プーチン欠席」で大恥をかく展開も
ありそうだ。
【転載終了】
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「嵐」のこのタイミングでの休業
記者会見は、スピン報道としか
思えませんね。
安倍首相の無能さをB層に隠す
には効果があるでしょうね。
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Posted at
2019/01/29 14:55:16
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