2020年08月11日
沖縄・西表島で初の2次感染例・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■沖縄・西表島で初の2次感染例・・・
離島医療の厳しすぎる現状
公開日:2020/08/08
人口10万人当たりの新型コロナ
ウイルスの感染者が全国最多の沖縄県。
深刻な感染拡大に歯止めがかからず、
7日の新規感染者は100人に達し、
過去最多を更新した。
医療体制が逼迫する中、とりわけ脆弱
な離島にも広がり、危機的状況だ。
西表島で4日に感染が確認された
のが、島内の男性会社員(19)。
石垣市で感染が判明した
20代キャバクラ嬢2人の濃厚接触者
で、先月27日に島内でバーベキュー
をしていた10人のうちの3人だった。
入院施設がない県内の離島で感染者が
出たのは初めてのこと。
石垣島を中心に竹富島や西表島など
からなる八重山諸島の感染症指定医療
機関は石垣市の県立八重山病院のみ。
西表島の医療機関は診療所1軒しか
なく、医師1人で運営する厳しい状況
だ。
そのため、八重山病院の医師が5日に
西表島入りし、濃厚接触者12人の
検査を実施。
男性会社員と同居する50代の父親と
10代の弟の陽性が確認され、
これまた初の2次感染例となった。
■海保の巡視船で石垣島へ輸送
西表島を管轄する八重山保健所健康
推進班の担当者がこう言う。
「離島で感染者が確認されると、海上
保安庁に要請し、巡視船で搬送します。
保健所の職員2人が防護服を着て陽性
者に付き添い、約1時間かけて石垣島
まで連れて行きます。感染が判明して
いなくても濃厚接触者で症状があるな
ど、強く疑われる場合は同様の措置を
取ります。ただ海上保安庁にも本来の
任務がありますから、協力いただける
範囲でということになります。無症状
の濃厚接触者は、民間のフェリーで
石垣島まで検査を受けに行くことにな
るので、移動の際の感染リスクがあり
ます」
八重山病院の感染症用病床はわずか
9床。
それも2日に満床になり、一般病棟を
活用して11人の入院患者を受け入れ
た。
その後、軽症者や無症状者を宿泊療養
施設に移送。
5人が入院、13人が施設で過ごして
いるという(6日現在)。
7日、分科会は都道府県が対策を
強化する際の判断材料となる6種類か
らなる指標をまとめ、地域の感染状況
をステージ1(散発的発生)~4
(爆発的感染拡大)の4段階に区分す
るよう提案。
尾身茂会長は
「沖縄は2つの指標はステージ4」と
評価した。
八重山保健所職員は40人足らず。
医療施設もマンパワーも不十分な離島
でクラスターが発生したら、島中は
パニック必至だ。
夏休みで増える観光客に、島民がおび
えるのも無理はない。
【転載終了】
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一般国民は、離島の医療事情にそんな
に詳しくはありませんから、旅行業者や
宿泊施設などがお断りするような対応
できるようにした方がよさそうですね。
常時ではないので。
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Posted at
2020/08/11 22:06:30
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