2022年10月15日
ロシア国内で横行する「動員逃れ狩り」の惨状・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■ロシア国内で横行する「動員逃れ狩り」の
惨状・・・狙いは“反プーチン”取り締まりか
公開日:2022/10/15
ロシアのプーチン大統領が発令した部分
動員令をキッカケに、ずさんな動員実態が
浮き彫りになっている。
対象外の高齢者や重病患者などに招集令状
が届く事態を受け、プーチン大統領は
「全ての誤りを正すべきだ」と表向き是正
を求めたが、実際は改善どころか、
大規模な“動員逃れ狩り”まで横行している
惨状だ。
ロシアの人権団体
「Net Freedoms Project」によると、
ロシア当局は国防省と結託し、警察や
税務署、病院やホテルなどのデータベース
を使って動員逃れの国民を調べあげている
という。
独立系英字紙モスクワ・タイムズは12日、
取り締まりの一例として、招集延期証明書
を持った学生を警察が3回も拘束したと
報じた。
記事によれば、警察がモスクワ市内の
ホテルに宿泊していた18歳から55歳まで
の男性客40人を軍の徴兵事務所に連行。
ロシア第2の都市サンクトペテルブルク
では、ぜんそく患者の男性が治療のために
総合病院の予約システムを通じて診療を
予約したところ、医師から令状を渡される
“珍事件”も発生したという。
■「プーチンの戦争」に否定的な市民を
排除
血眼になって兵士をカキ集めているの
は、それだけ劣勢を強いられているから
なのか。
筑波大名誉教授の中村逸郎氏
(ロシア政治)がこう言う。
「招集された兵士がロクに訓練も受けな
いまま戦地に送られる現状を踏まえると、
恐らく、当局は劣勢を覆す戦力は期待して
いません。『動員逃れ=反戦者』と見なし
て片っ端から連行していくことで、国内の
反戦・厭戦ムードを抑える目的だと考えら
れます。ロシア国内では列車や飛行機での
移動、ホテルの宿泊、病院での診察など、
あらゆる場面で、個人情報をまとめたID
カードの提示を求められます。顔認証
システムも発達しているので、誰がどこ
で何をしているか逐一把握できるネット
ワークが構築されています。私もロシア
警察に呼び止められ、顔認証されたこと
がありました。そうしたネットワークを
使って『プーチンの戦争』に否定的な市民
を排除すると同時に、監視力の強化を図っ
ているのでしょう」
まるで、イギリスの作家
ジョージ・オーウェルの代表作「1984」
の世界だ。
ますますディストピア然としてきた。
【転載終了】
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ロシアプーチン政権崩壊の兆候です
かね。
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Posted at
2022/10/15 08:14:13
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